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りょうし と ライオン
(イソップどうわ)
にほんご ・ えいご ・ ちゅうごくご
にほんご & えいご ・にほんご & ちゅうごくご
ゆみ の じょうずな りょうし が、やま に かり に いきました。
どうぶつたち は、みんな にげました。
でも ライオン だけ が、りょうし に たちむかって きました。
りょうし は いっぽん の や を はなって、ライオン に けが を させて いいました。
「みろ、いま のは おれ の けらい だぞ。こんど は、おれ が いく からな」
きずついた ライオン は、にげだしました。
キツネ が それ を みて、
「こわがる こと は ありませんよ。にげなくても だいじょうぶ です」
と、いいます と、ライオン は、
「そう いわれても、きく わけ には いかないよ。
けらい で さえ こんな に いたい の だから、ほんにん が きたら どうすれば いいんだ」
だいじょうぶ だと いわれて も、すこし でも きけん だと かんじたら ぜんりょく で にげる こと が かしこい せんたく です。
おしまい
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