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11月29日の日本民話
(11月29日的日本民間故事)
不思議な火鉢 (健全普通話版)
神奇的火盆
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、沖縄に、とかしきぺークーという、とんちの名人がいました。
在很久很久以前、於沖繩就有著這樣一個叫做“渡嘉敷”的大聰明
沖縄は冬でも暖かですが、この年の冬だけは特別に寒くて、誰もが寒さに震えていました。
沖繩的冬天呢其實也是很暖和的、但是就今年的這個嚴冬它不同、它是給誰家都凍的是在家裡雙手直打顫呢。
しかしぺークーは火ばちを持っているので、この寒さでも平気です。
可現在就說說渡嘉敷他家吧、人家可不同、畢竟他家是給自己準備了的一個小火盆呢、於是乎呀、就這個冬天它不愁了。
ある日の事、村のお金持ちの旦那がペークーの家にやって来て、火ばちを見つけました。
而有一天呢、村子裡一位有錢的大老爺、人家是來到了渡嘉敷他家串門、就進了這個屋子之後呀、是把寶貝火盆給看見了。
「ほほう。火ばちとは、珍しい物をお持ちですな」
天啦天啦、你家還偷偷的竟然是藏了一個寶貝火盆呀。
旦那はしきりに火ばちをながめて、とても欲しそうにしています。
大老爺呢、此時就是緊緊的盯上了火盆、人家心裡那就是十分的想要得到呢。
それを見て、ペークーは考えました。
渡嘉敷懂了這個路數、稍做了一陣思考之後。
(こいつはうまくすると、旦那にたかれるぞ)
(哈哈哈哈、這下我要賺大發、弄的好就是敲老爺一筆大的呀)
ペークーは、旦那に言いました。
渡嘉敷呢這就也是對著大老爺說了。
「よければ、火ばちを差し上げましょうか?」
你覺得這個爐子滿意、我就讓你了如何?
「本当ですか?」
誒?你是說真的?
「ええ、もちろんです。ただ、この火ばちは不思議な火ばちで、誰にあげてもじきに戻って来るのですが」
哈哈、當然是真的啦、可我家的這個火盆它呢就不一般了呀、它認主人、就算是給了人家沒過個兩天它就又是自己跑回來咯。
ペークーは意味ありげに言いましたが、旦那はそれに気づきません。
渡嘉敷這話呢、就說的很有意味深長呢、可這時的大老爺也並沒有太在意。
「いやー、この寒さに困っていたんだ。それでは、ありがたくいただきますよ」
這這這、今年的冬天是這麼的寒冷、若是能有你的這個火爐、那我真的感激不盡感激不盡呀。
旦那が火ばちを持って帰ろうとすると、ぺークーが言いました。
大老爺呢、這就也是真是準備給人家的爐子提回自己家時、渡嘉敷他一下子又說話了。
「旦那。大事な火ばちをあげたのですから、わたしが遊びに行った時には、ごちそうしてくださいよ」
老爺老爺、這爐子它對我而言也算是一個重寶、我也就是說呢、以後我若是來你家玩、你就招待我吃上一頓飯、這能答應?
「もちろんですよ。ごちそうしますから、いつでも遊びに来てください」
這當然當然、你開口請客自然是要、那就也歡迎你要常來呀。
旦那はそう答えると、喜んで帰りました。
大老爺是回答的很爽快、然後是滿心心喜而歸了。
さて、ぺークーはその日からさっそく、旦那のお屋敷へ出かけました。
而接下來呢、就是當天、人渡嘉敷就跑大老爺家中是串門去了。
「おおっ、良く来てくれたね。まあ、ゆっくりしてくれ」
哎喲哎喲、你來光顧了呀、好好好、慢慢的享受呀、我招待你。
旦那は約束通り、ペークーをお酒や料理でもてなしました。
大老爺也是不食言、給人好酒好肉的是把菜給上齊盡個地主之誼。
しかしそれから一日に三回、ご飯の時間になるとペークーは旦那のお屋敷へ出かけて行って、飲んだり食べたりするのです。
可渡嘉敷這傢伙他可就不按套路出牌了呀、人家是天天一日三餐一到飯點就都是直往你家裡跑、又是吃又是喝的、變成免費自助了。
これにはさすがの旦那も、困ってしまいました。
被人家是這麼一搞、大老爺他就也是坐不住了呀。
「ペークーのやつ、遠慮もせずに毎日毎日来やがって。
渡嘉敷這傢伙、已經是把我家當成了餐廳、每天都來是完全一點顧忌都沒有了呀。
このままでは、屋敷がつぶされてしまうぞ。
按他那個瘋狂吃法、我家裡都是要給吃窮下去呀。
・・・もったいないが、火ばちはぺークーに返そう」
這這這…………、雖然說不捨得、可就是這個火盆呀、我還是還給人家渡嘉敷吧。
旦那はぺークーの家に、火ばちを返しに行きました。
