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たびびと と プラタナス
(イソップどうわ)
にほんご ・ えいご ・ ちゅうごくご
にほんご & えいご ・にほんご & ちゅうごくご
なつ の まひる に、かんかん てる ひざし で、
すっかり つかれた ふたり の たびびと が いっぽん の プラタナス を みつけて その かげ に にげこみました。
しげった は の した の すずしい ところ に よこ に なって やすみ ながら、たびびとたち は プラタナス の えだ を ゆびさして、
「プラタナスって やつ は、み も ならないし、にんげん の やく には ちっとも たたない き だな」
と、いいました。
すると、プラタナス の き は おこって、
「この おんしらずめ!
いま この とおり、わたし の おかげ で たすかっている くせ に、やく に たたない だの み が ならない だの と バカ に して」
この プラタナス と おなじ よう に、にんげん で もまわり の ひと に しんせつ に して あげて いる のに、ありがたい と おもって もらえない ひと が います。
おしまい
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