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福娘童話集 > 日本民間故事 > 十二月

12月18日の日本民話
(12月18日的日本民間故事)
子うみ石

子産石(こうみいし) (健全普通話版)
子產石

日本語 ・日本語&中国語

むかしむかし、ある村の道のまん中に、どうやっても動かせない大きな石がありました。
在很久很久以前、就一個村子的大道中間、有是攔路堵住了一顆非常非常之大的巨石呢。

その石は夜になるときみょうな声を出すので、みんなはこの石を《化け石》と呼んでこわがり、夜は誰もその道を通りませんでした。
這個石頭還有關於它的鬼故事、那就是它會在半夜自己發出叫聲呢、於是乎呀、村子的大夥們也都是稱這個石頭為“妖怪石”了、到了晚上是誰也不會去走這條大石所在的那條路呢。

ある夜、となり村まで用事で行った庄屋(しょうや)さんが、村へ帰るのにどうしても化け石の一本道を通らなければならなくなりました。
但就是有一個夜晚、村子裡的一位裡長呢、人家先就是去鄰村有事要忙、最後回來的時間晩了點、這就大半夜在回村的路上是不得不去面對那塊巨大的妖怪石了。

「こわいが、仕方がないな」
天啦天啦、真恐怖、可現在即便就是不情願也沒辦法了呀。

庄屋さんが、こわごわ化け石の横を通り抜けると、
裡長這就快步穿過了岩石、而這時呀。

「お願いします。助けて下さい」
救命救命、拜託拜託幫幫我把。

「お願いします。助けて下さい」
快來幫幫我吧、求求你了呀。

と、うしろから女の人の声が聞こえるのです。
這可不一陣淒絕的女人哀嚎是給你響了起來嗎。

「ひぇー! だっ、誰だ!?」
哇啊啊啊!誰、到底是誰呀!?

庄屋さんがビックリしてふりかえると、あの化け石が女の声で、
裡長這就是給當場吓傻、人麻了、而這時呢、石頭中一個女人的聲音又是出現。

「わたしは、化け石と呼ばれる女石(おんないし)です。
是我、是我、我是女石、也就是這塊被你們稱做是妖怪石的巨岩呢。

わたしには間もなく子どもが産まれますが、腹が空いてこまっております。
再沒有多久我就也要臨盆生下小孩了、可就現在我的肚中還是飢腸轆轆、挨著餓呢。

何か、食べる物をめぐんで下さい」
還請是幫幫忙給我找來點甚麼吃的東西吧。

と、言ったのです。
人家是這樣請求到。

それを聞いてかわいそうに思った庄屋さんは、こわいのを忘れて言いました。
裡長呢、就到了石頭這樣說之後當下就感覺到了這人是十分的可憐、也就是忘記了恐懼。

「おおっ、そうか。少し待っていろ」
行行行、我知道了、你等我一下、我這就給你找。

そして急いで家に帰ってご飯をたくと、にぎり飯をたくさん作って化け石のそばに持っていきました。
回到家的裡長這就急著是把一個個的飯糰給準備了起來、最後總算是整出了個一大麻袋後、又是跑到了石頭哪裡準備給人獻了。

すると化け石から白い手が出てきて、にぎり飯を次々と化け石の中に入れていったのです。
接下來就只見這石頭她竟然又是伸出了個小小的細手、然後握起了飯糰是一個個的將其吞中自己口中了。

やがてお腹がいっぱいになった化け石は、おにぎりぐらいの大きさの黒い石を庄屋さんに差し出しました。
片刻後、這次總算是吃飽了的妖怪石、她是把一個東西作為謝禮給交給裡長了、那是一個和飯糰一樣大小的黑色石頭呢。

「お礼に、これをお持ち下さい。これは子産石(こうみいし)と言って、幸運を呼び込む石です。あなたの家を、いつまでも栄えさせるでしょう」
還請就把這個當成是謝禮把它收下吧、這個小傢伙的名字它叫做子產石、有著可以是給你帶來幸運的能力呢、你的家中會因為有著它的存在而變得一直一直的長久富裕起來。

