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9月29日の日本民話
(9月29日的日本民間故事)
川場温泉
地湧火脈
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、川場温泉というところはとても水不足で、温泉どころか普段の飲み水にも困っていました。
好久以前的川場嚴重缺水、雖講後面以盛產溫泉而聞名、但原先是連平時的生活用水都好缺。
ある日の事、旅の途中の弘法大師がこの地を訪れて、一人の老婆に水を頼みました。
這天弘法大師走四地雲遊、這裡走那裡去、到了個新地、口有點渴、問了個老婆子討點水吃。
「すみません。長旅でのどが渇いて困っております。どうか水を、めぐんで頂けないでしょうか?」
這就開口了、客套了一下、講自己想吃口水
すると老婆は、にっこり笑って、
「はい。それではこれをどうぞ」
と、貴重な水を、大師に差し出したのです。
婆子這就舀了碗水來過起了和尚、
當時這地方水還是稀有物資。
「ありがたい。これは、おいしそうだ」
大師はそれをゴクゴクと飲み干すと、老婆に尋ねました。
法師一飲而盡、講這水清冽啦。
又問婆子打聽。
「見たところ、このあたりでは水に不自由しておるようだが」
講我看你們這地方水好像是好缺樣的啊、怎麼回事哦?
「はい。確かに水にも不自由しておりますが、このあたりは食べ物が悪いせいか、脚気(かっけ)になる者が多くいて困っております。もしここに温泉がわいたら、どんなにか役に立つでしょうね」
是有點缺、而是不止是水、這地方田裡也就只能產哪幾樣、不曉得是不是天天吃的原因、這地方所有人基本上都有踋氣、要是有條溫泉泡踋就好啦。
「なるほど、温泉ですか。・・・やった事はないが、この土地なら」
估計是身體裡面缺了甚麼微量元素、這我也幫不了你、不過有條溫泉可以泡踋確實是好些。
大師はそう言うと、手に持った錫杖(しゃくじょう)の先で地面を何度かコンコンと叩きました。
法師好像就是有辦法樣的、取到自己的法杖三番五次的往地上撴。
「よし、これならいけそうだ」
我這就讓你見證奇蹟。
そして錫杖を振り上げた大師が力強く振り下ろすと、そこからたちまち湯煙があがって豊富なお湯がわきはじめたのです。
這就看到法師撴完、取杖手裡面一舞、這就地涌火脈、一陣白煙並到炦水涌出、這過就真一道天然的溫泉成了。
「これは、温泉! お坊さま、ありがとうございます!」
我日!你還真的會法術啊!神仙啊!
老婆は大喜びで大師にお礼を言おうとしましたが、気づいたときには大師の姿はなかったそうです。
老婆子就好像是看到了仙人、對到別個是好恭敬了起來、又是三番五次的道謝。
川場温泉では今でも湯船のそばに弘法大師をまつっており、この温泉の湯は脚気に効くと評判だそうです。
這過就東傳西傳、反正後面是講這條溫泉以可以治療踋氣而出名了。
おしまい
结束
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