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福娘童話集 > 日本民間故事 > 三月

3月28日の日本民話
(3月28日的日本民間故事)
月見草の嫁

月見草の嫁 (健全普通話版)
月見草之妻

日本語 ・日本語&中国語

♪音声配信(html5)
朗読者 : おはなしや

むかしむかし、ある山奥の村に、一人の若い馬子(まご)が暮らしていました。
在很久很久以前、某個深山的村子裡、在這裡一名年輕的馬夫搭建了自己的家。

馬子とは、馬を引いて人や荷物を運ぶ仕事をする人です。
而馬夫他平日裡所幹的活也就是拉著自己的馬給人家駝運一下貨物這樣。

一日の仕事を終えた馬子が、家で一休みをしていると、
也就是今天、又是忙活完一天的馬夫終於可以回到家進行休息啦。

トン、トン、トン。
咚咚咚咚咚

と、誰かが、家の戸を叩きました。
可不巧、此時不知道是誰來到了家門口把門給敲了。

「はて? 今頃、誰だろう?」
啊?都這個時候了、會是誰呀?

馬子が戸を開けてみると、そこにはきれいな娘さんが立っていました。
馬夫打開了大門瞧上一瞧、這可不一名秀麗的女子現在就站在門外嗎?

娘は馬子に、ペコリと頭を下げて言いました。
姑娘對著馬夫將頭彎的低低的開始細語。

「どうか今晩一晩、ここに泊めて下さい」
就今天一晚、還請能讓我住進你的家中嗎?

それを聞いた馬子は、少し困った顔で言いました。
可一聽到這話的馬夫當即的就是鄒起了眉毛、這表情咋說呢。

「泊まると言っても、おれは貧乏で、お前さんに食わせる飯もないから」
這、住我家、可我家裡是很窮的呀、我這不給你吃飯我合計著也不像樣呀。

「大丈夫。ご飯ぐらい、私が何とかします。お掃除も、お洗濯もします。ですから、どうか泊めて下さい」
沒問題、吃的東西我就自己想辦法解決好了、我還能順便給你家裡打掃跟洗衣呢、所以說你看怎麼樣呀、你就好心讓我今晚住下吧。

そこまで言われると、断る事が出来ません。
這話都這樣說了、再強行拒絕也不好呀。

「そうか、なら、中に入れや」
成、那你也就快進屋吧。

馬子が娘を家に入れてやると、娘はさっそく掃除や洗濯を始めました。
馬夫將人領進了自個屋、這姑娘還就真所言不虛的給人家裡掃起了地洗起了衣。

そしてどこからか持って来た材料で晩ご飯を作ると、馬子に差し出しました。
甚至是咋說呢、都不知道是從身上的哪兒又給掏出了晚上做飯的食材進了人馬夫的灶台把飯還給人家燒了。

それは今まで食べた事がないほど、おいしい物でした。
這可都是些啥呀、全都是一些個別說吃了、馬夫見都沒見過的山珍海味。

すっかり満腹になった馬子は、その場にごろんと横になると娘に言いました。
一下子就吃了的舒舒服服的馬夫、當場就是悠閒的一躺、對著姑娘交待了。

「うまい飯を、ごちそうさま。おれは仕事が早いから、もう寝るからな。お前は好きな時に、出て行っていいぞ」
今天這餐我可真是得要好好謝謝你了呀、但也不多說、我明天還要起早了、這時間也只能快點睡了、你合計著明早也自個看著辦吧、啥時想離開你就啥時候走了就成。

さて次の日の晩、馬子が仕事から帰って来ると、娘はまだ家にいたのです。
可又是第二天馬夫幹完了活回到家、這不昨天的姑娘沒有走現在還在嗎?

「お前、出て行かなかったのか?」
你這是咋的呀、不用趕路了呀?

「はい。さあ、晩ご飯が出来ていますよ」
沒事、先別管那些了、來、這裡有我給你做的飯、先吃點吧。

そして次の日も、そのまた次の日も娘は家を出て行かず、一生懸命に家の仕事をしました。
這就時間來到了第三天、馬夫就尋思著這人咋就住咱家了呢?第四天這人都還在了、而且家務做的那叫一個細心。

