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福娘童話集 > イソップ童話(伊索童话) > 七月
ライオンとイノシシ
狮子与野猪
にほんご(日语) ・ちゅうごくご(中文) ・日语&中文
夏のある日、暑さで喉がカラカラに渇いたライオンとイノシシが、小さな泉に水を飲みに来ました。
夏天的某日,因热而口渴的喉咙都干掉的,狮子与野猪,来到了小水泉喝水。
どちらが先に飲むかでケンカになり、しまいには生きるか死ぬかの取っ組み合いになりました。
为那一边先喝而打起了架,最后演变成生死决斗。
ところが取っ組み合いの途中で、両方がふとまわりを見てみると、ハゲタカがすぐそばに集まっているではありませんか。
然而扭打的途中,两边不经意看了周围一眼,近边不正聚满了秃鹰吗。
ライオンかイノシシか、先に殺された方をえじきにしようと待ち構えているのです。
狮子或是野猪,先被杀死的那一方,等待着将其成为饵食。
それを見て、ライオンとイノシシはケンカをやめてこう言いました。
看到了那个,狮子和野猪停止了打架,这样说。
「ハゲタカやカラスのえじきになるよりは、お互いに仲直りするほうがましですね」
比起成为秃鹰与乌鸦的食物,相互之间和好更胜一筹。
つまらないケンカや対立は、早く止める事です。
无聊的打架与争端,早点停止。
なぜなら、そんな事を続けていれば、きっと両方ともひどい目に合うようになりますから。
要说为什么,那种事持续的话,一定变得两边都没有好果子吃。
おしまい
结束
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