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とりさし と ヒバリ
(イソップどうわ)
にほんご ・ えいご ・ ちゅうごくご
にほんご & えいご ・にほんご & ちゅうごくご
とりさし が、とり を つかまえる ため の ワナ を しかけて いました。
いちわ の ヒバリ が、それ を とおく から みて、
「あなた は、なに を している の ですか?」
「とり の すむ いえ を、つくっている の だよ」
とりさし は こたえて、それから はなれた ところ に み を ひそめました。
ヒバリ は とりさし の ことば を ほんき に して ワナ に ちかづいた ので、アミ に かかって しまいました。
とりさし が かけよって くると、ヒバリ は いいました。
「いまいましい にんげん め。
おまえ が つくる いえ が こういう もの なら、すむ ひと は めった に みつかる まいよ」
この おはなし は、いや な ひと が すむ いえ や まち は、やがて ひとびと に みすてられる と いう こと を おしえて います。
おしまい
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