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福娘童話集 > イソップ童話(伊索童话) > 八月
少年と肉屋
年轻人与肉老板
にほんご(日语) ・ちゅうごくご(中文) ・日语&中文
二人の少年が、同じ店に肉を買いに来ました。
二个年轻人,来同一个店里买肉。
肉屋が向こうを向いて仕事をしている隙に一人が臓物を盗んでで、もう一人の少年に持たせました。
店主朝对面一转,工作的间隙,一人偷了内脏,让另一个人拿着。
肉屋はこちらに向き直って、臓物が無くなっているのに気がつきました。
店主往这边转回来,察觉到内脏不见了。
「お前たちだな、盗んだのは」
是你两吧,偷东西的。
肉屋は、少年たちに詰め寄りました。
店主,向两个年轻人逼近。
すると、臓物を盗んだ少年は、
于是,偷内脏的年轻人,
「この通り、ぼくは持っていないよ」
你看,我手上没拿
と、言いましたし、もう1人は、
如是,说,另一个人,
「ぼくは持たされただけで、盗んだんじゃあないよ」
我拿是拿着的,但是没有偷。
と、言うのです。
如是,说。
肉屋は、二人に言いました。
店主对两人。
「ごまかして、わたしからは逃げられたって、悪い奴はきっと神さまから罰を受けるからな」
即便糊弄着从我这里逃过去,坏家伙肯定要从神哪里受到惩罚。
それを聞いた二人の少年は怖くなって、臓物をその場に置いて逃げて行きました。
听到了这个的两个年轻人害怕了起来,将内脏放在了那里跑掉了。
どんなにうまく悪知恵を働かせても、神さまを騙す事は出来ません。
无论运用何种高超的阴谋巧智,也欺骗不了神。
おしまい
结束
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