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よわむし の りょうし と きこり
(イソップどうわ)
にほんご ・ えいご ・ ちゅうごくご
にほんご & えいご ・にほんご & ちゅうごくご
ひとり の りょうし が、ライオン の あしあと を さがして いました。
すると きこり が いた ので、
「もしもし、この へん で ライオン の あしあと を みません でしたか?
ライオン の ねぐら は どの あたりか しりませんか?」
と、ききました。
きこりは、
「ああ、しっているよ。
いまから おれ と いっしょ に くれば、ライオン を みせて やるよ」
と、こたえました。
すると りょうし は まっさお に なって、こわさ に は を ガチガチ させて いいました。
「い、い、いえ、なに、わたし が さがしている のは、ライオン の あしあと なんで、
その、ほんとう の ライオン なんて、とんでもない」
この おはなし は、くちさき では つよがり を いう くせ に、じつ は よわむし の ひと を みわける ほうほう を おしえています。
おしまい
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