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      福娘童話集 > イソップ童話(伊索童话) > 七月 
           
            
           
        セミ 
        蝉 
         
        にほんご(日语)  ・ちゅうごくご(中文) ・日语&中文 
      
       
      
      
        こういう話があります。 
           有这样一个故事。 
         
 セミは、むかし人間でした。 
 蝉,从前是人。 
 
 ミュウズの女神が生まれて歌を聞かせますと、人間の中には、その歌の美しさに夢中になって食べる事も飲む事も忘れて、歌ばかり歌っているうちに死んだ者がありました。 
 当缪斯女神诞生,歌曲现世,人类中,产生,对歌之美而忘我,忘记了吃喝,就在一个劲歌唱的过程中死去了的人, 
 
 この仲間から、セミが出てきたのです。 
 从这些人之中,出现了蝉。 
 
 ミュウズの女神は、この歌の好きな人々に物を食べたり飲んだりせずに、死ぬまで歌を歌える様にしてやったのです。 
 缪斯女神,将这种喜欢歌的人们,变得不用吃喝,直到死去也能歌唱。 
 
 
 芸術を愛する人の中には、食べる事や寝る事よりも芸術を大切にする人がたくさんいます。 
       热爱艺术的人之中,比起进食和睡眠更重视艺术的人大有人在。 
      おしまい 
        结束 
         
        (回到上一页) 
         
        
        
       
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