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8月10日の日本民話
(8月10日的日本民間故事)
手なし嫁
おすみの継母

手なし嫁
接骨專家

日本語 ・日本語&中国語

むかしむかし、飛騨の国(ひだのくに→岐阜県)の吉城郡(よしきごおり)のある村に、吉右衛門という長者がいました。
到好久以前、飛騨国吉城郡一條村上、管這邊的地主就喊吉右衛門。

長者には先妻の子どもで、おすみという美しい娘と、後妻の子どもで、お玉というみにくい娘がいました。
這就跟前堂客的女喊墨、以及現在堂客的女、玉、這就住一起的、兩個女一乖一醜。

さて、ある日の事、隣村の長者の太郎兵衛から使いの者が来て、
隔壁村也有個有錢的大戶、別個是太郎兵衛、這天別個那邊來了個媒人。

「ぜひとも、おすみさまを嫁にほしいのです」
と、言ってきたのです。
講想結門親事、是別個屋看上地主屋的墨了。

それを知った継母は、自分の子どものお玉を長者の嫁にやりたいと思う気持ちから、おすみを殺してしまおうと考えたのです。
但是想別個一條大戶屋這後媽自己也愩(音鬨)、就想幫自己屋女玉搞過去、那這怎麼搞啦、只能幫墨獻了啦。

(おすみさえいなれけば、隣村の長者は、きっと、お玉を嫁にもらってくれるはず。なにしろ他の家の嫁では、つり合いが取れないからね)
不講自己女玉長的醜、先講別個墨生的乖、再加上也是大戶、所以這別個太郎就愩、但是媽想這乖醜不論、只要先幫墨弄了、這附近有錢的就你我屋兩家、講這門當戶對、你到時還不是要幫我屋玉接手了啊。

そこでまま母は長者が旅に出たのを見計らって、数人の男に山でおすみを殺すよう命じたのです。
後媽趁到男人㫘到屋、這次出去時間又久、估計回來要好大陣、幾袋錢往別個亡命客手裡一甩、要買人手踋了。

男たちは嫌がるおすみを山へ連れて行くと、まずは両手を切り落としました。
這就墨被一群認不到的人一扯、不曉得要帶自己去哪裡、搞甚麼、叫啊叫䛥啊䛥、幫別個搞煩躁了、先是取刀幫你兩個小手一下看你還叫不叫。

すると、おすみが、
這不就聽話了啊。

「どうか、命だけはお助けてください。もう二度と、家へは帰らないと約束しますから」
墨這過就眼睛水雙⻗古缶啊、原地打滾哭到要各位大爺饒命、講自己已經曉得這案子是怎麼回事了、自己以後再不得踏入家門半路、跪到求

と、泣いてすがったのです。
哭到是好悽慘。

男たちも、おすみに恨みがあったわけではないので、おすみを殺さずに帰っていきました。
這群男的也不是講跟墨有仇、就是不在乎她才可以隨便殺她、也是因為不在乎她、所以殺不殺其實也都無所謂、反正錢都到手了、賭你也㫘得那條回去的膽子。

両手を失ったおすみは、その場でしばらく泣いていましたが、ふとおすみの耳に、こんな声が聞こえてきたのです。
兩個嬌貴的小手這就不見了、一下天堂到地獄、哭死哭死的到那裡哭啊、但是突然有條甚麼卵聲音、仙人指路了。

「仏さまは、あなたを見捨ててはいません。幸せになりたいのなら、旅に出なさい」
講既然你我碰到了那也就是佛緣、註定了、你再之後先去避下風頭、這事還㫘完、我只講這麼多、能不能搞的好就看你自己了。

