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3月19日の日本民話
(3月19日的日本民間故事)
ブッポウソウの声 (健全普通話版)
三寶鳥
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、土佐の国(とさのくに→高知県)に、たいさくと言うとんちの上手な人がいました。
在很久很久以前的土佐國、就是在這居住了一名叫做大作的大聰明。
ある日、たいさくは町に出かけて、こんな事を言いふらしました。
有一天這位大聰明他可就上了街、後又在街上召集起了大夥兒散佈起了這樣的謠言。
「わしらの山にはブッポウソウと言う珍しい鳥がいて、それがまことに良い声で鳴くんだよ」
在我們村裡的那座山上呀、可是有著一種叫做佛法僧的三寶鳥呢、只要聽到過一次它的叫聲、我敢打賭絕對是美妙的讓你終生難忘。
するとその話が、お城の殿さまの耳にも届いたのです。
隨後、於是這話也便很快的給傳到了城主大人的耳朵裡。
「ほう。このあたりにも、ブッポウソウがいるとは知らなかった。ぜひ一度、鳴き声を聞いてみたいものだ」
哎呀、就咱們這一帶竟然還藏著有個甚麼佛法僧的神鳥呀、連我都還不知道、這可不能不去親自見識一番呀、我一定要親自聽聽這三寶鳥的叫聲是個如何美妙法。
殿さまが言うと、家来(けらい)たちが言いました。
城主大人攤開了話岔、這下便又開始由下面的家臣們開始進言了。
「ですが殿。たいさくと言う男が住んでいるあのあたりの山には、道らしい道がございません。山に入る事は、とうてい無理にございます」
可是大王、根據我這事前的調查這名叫做大作的農民他家的山上、是可連一條合適上去的路都沒有呀、這就更別提到時大王您上山的轎子了、這事真要辦起來我看還是有點難呀。
「そうか。しかし道がなければ、道をつくればよいではないか。そうであろう」
這樣啊、但你說難、不就是沒路嗎、我尋思著這路不是造一條出來它就有了嗎?大夥說呢?
「ははーっ! まことにその通りでござます」
大王英明!這麼簡單的事我們咋可就沒想到了。
そこで家来たちは、さっそく山に道を開きました。
就這樣、現在是大王的一群心腹們親自為大王他披荊斬棘、開始在山上為了轎子能上去而鋪路了。
「では、まいるとしよう」
你們看、這事不就馬上成了嗎、行、咱們走吧。
殿さまはカゴに乗ると、大勢の家来と山に出かけました。
大王上了轎、而伴隨的一群家臣的隆重隊儀現在也開始朝著大作村子的山上進發了。
ところが山で鳴いているのはブッポウソウではなく、野バトばかりです。
可這真等大部隊上了山、就是沒看著有啥佛法僧三寶鳥的影呀、滿山遍野瞎叫喚著的野雞倒是一群一群的。
殿さまはカンカンに怒って、たいさくを城に呼び出しました。
這下可好、實屬是把人家大王給氣壞了、馬上這就下令要提人大作進城來給自己一個交待了。
「これ、たいさく。お主が住んでいる山に行ったが、ブッポウソウの声など聞こえんではないか」
喂、就你大作呀?你那甚麼山我上次就親自有上去看過了、但我咋就只聽到是一群野雞在瞎叫喚呀?咋回事呀?
するとたいさくは、不思議そうな顔で言いました。
王說完、隨即就只見大作在大王的面前露出了一副不可思議的表情。
「おかしいですね。確かに山では、♪デデポッポゥ、♪デデポッポゥと、鳴いているのですが」
那可真是奇怪呀、明明我一過去每次都有聽到呀、就是那個♪嘚嘚哱哱♪♪嘚嘚哱哱♪叫的個特起勁。
「バカ者! それは野バトじゃ!」
哎喲、我了個媽呀、你可真是個大蠢貨、聽好了、那玩意兒叫做野雞!
