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9月24日の日本民話
(9月24日的日本民間故事)
川棚川(かわたながわ)のカッパ (健全普通話版)
川棚川的河童
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むかしむかし、川棚川(かわたながわ)という川のそばに、吾平(ごへい)というお百姓さんが住んでいました。
在很久很久以前、於川棚川這處流域旁、一位叫做吾平的青年看挨著河近於是乎就把房屋修建在了這裡。
大雨の日の夜、吾平がふとんの中で寝ていると、
這是於一個雨夜、今夜的屋外是下起了連綿的大雨、可這並不打擾吾平睡的正香。
トントン、トントン
咚咚咚咚。
と、戸をたたく音がします。
直到了一陣莫名的敲門聲響起後。
「だれじゃ、こんな夜中に」
誰呀、在這樣一個大半夜的時間。
吾平が戸を開けてみると、雨の中に人間の子どもみたいなものが立っていました。
吾平起身這就準備去看看門外的人是誰、開門、於大雨之中一位小孩子是站立在了自家門口、應該是小孩子吧、瞧人家那模樣。
でも、みどり色のぬめぬめとした肌をしているので、人間ではありません。
但也只是應該而已、因為若真是小孩子也沒有誰家的小孩皮膚是會和這黃瓜一樣都是綠色的吧、況且人家一眼看去就像極了一隻泥鰍、滑不溜秋的。
「お前は?」
誰呀你?
吾平がたずねると、それは手を合わせて言いました。
吾平只能是先問上一問、立馬的、人家這就給你是上了一個合十禮後開始請求了。
「おいは、そこの川のカッパです。岩穴に住んどるが、戻ってみると怖い物が家の入口をふさいでおる。どうか、どうかその怖い物を退治してください」
我呀、是河童呢、就住你家附近的這條河、可我現在回不了家了、因為我本來是住在河流的岩洞、可現在有個恐怖的玩意兒它把我家給霸佔了、一直一直不走了就守在了那兒、所以、求求你了、給我是幫一個忙、幫我把那傢伙給從我的家裡是趕出去吧。
吾平は、このカッパを可哀想に思って言いました。
吾平聽完河童所言的一席話、心想這河童現在無家可回、確實是蠻可憐的。
「そうか、おいに出来る事じゃったら、何とかしてやろう」
行吧、若是我能做的到的話、那就給你搭把手也不是不行、我就給你儘量的試試看吧。
「ありがとう、家はこっちだ」
太好了、那可真是謝謝你了、我家就到附近不遠處、我來帶路吧。
吾平はカッパに案内されるまま、川へと行きました。
就這樣呀、河童走頭給吾平帶路、吾平呢、走著河童後面跟、逐漸就來到這河邊了。
「ここだ。怖い物が、家の入り口をふさいでおるだろ」
就是這裡了、你看前面就是我家的入口、但如今被一個可怕的玩意兒給堵住了。
見ると川岸にある岩穴に、どこから流れてきたのか馬ぐわ(まぐわ→馬や牛に引かせて、土をたがやす道具)がはさまっています。
現在就瞧瞧著玩意兒、那是個啥呀、也不知道是因為下了這陣大雨從哪兒被沖刷過來的、可那玩意兒不就是一個牛犁嗎、是人家農民套牛馬上耕田用的呢。
「怖い物とは、これか? まあ、カッパはむかしから、金物に弱いというからな」
天啦、就這東西你害怕呀?行吧、很早以前就聽說過你們河童是十分的害怕鐵器、原來這都是真的呀。
吾平さんはすぐに川に入って、馬ぐわを取ってやりました。
很快的、吾平涉下了水、也是把自己充當起了牛馬為眼前的這位小河童拉開了犁。
するとカッパは、とても喜んで、
這玩意兒一被拖走後、河童立馬就是樂開了花。
「ありがとう。お礼に、これからは川を守って洪水が出んようにしてやるから」
謝謝、太謝謝你了呀、為了報答你今天的這份恩情、以後河裡發洪水的時候我都會想辦法儘力的守護你屋子的安全的。
と、言って、何度も頭を下げながら川に入っていきました。
就這樣呀、河童是給吾平低下了頭後三番五次的道起了謝、沒多久後、自己便就也是入洞回家了。
それからは大雨で川棚川の水が増しても、吾平の家の周りには何の被害もなかったそうです。
確實如河童所言、在那之後幾次大雨長水、可就是沒見著吾平的屋子附近有受過了甚麼水災。
そして時々、吾平の家の戸口には、おいしそうな川魚が置いてあるのでした。
不僅如此、時常是吾平一打開家門口、就是可以看見門口幾條自己喜歡吃的魚被人給是放在了那兒呢。
一般的にカッパはイタズラ好きの悪い妖怪ですが、川棚川のカッパはとても良いカッパで、村人たちと仲が良かったそうです。
就通常而言、這河童一般都是會拉人下水喜歡惡作劇的壞妖怪、可就川棚川這裡的這隻河童、人家的性格倒也還是純樸、甚至都還能是和住附近的村民們也都關係不錯的打成一片呢。
おしまい
结束
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
川棚川(かわたながわ)のカッパ
水鬼鄰居
むかしむかし、川棚川(かわたながわ)という川のそばに、吾平(ごへい)というお百姓さんが住んでいました。
到好久以前、這就川棚川的邊上、一條喊吾平的鋤地的農民住到的。
大雨の日の夜、吾平がふとんの中で寝ていると、
トントン、トントン
這日是雨夜、吾平還窩到鋪蓋裡面睡到香香的。
と、戸をたたく音がします。
「だれじゃ、こんな夜中に」
突來一陣敲門聲幫自己驚醒。
這麼晚是搞甚麼哦!
