福娘童話集 きょうの日本昔話

医者

医者

 今では、医者になるのは大変なことですが、江戸時代、医者になるための資格はなく、普通の町民でも、「今日から医者だ」と言って、医者の看板をあげたら、すぐに医者になれたそうです。
 そのため、いわゆるヤブ医者が多くいました。
 また、当時の診察料や薬代はかなり高く、お金持ちしか医者に診てもらえなかったそうです。

 医者の登場する主な小話。

女中の脈
病人がへた
急病
いれ目
ちかづきのしるし
やぶ医者
あわて医者
かぜのかみおくり
いしゃちがい
名医
貧乏医者
やぶ先生のぐち
医者の一番客

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