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うま と ロバ
(イソップどうわ)
にほんご ・ えいご ・ ちゅうごくご
にほんご & えいご ・にほんご & ちゅうごくご
ある ところ に、うま と ロバ を かっている おとこのひと が いました。
あるひ の こと、おとこのひと は にひき を つれて たび に でかけました。
とちゅう で、ロバ は うま に いいました。
「あの、ぼく の にもつ を すこし もって くれませんか? おもたくて、し に そうなんです」
「・・・・・・」
でも、うま は しんどい のが きらい で、きこえない ふり を しました。
ロバ は もういちど、うま に たのみましたが、うま は また きこえない ふり です。
すると つかれきった ロバ は バタリ と たおれて、そのまま しんで しまいました。
それ を みた おとこのひと は、ロバ の にもつ を うま の せなか に のせました。
それ ばかりか しんだ ロバ の かわ を はいで、その かわ まで うま の せなか に のせた の です。
「ああーぁ」
うま は、ためいき を つきました。
「おれ は、バカだな。
ちょっと の にもつ を もつ のを いやがった ため に ともだち の ロバくん は しんでしまうし、
ロバくん の にもつ だけ で なく、ロバくん の かわ まで しょわされて しまったよ」
これは、つよい もの が よわい もの を てつだって あげれば、どっち も たすかった という おはなし です。
みんな も こまって いる ひと が いたら、たすけて あげて くださいね。
おしまい
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