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7月24日の日本民話
(7月24日的日本民間故事)
こぼし石 (健全普通話版)
子法師石
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むかしむかし、普門寺(ふもんじ)というお寺に、カッパが住んでいました。
在很久很久以前、位於普門寺的這樣一個寺廟裡、是居住了有一隻河童呢。
ここのカッパはお寺の小坊主よりもずっと小さかったので、「こぼし」という名前が付けられていました。
因這隻河童的個子是比廟中的小和尚看起來更加的顯小、“子法師”這樣的一個法名也就是日後對於小河童的稱呼了。
このこぼしは髪の毛を長くのばし、頭の上の部分だけがはげになっています。
子法師腦門之上那些的頭毛可以說是十分的長之又長、但其實就是這麼多的頭髮仍然也掩蓋不了自己就是禿子的這個事實、畢竟河童的天靈蓋這塊是不長頭髮的。
カッパは頭のはげの部分がいつもぬれていて、もしこの頭のはげがかわくと死んでしまうと言われています。
要說為甚麼、那就是因為這塊總是溼潤、並且也是河童的一個命門、是河童全身上下的力量源泉、若當這裡也是枯竭之時、那也就是河童的命終之時了。
さて、この村には一軒だけ、ウマを飼っている家がありました。
好啦、現在就把視角從廟裡切換到村子、就說到村子內中的有一戶人家他的家中是給有飼養了一隻馬兒。
村人たちはこの一頭のウマをめずらしがって、毎日たくさんの人が見に来ていました。
雖說就只是一隻馬兒、但這可也是全村上下唯一的一隻稀罕物呀、對此想要長長見識過來這開開眼、看看馬兒的不少村民們也是每日絡繹不絕呢。
ある日の事、こぼしもウマを見に行きましたが、ウマはこぼしに尻をむけて知らぬ顔をしています。
對於這全村裡為數不多的稀罕物、子法師當然的也是某一天突來了興致準備也前去觀望觀望、可這等到自己一來了之後呀、這馬兒怎麼就只給自己看到了它的屁股呢、竟然是連頭都不準備轉過來看一下自己、好像就跟沒瞧見河童一樣呢。
そこでこぼしが、
就這樣、子法師他呀。
「なんだ! おれが来たのに知らん顔をするとは、けしからんではないか!」
可惡!竟然敢無視我的存在、當我是空氣一樣、你這傢伙還就挺行的呀!
と、怒ると、ウマは尻をむけたまま言いました。
子法師得不到禮遇看來是發了脾氣、可接下來的馬雖說是理睬了一下子法師、可屁股就還是那樣的繼續朝著人家呢。
「なんだ、普門寺に住むカッパか」
你誰呀、哦、廟裡面的那隻河童是把?
「そうだ、こぼしだ。わかっているなら、少しはこちらをむいたらどうだ。このウマめ!」
對、普門寺子法師就是我、既然都知道我的名號了、那還就不快點把頭給我轉過來、好好說話、王八蛋!
こぼしはそう言うと、ウマの尻尾を引っ張りました。
子法師說完後當即就是教訓起了馬兒、直接就是拉扯起了人家的馬尾了。
すると怒ったウマが、後ろ足でこぼしをけりつけたのです。
可就是這一舉動讓馬兒是突然來了火呀、直接給了你一蹄子、把你給飛了。
けられたこぼしは地面を転がって、大切な頭のはげに大けがをしてしまいました。
子法師給來了這一下重的之後、飛到了地面上栽跟頭了、一頓磕碰後立馬就大事不妙了、完蛋、頭上的那個命門它可是破了一個大洞呀。。
するとそのはげのけがから、水がポタポタと流れ落ちました。
現在是個甚麼情況呢、那就是從這個傷口的缺口處、水是嘩嘩的直流呀。
「大変だ! このままでは頭がかわいてしまう!」
完蛋啦!在這樣讓它流下去我就要命危了!
