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タカ と トンビ と ハト
(イソップどうわ)
にほんご ・ えいご ・ ちゅうごくご
にほんご & えいご ・にほんご & ちゅうごくご
ハトたち は、しょっちゅう トンビ に おそわれる ので、
トンビ より も つよい タカ に じぶんたち を まもってくれる よう に おねがい しました。
「ああ いいよ。トンビ には ゆびいっぽん ふれさせない から、あんしん する が いい」
タカ は こころよく、ひきうけて くれました。
よろこんだ ハトたち は タカ を ハトごや に むかえいれました が、
この とき はじめて、タカ が トンビ より も こわい こと を しった の です。
タカ の するどい ツメ と くちばし で、ハト は おおぜい の なかま を ころされました。
そのひ いちにち の ハト の ひがい は、トンビ から うける ひがい の いちねんぶん いじょう でした。
びょうき より も おそろしい のは、へた な いしゃ の ちりょう で ある こと を、この おはなし は たとえて います。
おしまい
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