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さんとう の ウシ と ライオン
(イソップどうわ)
にほんご ・ えいご ・ ちゅうごくご
にほんご & えいご ・にほんご & ちゅうごくご
さんとう の ウシ が、いつも なかよく いっしょ に くさ を たべて いました。
この ウシたち を、ライオン が えじき に しよう と ねらって いました。
でも、いつも さんとう いっしょ に いる ので、おそいかかる こと が できません でした。
そこで ライオン は、ウシたち を なかたがい させよう と おもって、それぞれ の ウシ に、
「きみ の なかま は、きみ の わるぐち を いって いたぜ」
と、つくりばなし を いって まわり ました。
なかよし だった ウシたち は、その ため に、もう いっしょ に くさ を たべる のは やめて いっとう ずつ バラバラ にいる よう に なりました。
これ を みすました ライオン は じゅんばん に おそいかかって、ウシたち を ぜんぶ くいころして しまいました。
わるい やつ の ことば を しんじて、なかま を みすてて は いけません。
わるい やつ は この ライオン の よう に、あなたたち を バラバラ に しよう と している の かも しれません。
おしまい
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