そのうちに、馬子は娘がすっかり気に入りました。
日子又是一天天過去呀、馬夫對這位姑娘也是越來越變得在意了起來。

「ああ、こんな良い娘が、おれの嫁だったらなあ」
這可真是一位好姑娘呀、若是讓她給我把妻子當了這事能成嗎。

するとそれを聞いた娘が馬子の前に正座をして、深く頭を下げて言いました。
就是這不經意之間的一句小聲嘀咕還不小心給人家姑娘聽見了、只見別人是若有其事的鄭重的端坐在了馬夫的面前、將腦袋又給低下後這樣說道了。

「あなたさえよければ、どうか私を嫁にして下さい」
你想要我嗎?若是可以的話、那就請把我娶回家中吧。

「そうか。お前がその気なら、ぜひともおれの嫁になってくれ」
難不成你也、若你是這個意思、那麼還請你也一定要能夠成為我的妻子。

こうして二人は、夫婦になったのです。
事情這就也演變成了這兩人結了婚成為了夫婦。

さて、それからしばらくたった、ある日の事です。
行啦、時間這就又過去了那麼一陣、某日。

馬に食べさせる草を刈っていた馬子は、その草の中に、きれいな月見草の花が一本混ざっているのに気がつきました。
這天的馬夫他就在山上給馬割草、突然這就看見一團馬草之中的一叢鮮花、這可真漂亮呀、是一朵美麗的月見草混入了其中。

「きれいな花だな。そうだ、嫁の土産に持って帰ろう」
這花真好看、帶回去給妻子讓她開心開心吧。

そして、家に帰った馬子が、
就這樣馬夫割完草回到了家。

「おーい、きれいな花があったぞ」
喂、我今天可是給你帶花回家了呀。

と、嫁に言ったのですが、 しかしいつもはすぐに出迎えてくれるはずの嫁が、今日は出て来ないのです。
一進家門便是呼喊起了自己的妻子、可就平時都是自己剛一踏入家門就馬上前來迎接的妻子、今天這可就咋沒了個迴應呀?

「おかいしな。どこに行ったのだろう?」
真奇怪呀、該不會是出去了哪兒了吧?

馬子が家の中を探していると、嫁は台所で朝ご飯を作りかけたまま倒れていたのです。
馬夫開始在自己家中先是尋找了起來、這就來到灶台上一看、自己的妻子可不就是做飯的時候摔倒在地了呀。

「おい! どうした!? どこか具合でも悪いのか!?」
喂!你怎麼了呀!?是哪兒不舒服對嗎!?

馬子があわてて抱き起こすと、嫁は小さな声で言いました。
馬夫連忙的就是給人一把抱住扶起、妻子此時還有氣、用著微弱的口吻說話了。

「・・・あなた。
………夫君

実は私は、月見草の花の精なのです。
其實我呀、就只是一朵月見草的花精。

毎朝、あなたの働く姿を見ているうちに、あなたの嫁になりたいと思うようになりました。
每天早上就天天在你幹活的哪個地守著你看呢、我看著你天天辛苦的樣子就慢慢的喜歡上了、於是這就開始也想成為了你的妻子。

そしてその思いがかなって、今日までとても幸せでした。
就是這份思戀讓我們鑄就成了如今的這一段時光、一直到了今日我都十分的滿足。

ですが、あなたに刈られてしまったので、私の命もこれまでです。
但不幸的是、現如今我的生命也就到此為止了、只因你是那個親手葬送掉我的人。

短い間でしたけれど、優しくして下さってありがとう」
雖然只是一次很短暫的相處、但還是很感謝你帶給我的所有溫柔。

嫁はそう言うと馬子に抱かれた姿のまま、煙の様に消えてしまったのです。
妻子說完後也便在馬夫的懷抱中緩緩煙消雲散了。

おしまい
结束

↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓

月見草の嫁
花精

むかしむかし、ある山奥の村に、一人の若い馬子(まご)が暮らしていました。
到好久以前、山溝裡面一條馬夫住到的。

馬子とは、馬を引いて人や荷物を運ぶ仕事をする人です。
就是幫人牽馬拉貨、靠這條吃飯。

一日の仕事を終えた馬子が、家で一休みをしていると、
今天也跑完了、回去。

トン、トン、トン。
達達達。

と、誰かが、家の戸を叩きました。
來人䯨門了。

「はて? 今頃、誰だろう?」
這時候是那個哦?

