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      福娘童話集 > 百物語 > 三月 
      3月19日の百物語 
         (3月19日的日本鬼故事) 
          
         
人間のことばを話したウマ 
馬港人話 
 
・日本語 ・日本語&中国語 
       
      ※本作品は、読者からの投稿作品です。 投稿希望は、メールをお送りください。→連絡先 
      
       
      投稿者 「櫻井園子」  櫻井園子エス代表 《櫻井園子キャンドルWEB販売》 
      
      むかしむかし、合戦(かっせん)の為に出陣(しゅつじん)していたある殿さまが、陣中(じんちゅう)で病気になってしまいました。 
        好久以前、打仗、領主自己出征、撐場面、到軍營裡面害病了。 
         
      その日の夜ふけ、見回りをしていた家来の者が殿さまの可愛がっている二頭の馬がいる馬屋の近くで、こんな会話を耳にしました。 
      晚上、巡邏的甲士就到走領主愛馬的馬棚邊上、聽到這麼一回事。 
       
      「ああ、今度はだめだな」 
        這次挺不過去啦。 
         
      「そうだな。悲しい事だが、明日の朝までのお命だろう」 
      是啊、米得一點辦法、也就只能到明天早上了 
       
      「どうせなら、戦いの中で死にたかったろうに」 
        還港會戰死沙場 
         
      「せめて殿さまが、極楽へ行ける様に祈ろう」 
        我們也是一起幫他祈福吧。 
         
      それを聞いて、家来はびっくりです。 
      巡邏的一聽骸一跳 
       
      (殿さまだと!? 一体誰が話しているのだ?) 
      港的是領主啊?是那個到港這些? 
       
      家来が馬屋に飛び込むと、そこには二頭の馬以外、誰もいませんでした。 
      甲士衝到馬棚、就只看到兩匹馬。 
       
      「そんなはずは、確かに馬屋から聞こえたのに」 
      怪事、裡面確實是有人港話啊 
       
      家来がふと見ると、殿さまが可愛がっている二頭の馬の大きな目に、涙が浮かんでいました。 
      再一看兩匹馬眼睛水雙拋。 
       
      「・・・まさか、お前たちがしゃべっていたのか?」 
      為(難道)是你們到港話? 
       
      やがて夜が明けると、殿さまは静かに息をひきとったという事です。 
      天亮領主也過就走啦。 
      おしまい 
        结束 
         
        (回到上一页) 
         
        
 
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