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      福娘童話集 > イソップ童話(伊索童话) > 八月 
           
            
           
          ヘルメスとテイレシアス 
          赫尔墨斯与忒瑞西阿斯 
           
          にほんご(日语)  ・ちゅうごくご(中文) ・日语&中文 
      
      
        テイレシアスは目が見えない人でしたが、占いの名人として知られていました。 
           忒瑞西阿斯虽是看不见的盲人,却以占卜名人为众所周知 
         
   ヘルメスの神はテイレシアスが評判の通りに、占いが上手かどうか試してみようと思いました。 
   赫尔墨斯想知道忒瑞西阿斯确实是否如风评的那样,精通占卜。 
   
   そこでテイレシアスの実家で飼っているウシを盗んでおいてから、人間に姿を変えて知らん顔をして町にあるテイレシアスの家を訪ねました。 
   因此,先是偷了忒瑞西阿斯老家养着的牛,在变幻成人类的姿态以不知情的样子去走访镇子上忒瑞西阿斯的家。 
   
   ウシを盗まれた事を知ったテイレシアスは、ヘルメスと一緒に家を出て町外れに行きました。 
   知道牛被偷了的忒瑞西阿斯,同赫尔墨斯一起离开家朝郊外行走。 
   
   ウシ泥棒がどこにいるか、占う為でした。 
   为了占卜,偷牛贼人在那。 
   
   テイレシアスは、 
   忒瑞西阿斯, 
   
  「すみませんが、どんな鳥が見えるか、言って下さい」 
   来帮个忙帮我望一眼,看见了什么样的鸟,告诉我。 
   
  と、ヘルメスに頼みました。 
   如是,拜托赫尔墨斯。 
   
   始めに見えたのは、左から右へ飛んで行く1羽のワシでした。 
   一开始看见的,是从左往右飞的一只鹫。 
   
   ヘルメスがそう教えますと、テイレシアスは、 
   赫尔墨斯如是说,忒瑞西阿斯, 
   
  「その鳥は、盗まれたウシとは関係がありません」 
   那种鸟,同被偷的牛没有关系。 
   
  と、言いました。 
   如是,说。 
   
   次にヘルメスは、1羽のカラスが木の枝に止まっているのを見ました。 
   这次,赫尔墨斯,看见了一只乌鸦停在了枝干上。 
   
   カラスは目を空の方に上げたり、うつむいて地面を見たりしていました。 
   乌鸦抬头向天,低头看地。 
   
   ヘルメスがテイレシアスにこの事を教えると、テイレシアスは、 
   赫尔墨斯把这个事给忒瑞西阿斯一说,忒瑞西阿斯, 
   
  「ふーむ、なるほど。そのカラスは、わたしのウシが取り戻せるかどうかは、あなた次第だと、天と地に向かって誓っているのです」 
   唔,原来如此,那只乌鸦,我的牛能否取回,完全取决与你,同天地发誓。 
   
   
   このお話しは、泥棒をいましめる為のお話しです。 
       这是一个为了劝诫贼人的故事。 
      おしまい 
        结束 
         
        (回到上一页) 
         
        
        
       
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