馬子が戸を開けてみると、そこにはきれいな娘さんが立っていました。
馬夫開門、外面一個好乖的女兒就站到的。

娘は馬子に、ペコリと頭を下げて言いました。
佝起腦鬠講。

「どうか今晩一晩、ここに泊めて下さい」
講讓自己留一夜。

それを聞いた馬子は、少し困った顔で言いました。
馬夫反而還有點為難。

「泊まると言っても、おれは貧乏で、お前さんに食わせる飯もないから」
自己屋裡窮、怕招待不到。

「大丈夫。ご飯ぐらい、私が何とかします。お掃除も、お洗濯もします。ですから、どうか泊めて下さい」
女的這就講自己洗衣服掃地都會、也不得要你服侍的。

そこまで言われると、断る事が出来ません。
都這麼講了、就㫘好拒絕。

「そうか、なら、中に入れや」
馬夫讓女進屋了。

馬子が娘を家に入れてやると、娘はさっそく掃除や洗濯を始めました。
這人一進屋還真的作起家務了。

そしてどこからか持って来た材料で晩ご飯を作ると、馬子に差し出しました。
不曉得是從那裡搞來的菜、飯𤏪好了讓馬夫也一起吃。

それは今まで食べた事がないほど、おいしい物でした。
都是些吃都㫘吃過的好東西。

すっかり満腹になった馬子は、その場にごろんと横になると娘に言いました。
馬夫肚子一脹舒服、邊上一躺。

「うまい飯を、ごちそうさま。おれは仕事が早いから、もう寝るからな。お前は好きな時に、出て行っていいぞ」
講自己碰到你是福氣、我明天起早這就睡了、你看自己要留好久、時間一到就幫門拴到走就是了。

さて次の日の晩、馬子が仕事から帰って来ると、娘はまだ家にいたのです。
這天晚上馬夫回來、女還留屋裡頭的。

「お前、出て行かなかったのか?」
你還㫘走啊?

「はい。さあ、晩ご飯が出来ていますよ」
女就只是喊馬夫吃飯。

そして次の日も、そのまた次の日も娘は家を出て行かず、一生懸命に家の仕事をしました。
女就紮根了、這都過好幾天了、都是留到屋裡作家務。

そのうちに、馬子は娘がすっかり気に入りました。
馬夫對女的也就有點捨不得了。

「ああ、こんな良い娘が、おれの嫁だったらなあ」
想幫女一直留落來。

するとそれを聞いた娘が馬子の前に正座をして、深く頭を下げて言いました。
這就問女意思、幫話講清楚了。

「あなたさえよければ、どうか私を嫁にして下さい」
「そうか。お前がその気なら、ぜひともおれの嫁になってくれ」
開始談了、馬夫講看女意思、女的就講依馬夫。

こうして二人は、夫婦になったのです。
這就變一家人了。

さて、それからしばらくたった、ある日の事です。
這就過了一段時間。

馬に食べさせる草を刈っていた馬子は、その草の中に、きれいな月見草の花が一本混ざっているのに気がつきました。
馬夫搞馬草、看到馬草中間一株月見草長到的。

「きれいな花だな。そうだ、嫁の土産に持って帰ろう」
看也還乖、就講幫堂客帶回去。

そして、家に帰った馬子が、
歸屋。

「おーい、きれいな花があったぞ」
講這有一朵花。

と、嫁に言ったのですが、 しかしいつもはすぐに出迎えてくれるはずの嫁が、今日は出て来ないのです。
但平時都是一回來堂客就過來接、今天過不同了。

「おかいしな。どこに行ったのだろう?」
㫘到屋?這是去那裡了?

馬子が家の中を探していると、嫁は台所で朝ご飯を作りかけたまま倒れていたのです。
這就到廚房看到了、是搞早飯的時候人就⻊反到了。

「おい! どうした!? どこか具合でも悪いのか!?」
馬夫就招呼、又拍又扶。

馬子があわてて抱き起こすと、嫁は小さな声で言いました。
人就到馬夫壞裡面、蚊子聲音小聲講。

「・・・あなた。
実は私は、月見草の花の精なのです。
毎朝、あなたの働く姿を見ているうちに、あなたの嫁になりたいと思うようになりました。
就幫自己是花精的這事、以及天天看到馬夫早上割馬草喜歡上的事、講了。

そしてその思いがかなって、今日までとても幸せでした。
這就如了願、變成人、就講這段時間雖短、但是值。

ですが、あなたに刈られてしまったので、私の命もこれまでです。
又因你斷了月見花草根、我命也到這裡了。

短い間でしたけれど、優しくして下さってありがとう」
感謝我遇你這陣短暫的時間。

嫁はそう言うと馬子に抱かれた姿のまま、煙の様に消えてしまったのです。
馬夫這手上的溫度就化成煙散了。

おしまい
结束

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