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4月27日の日本の昔話
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イラスト 「愛ちん(夢宮愛)」 運営サイト 「夢見る小さな部屋」
アニメサイズ
Max 3840×2160 字幕「日本語」「中国語」 (youtubeの設定で変更可能)
※本作品は、読者からの投稿作品です。 投稿希望は、メールをお送りください。→連絡先
制作: ぐっすり眠れる癒しの朗読【壽老麻衣】フリーアナウンサーの読み聞かせ
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投稿者 「眠りのねこカフェ」
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投稿者 「元局アナ佐藤くみこの「優しいおやすみ朗読」
赤ん坊と泥棒(どろぼう)
岡山県の民話 → 岡山県情報
にほんご(日语) ・ちゅうごくご(中文) ・日语&中文
日本語&客家語
| ♪音声配信(html5) |
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| 音声 得本綾(コトリボイス) ラジオHP |
むかしむかし、泥棒(どろぼう)が、ある家の天井裏に忍び込みました。

下を見ると、お父さんとお母さんと赤ん坊が眠っています。

昼間の仕事の疲れからか、お父さんとお母さんは起きる気配がありません。

「しめしめ、よく眠っているぞ」

泥棒が安心して下へ降りようとすると、まん中に寝ていた赤ん坊が、ぱっちりと目を開けました。
「しまった」

泥棒は、あわてて天井裏へ戻りました。

すると赤ん坊が、今にも泣き出しそうな顔でこっちを見ています。

「弱ったぞ。こんなところで泣かれては大変だ」

そこで泥棒は、ペロリと舌を出しました。

そのとたん、赤ん坊はにっこり笑いました。

「よしよし、いい子だ」

次に泥棒は口をとがらせて、ひょっとこのお面みたいな顔をしました。

それを見て、赤ん坊はまた笑いました。

「あははは。何て可愛い赤ん坊だ」

泥棒はこの赤ん坊がすっかり気に入って、手を動かしたり、おもしろい顔をして見せたりと、仕事も忘れて赤ん坊をあやしていました。
「コケコッコー!」

そのうちに一番どりが鳴き出しました。

気がつくと、外はだいぶん明るくなっています。

「しまった。夜が明けてしまった」

泥棒は赤ん坊に手を振ると、何にも取らずに逃げて行きました。

おしまい
おまけイラスト
「赤ん坊と泥棒」イメージイラスト ※このイラストの使用は自由です。

楽しい思い出①

楽しい思い出②

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