その子産石を大切にまつった庄屋さんの家は、それからいつまでも栄えました。
就這樣呀、裡長拿到了這個寶貝後是回了家、還別說、後面這就真是天天好運來、裡長的家族他就是一直沒有見沒落過、一代接一代的。

そして子産石の名の通り、子産石は時々、本当に子石(こいし)を産んだそうです。
然後呀、就又說說這個小小的子產石吧、和它的名字一樣、它還真的是會生小孩呢、經常就是見它時不時的就又自己生下了一個小石子這樣。

おしまい
结束

↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓

子産石(こうみいし)
異石

むかしむかし、ある村の道のまん中に、どうやっても動かせない大きな石がありました。
到好久以前、這就村子的大路正中間、被一條大石橫到的。

その石は夜になるときみょうな声を出すので、みんなはこの石を《化け石》と呼んでこわがり、夜は誰もその道を通りませんでした。
這嵒頭不僅擋路他還怪啦、一到晚上過獨自發出怪聲、到那裡鬼叫、村裡人就都講這嵒頭邪門、一到晚上從不走那條夜路。

ある夜、となり村まで用事で行った庄屋(しょうや)さんが、村へ帰るのにどうしても化け石の一本道を通らなければならなくなりました。
但有天地主有事要去鄰村、雖然這大夜的、不過事情急不趕不行、這就走到那塊嵒頭路上了。

「こわいが、仕方がないな」
庄屋さんが、こわごわ化け石の横を通り抜けると、
地主看到這大嵒頭就怕、躲到躲到避起來走。

「お願いします。助けて下さい」
「お願いします。助けて下さい」
と、うしろから女の人の声が聞こえるのです。
但是這一閃過去的瞬間嵒頭就開始悽慘吟叫了、救我、救我啊!這聲音聽到還是條女的。

「ひぇー! だっ、誰だ!?」
你是哪個啊!!!

庄屋さんがビックリしてふりかえると、あの化け石が女の声で、
地主被這下駭得條好的、也是不小心直接叫出來了、嵒頭就講了。

「わたしは、化け石と呼ばれる女石(おんないし)です。
我是嵒頭鬼啊、還是條女鬼。

わたしには間もなく子どもが産まれますが、腹が空いてこまっております。
但現在我要生了、你幫我想個辦法咯、我現在肚子又餓。

何か、食べる物をめぐんで下さい」
と、言ったのです。
你幫我搞點東西過來吃啊?

それを聞いてかわいそうに思った庄屋さんは、こわいのを忘れて言いました。
「おおっ、そうか。少し待っていろ」
地主看到別個是有事相求、不曉得怎麼一下也不怕了、還關心起了女鬼的事、讓別個等到自己、馬上過來。

そして急いで家に帰ってご飯をたくと、にぎり飯をたくさん作って化け石のそばに持っていきました。
這就到屋裡幫剩到的米飯全部搓成球球包袋子裡面跟女鬼送去啦。

すると化け石から白い手が出てきて、にぎり飯を次々と化け石の中に入れていったのです。
這就怪奇、嵒頭直接是伸出了白嫩嫩的手幫飯糰糰抓到一個個往嘴巴裡面送。

やがてお腹がいっぱいになった化け石は、おにぎりぐらいの大きさの黒い石を庄屋さんに差し出しました。
等嵒頭鬼吃飽了飯也取出了一個小黑嵒頭過起了地主、也剛好就是飯糰子那麼大個。

「お礼に、これをお持ち下さい。これは子産石(こうみいし)と言って、幸運を呼び込む石です。あなたの家を、いつまでも栄えさせるでしょう」
這就交待起他的妙用了、這條黑石是產子石、你捏到不得害你的、會有好運慢慢靠到你屋來。

その子産石を大切にまつった庄屋さんの家は、それからいつまでも栄えました。
地主還真就好生幫這塊嵒頭屋裡貢到的、後面也確實是一直順風順水的。

そして子産石の名の通り、子産石は時々、本当に子石(こいし)を産んだそうです。
而且這條嵒頭似乎是條活傢伙、跟他名字一樣、還真時不時會生幾個小嵒頭出來。

おしまい
结束

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