こぼしはあわてて海岸へ行くと、そこに落ちている二つの石を拾いました。
子法師第一件事就是當即跑到了這沙灘之上、先是在這裡找來了兩塊石子一撿。
そしてその石をお寺へ持って帰ると、頭のはげのけがの上に重ねて置いたのです。
然後就又是拿著這兩塊石頭給火速衝刺到了寺廟、再然後呢?那就是看子法師將這兩塊石頭給堆疊到了自己頭上、如同這紗布止血一般。
すると傷はたちまち治って、水が流れ落ちるのが止まりました。
結果還就真的、這傷口它一會就給療癒了、水呢也是給你止住不嘩嘩的狂噴。
これを見ていたお坊さんが、こぼしに言いました。
而剛好呢又是碰巧給自己親眼了目睹了這一幕的方丈、是這樣的給子法師開了個口。
「なんとも、けっこうな石じゃなあ。ぜひ一つ、残していってくれ」
真的神妙的石子呀、實在是令人歎為觀止、還請務必能留下一個讓我供奉在廟裡之中呀。
そこでこぼしは一つはお寺に、もう一つはもとの海岸に返しました。
也是說靠著自己的面子給討來了一個石子、這個呢以後就給子法師是寄放在寺廟裡了、而另外一枚則是給子法師又跑了一躺重新放回了那個海岸的原處。
さて、お寺に残された石は不思議なことに、
就說說現在供奉在廟裡的這個靈石吧、人家可還真就有魔力呢。
時々、
時不時呀。
「水がほしい、水がほしい」
我要喝水、給我喝水。
と、言うそうです。
人家就還會這樣的給你說話呢。
そこでこの石に水をかけてやると、石は喜んで人々を水難から守ってくれると言われています。
接下來再若真就是給人澆去了水之後的話、據說靈石就會高興的雀躍起來、作為報答就會給你施加一個水之祝福呢、據說這個祝福、它是可以避開還有化解掉一切關於水的災難、這樣的一個功效。
おしまい
结束
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
こぼし石
水靈石
むかしむかし、普門寺(ふもんじ)というお寺に、カッパが住んでいました。
到好久以前、普門寺這水塘裡面就住到有一尾水鬼。
ここのカッパはお寺の小坊主よりもずっと小さかったので、「こぼし」という名前が付けられていました。
這還是條水鬼兒、小小一個、比廟裡的小和尚還要小、就幫他取了個名字喊小法師。
このこぼしは髪の毛を長くのばし、頭の上の部分だけがはげになっています。
水鬼不興剪頭這頭髮就一直留起來好長、但是頂子過又是條禿傢伙。
カッパは頭のはげの部分がいつもぬれていて、もしこの頭のはげがかわくと死んでしまうと言われています。
禿禿的那塊地方平常都是條溼傢伙、若是㫘水乾燥了起來、那水鬼也就命終了。
さて、この村には一軒だけ、ウマを飼っている家がありました。
這就講廟到村上、村中就養條馬的老百姓住到的。
村人たちはこの一頭のウマをめずらしがって、毎日たくさんの人が見に来ていました。
以前這農民都不配有馬、畢竟自己就是牛馬、這就村中一匹馬是好稀罕、全村人當馬是條重寶不時過來看兩眼。
ある日の事、こぼしもウマを見に行きましたが、ウマはこぼしに尻をむけて知らぬ顔をしています。
そこでこぼしが、
村子就那麼大個、這天水鬼閒來無事也來看馬、但是這馬是跩了個卵脬翻天、屁股對到水鬼、瞭都不準備瞭。
「なんだ! おれが来たのに知らん顔をするとは、けしからんではないか!」
畢竟都著村民養傲了、認為自己這村子的神仙被貢到得、但是水鬼這就不爽了、一條馬而已、還敢不罒次老子。
と、怒ると、ウマは尻をむけたまま言いました。
馬注意這水鬼不對啊、搞甚麼卵哦、也就講了、問了一句、屁股還是正對到水鬼的、不打算看別個。
「なんだ、普門寺に住むカッパか」
廟裡面的水鬼啊?邏我來有甚麼事啊?
「そうだ、こぼしだ。わかっているなら、少しはこちらをむいたらどうだ。このウマめ!」
有大事、首先、爹準你講話了啊?老子現在數一二三、快點幫你的馬頭轉過來正對到我、懂!
こぼしはそう言うと、ウマの尻尾を引っ張りました。
水鬼這就上了馬的手、提到別個尾巴假勁假勁扯、要馬轉頭。
すると怒ったウマが、後ろ足でこぼしをけりつけたのです。
搞甚麼卵!?馬火氣來了就是一蹄、水鬼就飛了。
けられたこぼしは地面を転がって、大切な頭のはげに大けがをしてしまいました。
這下幫腦鬠也⻊反到了、㫘得頭髮護到的那地方一塊缺。
するとそのはげのけがから、水がポタポタと流れ落ちました。
就看到水從傷口那裡嘩嘩的留。
「大変だ! このままでは頭がかわいてしまう!」
夾卵了、這水要一留完就跟人流幹了血、水鬼這命也就不保了。
こぼしはあわてて海岸へ行くと、そこに落ちている二つの石を拾いました。
自己的命最緊要、暫時就先不管這條馬卵案子了、快先往河頭跑、撿起來二個鵝卵石、蓋頭上當紗布。
そしてその石をお寺へ持って帰ると、頭のはげのけがの上に重ねて置いたのです。
這又繼續急忙往廟裡趕、入了水池、二個嵒頭頭上一穩。
すると傷はたちまち治って、水が流れ落ちるのが止まりました。
慢慢這傷口就好、水不流了。
これを見ていたお坊さんが、こぼしに言いました。
和尚看水鬼這是到搞甚麼哦、就問。
「なんとも、けっこうな石じゃなあ。ぜひ一つ、残していってくれ」
曉得水鬼到用這嵒頭養傷、心想這傢伙好啦、自己也想討一個、反正都診好了、就送起方丈一個。
そこでこぼしは一つはお寺に、もう一つはもとの海岸に返しました。
另外一個從哪裡撿來的就放哪裡。
さて、お寺に残された石は不思議なことに、時々、
這就留到廟裡的嵒頭著水鬼開了光、有了水鬼靈力。
「水がほしい、水がほしい」
と、言うそうです。
還自己講起了話來、講它要水吃。
そこでこの石に水をかけてやると、石は喜んで人々を水難から守ってくれると言われています。
傳跟這條嵒頭過了水就會有福報、碰到甚麼跟水有關的災難都大概率可以幫你化解過去。
おしまい
结束
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