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福娘童話集 > 百物語 > 八月
8月7日の百物語
(8月7日的日本鬼故事)
けちがね屋けちべえ
金糖店甚平
・日本語 ・日本語&中国語
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投稿者 「櫻井園子」 櫻井園子エス代表 《櫻井園子キャンドルWEB販売》
むかしむかし、江戸の町に、駄菓子(だがし)を作って売っている駄菓子屋がありました。
到好久以前、江戶街上有條賣糖的小賣部。
この駄菓子屋では、『ねぢがね』と呼ばれる、ねじり菓子が大人気です。
這裡面就有款喊金糖的商品賣的特別火。
そこで駄菓子屋の主人のじんべえは、『ねぢがね屋じんべえ』と呼ばれていました。
店子主人名字又喊甚平、這就都喊他金糖甚平了。
このじんべえは、けちでも有名で、もらう物なら馬の食べ残しでも喜んでもらうのに、出す物は家の仏さまにあげるお線香さえ、おしがっていたのです。
這店老闆小氣也是出了名、就是從別個那裡得一坨屎也歡喜的接受、自己到外面窩一坨屎也覺得可惜。
まあ、それだけならよいのですが、
這其實還算好的、但是
「おじちゃん。ねぢがね、ちょうだい」
老闆過我個金糖
と、やって来る子ども相手に、お菓子の数やおつりをごまかして、
他還少別個小卵日的糖、黑別個零錢。
「はやく大通りに、立派な店を構えたいもんだ」
と、お金を貯め込んでいたのです。
也是為了自己能早點到大街上面開條大店子。
幫錢一點點的存落來。
こんな事ですから、お客たちはじんべえの事を、『けちがね屋けちべえ』と言っていました。
別個曉得他是這德性、都喊他小氣甚平了。
ある日の事、じんべえが店の奥の部屋でお金を数えていると、この辺では見かけない、ひどく腰の曲がったおばあさんがやって来て、
有天、甚平就到屋裡面數錢、這就來個像不是這邊人的、背駝的好厲害的老婆婆。
「ねぢがね屋じんべえは、おるかい?」
金糖老闆到吧?
と、店ののれんをくぐると、おかみさんが止めるのも聞かずに、じんべえの前へとやって来たのです。
這就幫簾子一揭、也不管別個老闆是不是準他進來、就走到糖老闆面前來了。
そして年寄りとは思えないほど、怖い声で叫びました。
這就聲音好大的加勁嬉
「じんべえ、迎えに来たぞ!
老闆我來接你了!
お前の様な悪人は、わしが地獄へ連れて行ってやる。
你心這麼黑、我這就拉你下地獄去。
今までの罪を、地獄でつぐないがいい」
你所有的罪都要到地獄裡面幫你結。
「なんだと! 縁起でもない事を言うばばあだ。つまみ出してやる!」
你是那個?莫盡跟我港些鬼話!爬!
じんべえがそう言って立ち上がったとたん、じんべえは白目をむいてバタリと倒れてしまい、そのまま死んでしまいました。
糖老闆這就剛好一站、人過就兩眼一翻、啪一哈、癱地上去了、就這麼到人死啦。
そしておばあさんは死んだじんべえをひょいと肩に担ぐと、そのままどこかへと消えてしまったそうです。
老婆子就幫糖老闆的屍體往肩上一扛、這就不曉得是不見到哪裡去了。
おしまい
结束
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