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イタリア Italy
ヨーロッパ南部にある共和国。
正式国名はイタリア共和国。
国土の半分以上が、地中海につきでた長靴形のイタリア半島で占められる。
この半島部と大陸部のほかに、エルバ島、サルデーニャ島、シチリア島および小島群がある。
大陸部ではフランス、スイス、オーストリア、スロベニアと国境を接している。
半島部にはサンマリノ、バチカン市国という2つの独立国がある。
国旗について
(国旗、位置図、国旗の由来)
♪国歌を聞く
国旗 位置図
国旗の由来
1796年にフランスのナポレオンがイタリアを統一し、その時にフランス国旗の青の部分を緑に変えて制定しました。
緑は自由、白は平等、赤は友愛を表しています。
基礎データー
(首都、面積、人口、言語・通貨・日本からの移動)
ローマ。
30万1323km2。
5771万5625人(2002年推計)。
イタリア語
ユーロ
成田〜ローマ
移動時間 12時間40分
国花と国鳥
国花
ヒナギク → デージー
デージー Daisy ヒナギクまたはエンメイギクともよばれるキク科の植物で、ふつう秋まき越年草として栽培される園芸品種群。
本来は、黄色の中心花を小さな白やピンクの舌状花がかこんでいるイングリッシュデージーをさす。
さじ形の葉が根ぎわからでて、葉柄をもつ。
4〜5月、葉の間から高さ10cm前後の花茎を次々とのばし、先端に1個の頭花をつける。
頭花は周辺の舌状花が中心部の管状花(筒状花)をかこむタイプが基本であるが、舌状花が管状に変化したタイプもある。
花の直径は品種により2〜7cm。色は白、赤、ピンクなど。
日本へは明治初期に渡来し、今では春の花壇や鉢植えにかかせない花となっている。
デージー Daisyの写真
特になし
の写真
登録された世界遺産
世界遺産巡りより
・ トリニタ・ディ・モンティ教会 → 詳細(写真付き)
・ ラベンナのサン・ビターレ教会 → 詳細(写真付き)
・ ヘルクラネウム → 詳細(写真付き)
・ ヴァルカモニカの岩絵群 → 詳細(写真付き)
・ レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とドメニコ会修道院 → 詳細(写真付き)
・ フィレンツェ歴史地区 → 詳細(写真付き)
・ ヴェネツィアとその潟 → 詳細(写真付き)
・ ピサのドゥオモ広場 → 詳細(写真付き)
・ サン・ジミニャーノ歴史地区 → 詳細(写真付き)
・ マテーラの洞窟住居
・ ヴィチェンツァ市街とヴェネト地方のパッラーディオ様式の邸宅群 → 詳細(写真付き)
・ シエナ歴史地区 → 詳細(写真付き)
・ ナポリ歴史地区 → 詳細(写真付き)
・ クレスピ・ダッダ
・ フェッラーラ:ルネサンス期の市街とポー川デルタ地帯 → 詳細(写真付き) 詳細(写真付き)
・ デル・モンテ城
・ アルベロベッロのトゥルッリ → 詳細(写真付き)
・ ラヴェンナの初期キリスト教建築物群 → 詳細(写真付き)
・ ピエンツァ市街の歴史地区
・ カゼルタの18世紀の王宮と公園、ヴァンヴィテッリの水道橋とサン・レウチョ邸宅群 → 詳細(写真付き)
・ サヴォイア王家の王宮群
・ パードヴァの植物園(オルト・ボタニコ)
・ ポルトヴェーネレ、チンクエ・テッレと小島群(パルマリア、ティーノとティネット島)
・ モデナの大聖堂、トッレ・チヴィカとグランデ広場 → 詳細(写真付き)
・ ポンペイ、エルコラーノおよびトッレ・アヌンツィアータの遺跡地域 → 詳細(写真付き)
・ アマルフィ海岸 → 詳細(写真付き)
・ アグリジェントの遺跡地域 → 詳細(写真付き)
・ ヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレ
・ スー・ヌラージ・ディ・バルーミニ
・ アクイレイアの遺跡地域と総主教聖堂バシリカ
・ ウルビーノ歴史地区 → 詳細(写真付き)
・ パエストゥムとヴェリアの古代遺跡群を含むチレントとディアノ渓谷国立公園とパドゥーラのカルトジオ修道院
・ ヴィッラ・アドリアーナ(ティヴォリ) → 詳細(写真付き)
・ ベローナ市 → 詳細(写真付き)
・ エオリア諸島
