福娘童話集 きょうの世界の名作・昔話 童話・昔話・おとぎ話の福娘童話集
 
     7月22日の豆知識

366日への旅
きょうの記念日
下駄の日
きょうの誕生花
まつよいぐさ
きょうの誕生日・出来事
1959年 森公美子(オペラ歌手)
 7月22日の童話・昔話

福娘童話集
きょうの日本昔話
カッパの宝物
きょうの世界昔話
オオカミ男
きょうの日本民話
美しい竜の娘
きょうのイソップ童話
メンドリとツバメ
きょうの江戸小話
うなぎのてんのぼり
7月22日の広告

福娘童話集 > きょうの世界昔話 > 7月の世界昔話 > オオカミ男

7月22日の世界の昔話

オオカミ男

オオカミ男
イギリスの昔話 → イギリスの国情報

 むかしむかし、ある村に、ハンスとクンツという、人のよいお百姓(ひゃくしょう)さんがすんでいました。
 ある日のこと、二人はたきぎをひろいに森へ出かけていきました。
 道のとちゅうで、二人は一人の男にであいました。
「こんにちは。あなたがたは森へいくのですか? わたしも、おともさせてくださいよ」
 男はたきぎをしばるつなをもっていたので、二人はすっかりしんじて、
「ああ、いいとも。いっしょにいきましょう」
と、いいました。
 男はキバのようなするどい歯をして、こわい目つきをしていたのですが、人のよいハンスとクンツは、男にしんせつにしてあげました。
 そして楽しく話をしながら、森まで歩いていきました。
 さて、森についた三人は、さっそくたきぎをひろい集めて、たばにしていきました。
「さあさあ、これだけ集めればじゅうぶんだ。そろそろ帰りましょうか」
 三人は重いたきぎをせおい、あせをふきふき歩きました。
 やがて、ひろい野原にさしかかりました。
「ああ、あつい、あつい。あせがびっしょりだ。どうです。たきぎをおろして、このあたりで休みませんか?」
 ハンスがいうと、男も答えました。
「まったく、重たくてかなわん」
 みんなは大きな木の下で、ひと休みすることにしました。
 遠くの方に、五、六頭のウマが、子ウマを連れて草を食べているのが見えました。
「少し、昼寝でもしませんか?」
「ああ、いいですね」
 ハンスもクンツも賛成しました。
 ハンスはすぐにねむってしまい、クンツもウトウトしていた、その時です。
 後ろの方で、ガサガサと音がしたのです。
(おや、何の音だろう?)
 クンツは寝返りをうつと、そっと、うす目で音のする方を見ました。
 ちょうど、男が服を脱いでいるところでした。
 そして裸になった男は、たちまち灰色のおそろしいオオカミになったのです。
 オオカミはウマのいる方へものすごい早さでかけていくと、そこにいた子ウマにとびかかって、あっという間に食べてしまったのです。
「うむ、あまりうまくないウマだったな。まあいい、口直しに、後であの2人の人間を食ってやろう」
 オオカミは口の周りについた血を長い舌でペロリとなめ回すと、人間の姿になって服を着て、なにくわぬ顔で2人を起こしました。
「そろそろ起きて、出発しようか?」
 ハンスは、すぐに起きあがりました。
 クンツは恐怖のあまり、ガタガタとふるえていましたが、オオカミにばれないよう、なんとかふるえをがまんして起きあがりました。
 三人はしばらく道を歩いていましたが、オオカミの男が、とつぜんお腹を押さえて立ち止まりました。
「あいてて! あいてててて!」
 クンツには、その理由がすぐにわかりました。
「やい、オオカミ男め! 子ウマを一頭たいらげれば、誰だって腹が痛くなるさ。さあハンス。逃げるならいまのうちだ!」
「なんだと、おまえたちも食ってやる!」
 オオカミ男は2人を追いかけましたが、お腹が痛くてうまく走れません。
 ハンスとクンツは、なんとかオオカミ男から逃げることが出来ました。

おしまい

一覧へ移動   このページを閉じる   ホームへ移動

きょうの世界昔話
ミニカレンダー
<<  7月  >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
福娘のサイト
366日への旅
毎日の記念日・誕生花 ・有名人の誕生日と性格判断
福娘童話集
世界と日本の童話と昔話
子どもの病気相談所
病気検索と対応方法、症状から検索するWEB問診
世界60秒巡り
国旗国歌や世界遺産など、世界の国々の豆知識
- 広 告 -