「ありゃ、そうでしたか。わしはてっきり、あれがブッポウソウの声かと思いました。しかし、さすがにお殿さまは物知りですな、あははははははっ」
啥?野雞、原來是叫野雞啊、光就聽到那個聲音、我還以為那可就是甚麼傳聞中的三寶鳥了、不過大王還是您見多識廣、若不是經您這一回提點我咋知道那玩意兒就一野雞呢、哈哈哈哈哈哈。
「笑い事ではないわ!」
我有讓你笑了嗎!
たいさくはきつく叱られましたが、でも殿さまが山に道をつくってくれたおかげで、村のみんなは山仕事が楽になったと大変喜んだそうです。
在這之後大作可謂是被大王罵的那叫一個狗血淋頭呀、可這咋說了、現在可是把大作的全村村民給樂壞了、拜一個二愣子所賜就現在山上被大王給全村的大夥們白修了一條可以方便上去的路、這誰不高興呀。
おしまい
结束
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
ブッポウソウの声
三寶
むかしむかし、土佐の国(とさのくに→高知県)に、たいさくと言うとんちの上手な人がいました。
到好久以前、土佐国有條喊大作的聰明男的。
ある日、たいさくは町に出かけて、こんな事を言いふらしました。
有天大作上街造謠。
「わしらの山にはブッポウソウと言う珍しい鳥がいて、それがまことに良い声で鳴くんだよ」
講我屋山上有奇鳥、名字喊佛法僧、聲音好聽了個卵脬翻天。
するとその話が、お城の殿さまの耳にも届いたのです。
這事就過藩主曉得了。
「ほう。このあたりにも、ブッポウソウがいるとは知らなかった。ぜひ一度、鳴き声を聞いてみたいものだ」
講我們這地方還有這傢伙啊、佛法僧、好傢伙、我要聽他叫二下。
殿さまが言うと、家来(けらい)たちが言いました。
藩主就吩咐了、底下作事人就講。
「ですが殿。たいさくと言う男が住んでいるあのあたりの山には、道らしい道がございません。山に入る事は、とうてい無理にございます」
老闆、我查了、講這話到是條喊大作的男的、問題是要上他那條山根本就㫘路啊。
「そうか。しかし道がなければ、道をつくればよいではないか。そうであろう」
㫘路那就造路、這還不簡單啊。
「ははーっ! まことにその通りでござます」
對頭對頭!這麼一想確實就簡單了。
そこで家来たちは、さっそく山に道を開きました。
底下人這就想辦法鋪路上山了、一下這事就成了。
「では、まいるとしよう」
走、帶我看下子去。
殿さまはカゴに乗ると、大勢の家来と山に出かけました。
藩主這就上橋了、底下人開路。
ところが山で鳴いているのはブッポウソウではなく、野バトばかりです。
但那有甚麼佛法僧啦、一山盡是些野雞、這不是日弄人啊。
殿さまはカンカンに怒って、たいさくを城に呼び出しました。
藩主招大作進城了。
「これ、たいさく。お主が住んでいる山に行ったが、ブッポウソウの声など聞こえんではないか」
我聽你講條甚麼佛法僧。
するとたいさくは、不思議そうな顔で言いました。
大作這就開始裝儍。
「おかしいですね。確かに山では、♪デデポッポゥ、♪デデポッポゥと、鳴いているのですが」
是有啊、就你一上山就聽到、胎潑潑潑、胎潑潑潑。
「バカ者! それは野バトじゃ!」
奤卵!那是野雞!
「ありゃ、そうでしたか。わしはてっきり、あれがブッポウソウの声かと思いました。しかし、さすがにお殿さまは物知りですな、あははははははっ」
原來那是條野雞啊、我還以為那肯定就是傳聞中的三寶鳥、還是藩主曉得的多、我們這些個人還真不怎麼清楚、這就開始笑起來圓場了。
「笑い事ではないわ!」
不準笑!
たいさくはきつく叱られましたが、でも殿さまが山に道をつくってくれたおかげで、村のみんなは山仕事が楽になったと大変喜んだそうです。
大作被罵了個狗血淋頭、藩主也不曉得是自己真著日弄了、就㫘跟大作一般見識、也㫘取他命、反而是上山多了條路、這下全村人都輕鬆了好多、一下好開心。
おしまい
结束
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