就這樣、這次是大老爺串門到了渡嘉敷他家、把這個火盆又是給還了。
するとペークーは、わざとらしく言いました。
這麼一搞之後呀、渡嘉敷他還故意的裝模作樣的說起了這風涼話呢。
「本当に、この火びちは、誰にあげてもすぐに返ってくるな」
誒誒誒、真的是這個火盆有靈、不論是去到了誰家、它最終都還是會選擇回到我手呀。
おしまい
结束
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
不思議な火鉢
吃白飯
むかしむかし、沖縄に、とかしきぺークーという、とんちの名人がいました。
到好久以前、沖繩有條喊渡嘉敷的大聰明。
沖縄は冬でも暖かですが、この年の冬だけは特別に寒くて、誰もが寒さに震えていました。
本來沖繩這地方冬天也是比較暖和的、但是今年的這個冬天是冷了個卵脬翻天、一島的人都著冷彈的。
しかしぺークーは火ばちを持っているので、この寒さでも平気です。
但是唯獨渡嘉敷屋裡有個小火爐、他一個人過得還是舒服。
ある日の事、村のお金持ちの旦那がペークーの家にやって来て、火ばちを見つけました。
這就有一天地主到渡嘉敷屋裡串門來了、看到了這個小太陽。
「ほほう。火ばちとは、珍しい物をお持ちですな」
哎呀!你屋還有這麼個好傢伙啊。
旦那はしきりに火ばちをながめて、とても欲しそうにしています。
地主就一直對到這個火缽頭望到、也是講想用這傢伙烤下子火。
それを見て、ペークーは考えました。
渡嘉敷看到別個地主愩(ㄏㄨㄥˋ)了、跟到就是靈機一轉。
(こいつはうまくすると、旦那にたかれるぞ)
準備宰豬了。
ペークーは、旦那に言いました。
這就開始盤了。
「よければ、火ばちを差し上げましょうか?」
講這缽頭你若是看得起、我就跟你獻了啊?
「本当ですか?」
怎麼講?
「ええ、もちろんです。ただ、この火ばちは不思議な火ばちで、誰にあげてもじきに戻って来るのですが」
這主要還是要看個緣分、我屋這缽頭神、它會自己認主人、你若是提的走說明他就是你的、不然到頭來還到會回我這裡來、我看你其實也有這個心、試下子也無妨。
ペークーは意味ありげに言いましたが、旦那はそれに気づきません。
地主其實㫘怎麼在意渡嘉敷講的話。
「いやー、この寒さに困っていたんだ。それでは、ありがたくいただきますよ」
重點只是聽了別個願意跟自己過這個火爐子、這就馬上開始感謝了、心想這下子不冷了啦。
旦那が火ばちを持って帰ろうとすると、ぺークーが言いました。
這就講要提到它回去的時候、渡嘉敷又交待了。
「旦那。大事な火ばちをあげたのですから、わたしが遊びに行った時には、ごちそうしてくださいよ」
講這火爐畢竟是條家寶、到時候我來你屋串門記到要請我吃飯啦。
「もちろんですよ。ごちそうしますから、いつでも遊びに来てください」
地主當下爽快答應了。
旦那はそう答えると、喜んで帰りました。
這事就這麼過去了、人走的時候抱到條火缽頭走還好開心。
さて、ぺークーはその日からさっそく、旦那のお屋敷へ出かけました。
第二天這就渡嘉敷過來地主屋了。
「おおっ、良く来てくれたね。まあ、ゆっくりしてくれ」
地主這也就實現自己承諾跟別個備飯啦。
旦那は約束通り、ペークーをお酒や料理でもてなしました。
酒菜這就上桌招待了。
しかしそれから一日に三回、ご飯の時間になるとペークーは旦那のお屋敷へ出かけて行って、飲んだり食べたりするのです。
但是這情況有點不對頭啊、別個渡嘉敷是天天來、一天來三次、幫這裡是當自助了。
これにはさすがの旦那も、困ってしまいました。
地主這想就夾卵了啊、怎麼得是這條案子哦。
「ペークーのやつ、遠慮もせずに毎日毎日来やがって。
このままでは、屋敷がつぶされてしまうぞ。
・・・もったいないが、火ばちはぺークーに返そう」
這他媽是要幫這條火缽頭吃回本啊、到時候還幫自己吃虧本不是癲了啊、你狠你狠、地主這條自助餐費就不收了、缽頭一退過幫別個打發走了去。
旦那はぺークーの家に、火ばちを返しに行きました。
するとペークーは、わざとらしく言いました。
等到這小太陽又一次回到渡嘉敷的手、就如同料到得一樣、好刻意的又幫之前的話重複的講的一遍。
「本当に、この火びちは、誰にあげてもすぐに返ってくるな」
唉、你跟我這缽頭無緣、別個又是讓送回來咯。
おしまい
结束
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