吾平が戸を開けてみると、雨の中に人間の子どもみたいなものが立っていました。
吾平過就去開門了、看外面好像是一條小男兒站到的。
でも、みどり色のぬめぬめとした肌をしているので、人間ではありません。
但這好生看、暗雖暗、這傢伙硬是不像人啊、人哪還是綠色的哦、而且這身上滑滑的跟條泥鰍一樣
「お前は?」
你哪個哦?
吾平がたずねると、それは手を合わせて言いました。
看別個開口問、這不曉得是條甚麼傢伙的東西兩個手板一合、開始講話了。
「おいは、そこの川のカッパです。岩穴に住んどるが、戻ってみると怖い物が家の入口をふさいでおる。どうか、どうかその怖い物を退治してください」
講自己就是住到這河頭裡面的水鬼、還就真不是人、自己的屋是到一條岩洞裡面、但是最近這幾天回去、發現有條傢伙竊了我屋、幫我搞的都㫘地方住了、我怕他了個卵脬翻天、這就想求你來幫他弄了去。
吾平は、このカッパを可哀想に思って言いました。
吾平就想這水鬼都開喊自己人來幫忙啦、既然都住的近、吾平也是替到水鬼想了一下。
「そうか、おいに出来る事じゃったら、何とかしてやろう」
那好傢伙、我看到辦、好弄就幫你弄了去。
「ありがとう、家はこっちだ」
水鬼這就馬上感謝吾平、跟到指路跟別個講自己屋。
吾平はカッパに案内されるまま、川へと行きました。
這人就著河邊一領。
「ここだ。怖い物が、家の入り口をふさいでおるだろ」
水鬼講了、就是這裡了、你看前面的洞、一條不曉得甚麼的傢伙幫我屋門口堵到的。
見ると川岸にある岩穴に、どこから流れてきたのか馬ぐわ(まぐわ→馬や牛に引かせて、土をたがやす道具)がはさまっています。
吾平眼睛一眯、好生看了一眼、這不就是田裡面掛到牛身上犁田用的啊、怎麼得漂這裡來啦。
「怖い物とは、これか? まあ、カッパはむかしから、金物に弱いというからな」
這就是你講的要我弄的傢伙啊?算了、我曉得你們水鬼自古怕鐵器。
吾平さんはすぐに川に入って、馬ぐわを取ってやりました。
吾平下了溪、也是幫了水鬼這個忙、幫牛犁過移開了。
するとカッパは、とても喜んで、
水鬼瞬間就笑開了花。
「ありがとう。お礼に、これからは川を守って洪水が出んようにしてやるから」
馬上答應吾平講這洪水要是來了第一時間跑過來跟你講、感謝感謝。
と、言って、何度も頭を下げながら川に入っていきました。
道了個三番五次的謝、也是潛水河裡面歸屋了。
それからは大雨で川棚川の水が増しても、吾平の家の周りには何の被害もなかったそうです。
後面住河邊的緣故、時不時是漲了大水、淹了這裡又淹了那裡、但是唯獨是吾平運氣好還是甚麼的、一直過好好的、不見水來鬧他。
そして時々、吾平の家の戸口には、おいしそうな川魚が置いてあるのでした。
而且時不時開門、屋門口還有一籃籃小魚有人跟自己擺到的。
一般的にカッパはイタズラ好きの悪い妖怪ですが、川棚川のカッパはとても良いカッパで、村人たちと仲が良かったそうです。
就講這水鬼雖然喜歡幫人扯水裡面淹死起來、不過若是別個認得到你、這就跟條鄰居樣的、也不得有甚麼害心、還得時不時送你魚吃。
おしまい
结束
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