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1ねんせいのイソップどうわ

こガラスと おおガラス@
こガラスの なかに、 とくべつ からだの おおきなカラスが 1わ いました。
この おおきな こガラスは、 じぶんの なかまを ばかにして、
「こんな チビと いっしょに いても つまらない。 からだの おおきな おおガラスの ところへ いこう」
と、 おおガラスの なかまに はいろうと しました。
けれども、 こガラスは おおガラスと すがたも こえも ちがうので、 おおガラスたちは、
「へんなやつが きたぞ」
と、 よってたかって、 この こガラスを おいかえしました。
からだの おおきな こガラスは、 しかたがないので、 こガラスの ところへ もどりましたが、 こガラスは ばかにされたことに はらを たてて いましたから、 もう なかまに いれてくれません。
こうして、 からだの おおきな こガラスは ひとりぼっちに なってしまいました。
これは、 にんげんでも おなじことです。
ともだちを ばかにして、 ほかの ともだちのところへ いっても、 りょうほうから きらわれますよ。
おしまい

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