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9月8日のイソップ童話
子ヤギと笛を吹くオオカミ
にほんご(日语) ・ちゅうごくご(中文) ・日语&中文
※本作品は、読者からの投稿作品です。 投稿希望は、メールをお送りください。→連絡先
投稿者 : 神栖星花研究所 「神栖星花研究所」
一匹の子ヤギが仲間に置いてきぼりにされていた所を、オオカミに見つかって追い駆けられました。
逃げながら、子ヤギはオオカミの方に振り向いて言いました。
「ぼくが、あなたに食べられてしまう事は知っています。
でも、ただ食い殺されてしまうのは、あんまりなさけないから、せめて死ぬ前に、あなたが笛を吹いて、踊りを踊らせてくれませんか?」
そこでオオカミは笛を吹いて、子ヤギを踊らせてやりました。
ところがイヌたちが笛の音を聞きつけて、集まってきました。
オオカミは、あわてて逃げながら言いました。
「おれがバカだったんだ。肉屋のくせに音楽家の真似をしたからいけないんだ」
この様に、今やらなければいけない事を忘れて他の事をすると、せっかく手に入れた物を失う事になりますよ。
おしまい
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