それを聞いたおすみは、その声が弘法大師の声だと確信しました。
墨聽其聲但卻未見其人、更是篤定的確信這就傳說中的高人、弘法大師。

「お大師さま、お導きをありがとうございます」
回了個佛禮。

おすみは泣くのをやめて立ち上がると、四国八十八ヶ所へ遍路(へんろ)に出ることにしたのです。
人一下不哭了、開始遍歷四国八十八蹟地。

両手をなくしたおすみには大変な旅でしたが、おすみは弱音一つ吐かずに頑張りました。
這就一根人棍走街上到處都是殊異眼光、但是墨全忍了。

そして旅を続けて数日が過ぎた頃、おすみは山の中で猟犬に吠え立てられました。
開始了那麼個幾日、這天墨又是人走到山路上、這就來條狗對到吠。

そしてその猟犬の後から、立派な若者が出てきました。
幸好是虛驚一場、跟到這狗主人就從後面現了身、一條年輕小夥子、穿得還可以。

この若者こそ、おすみを嫁にほしいといった長者の息子だったのです。
巧就巧到這就是別個來提親那戶的他屋兒啦。

長者の息子は、おすみの継母におすみが死んだと聞かされてがっかりしていたのですが、悲しい気持ちを紛らわす為に、猟犬を連れてこの山に猟に来ていたのです。
聽到自己要結婚的堂客突然害病死了、自己都想那麼久的事過一下黃了、還花那麼多精力跟屋裡人開口啦、氣一堵、這就牽條狗到山道上面散心、還過真巧幫人碰到了。

息子がおすみを家につれて帰ると、娘は今までの出来事を語りました。
兒馬上幫墨屋裡一邀、這到底是條甚麼回事啦、墨過全交待完了。

それを聞いた息子も長者も、びっくりしましたが、
這條口一開過幫別個一屋人都驚到了。

「何事も、縁が大事。
あなたに嫁に来て欲しいと言ったのも、ここでこうして出会ったのも、お互いに深い縁があったからでしょう。
手がなくてもかまわないから、どうか息子の嫁になってくだされ」
聽別個講完這一切、不曉得具體是條甚麼卵筋、講一些亂七八糟的、緣分甚麼的啦、總結就是現在手斷了別個屋兒也想要。

と、言ってくれたのです。
反正不要你作事、這㫘手也不要緊的。

そして立派な祝言をあげると、二人はめでたく夫婦になり、間もなく玉のような男の子も授かりました。
這直接過婚一結、還幫場面是搞的好大、生怕外人不曉得、㫘得個小半年這人還懷了、後面是條小男兒。

そんなある日の事、おすみは手が生えるように願をかけて、再び四国八十八ヶ所へ遍路に行きたいと言い出したのです。
突然就有天又挑個好日子、講這拜下子菩薩去、討個福報、幫這手踋要回來、前次的事讓墨有心、覺得這事講不好、這回又是要重新幫八十八條蹟地走個遍。

長者も息子も心配しましたが、おすみの決心は固くて止める事が出来ませんでした。
但是男的和岳老頭就不怎麼看好、外面這也不怎麼安全、還是算了、但㫘講聽別個。

おすみは子どもをおぶって四国巡りを始めましたが、背負われた子どもがひもじがって泣くので、お乳をあげようと子どもを下ろそうとした時です。
主要是這一出去還幫條兒背背上的、兒餓了想呋咪、墨㫘手就蹲落來幫兒放下來喂。

おすみはうっかり、子どもを背中から落としてしまいました。
這過就不小心幫兒𢴈地上去了。

「あっ、いけない!」
看到要夾卵了。

おすみはとっさに無くなったはずの手を伸ばして、子どもを受け止めました。
墨是本能反應幫手一攡、這過一下抓到的。

そして子どもを受け止めてから、自分に手がある事を知ってびっくりです。
這就一下曉得自己手長出來的、人一下不鎮定了。

「て、手が、わたしの手がある!」
開始癲了、一直叫。

いつの間にかおすみの両肩から、両手が生えていたのです。
反正這確實就是憑空長了兩條手、不可思議。

「ああ、お大師さま。ありがとうございます」
おすみが涙をこぼして喜んでいるところへ、心配した長者の息子が追いかけて来ました。
人一緩、墨作的第一件事是先感謝當時仙人指路的弘法大師、小臉上這就又哭成淚人了、屋裡兩條、男人和老家夥根本不放心別個㫘手還帶條兒又出遠門、被拐走都不曉得、跟到屁股後面就來的。

二人は大喜びで大師に感謝して家に帰ると、それから仲良く幸せに暮らしました。
到邊一看是這案子、奇了、也過感謝一下別個高人相助啦、這遠門也不出了、一起回屋帶兒去了。

その一方、おすみに両手が生えたその日、継母の両手が突然に無くなったという事です。
要講這憑空的兩條手是怎麼生出來的、這就又要從當初老屋的後媽這人到屋裡坐、突然是兩條手不見了去這事開始講了。

おしまい
结束

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