・ アッシージ、聖フランチェスコ聖堂と関連遺跡群 → 詳細(写真付き)
・ ティヴォリのエステ家別荘
・ ヴァル・ディ・ノートの後期バロック様式の町々 (シチリア島南東部)
・ ピエモンテとロンバルディアのサクリ・モンティ
・ ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂 → 詳細(写真付き) 詳細(写真付き) 詳細(写真付き) 詳細(写真付き)
この国に伝わる有名な昔話
福娘童話集より
ギアッコ少年とマメ
・ マメを食べたネコを食べたイヌを食べたブタを食べたウマ 。
アトリの鐘
・ウマがならした、悪いことを正してくれる、正しさの鐘。
銀の鼻
・かしこいルチーアが考えた、悪魔の家から逃げ出す方法。
水晶のオンドリ
・水晶のオンドリが、結婚式の招待の手紙をひろいました。
チッコ・ペトリロ
・まだ、うまれていない子どもの事で泣く一家。
オオカミと3人の娘
・娘たちがお母さんのお見舞いにいこうとすると、オオカミが・・・。
まんぞくもののシャツ
・王子さまが病気です。ちりょうには、まんぞくもののシャツが。
ディエロのるすばん
・本人はまじめです。ディエロの、たいへんなおるすばん。
しょうじきディエロ
・しょうじき者のディエロは、王さまからほうびをもらいました。
ダンスパーティーの幽霊
・死んだ恋人とそっくりな娘が、ダンスパーティーに現れました。
イタリアの祝日について
(レポート ローマ大学東洋研究学部3年 カプート・コジモ)
イタリアの主な祝日は全部で八つです。
一月一日は、世界中の人たちと同じように、イタリア人も色々なご馳走を食べて新しい年を祝います。
普通、親戚の家に集まって、面白い話をして笑いながら楽しく時を過ごします。
しかし、僕は今年の一月一日は母と二人で家で静かに休息しました。
一月六日の祝日はエピファニアと呼ばれています。
キリストの生まれ故郷に向かう彗星を見た三人のアラビア王のエピソードに由来していますが、実際はベファーナというお婆さんのお祭りとしてのほうが有名です。
ベファーナは北イタリアから広まった伝説です。
それによると、このお婆さんは一月五日の夜中に、一年間ずっと良い子であった子供たちが壁に掛けた靴下の中に飴やお菓子などを入れてから、箒に乗って空を飛んで逃げ帰って行くのだそうです。
お婆さんは過ぎ去った年を象徴しているので、贈り物をした後、急いで姿を消さなければならないからです。
六日の朝、目を覚ました子供たちはにっこり笑ってお菓子を食べます。
また、四月二十五日はナチズムからの解放を記念する祝日です。
テレビでよく第二次世界大戦の映画をやります。
五月一日は一日八時間の労働時間を要求して闘った工員たちの運動を記念する祝日です。
この日は店が全部閉まります。
そして共和国の祝日もあります。
六月二日にローマの中心街をイタリアの陸軍や海軍や警察などが行進します。
一九四六年六月二日にイタリアは王国から共和国に変わったのです。
八月十五日の祝日もキリスト教の伝統に由来しますが、近頃の若者は古い伝統をほとんど忘れて、教会へ行く人も少なくなってきました。
この日も閉店で、むし暑いですから、多くの人が海辺へ向かいます。
十月一日は全ての聖人を祝うキリスト教の祝日です。
ケルト地方の伝説から来ているそうです。
ケルト暦の新年の第一日にあたる十月一日に聖人への祈りがささげられていたそうです。
最後にクリスマスは聖書によると十二月二十五日に生まれたキリストを祝う祭です。
でも、この日は赤い毛糸のコートを着て、赤い帽子をかぶって、真っ白なひげを生やしたサンタクロースというお爺さんのことで子供たちに覚えられています。
最後にキリストが復活したことを祝うイースターもありますが、毎年同じ日ではありませんから、その日にちをここに書くことはできません。
以上
※ 「イタリアの祝日について」は、ローマ大学で日本語を勉強されている カプート・コジモさんのレポートです。
イタリアは色々な理由で休みが長いため、総計でも360時間ぐらいの学習時間しかないそうです。
このレポートは祝日を通じて、イタリアの習慣が楽しくご紹介されています。
今回は、ありがとうございました。
またよろしくお願いいたします。
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