|
|
福娘童話集 > イソップ童話(伊索童话) > 九月
ネズミを怖がるライオンとキツネ
怕老鼠的狮子与狐狸
にほんご(日语) ・ちゅうごくご(中文) ・日语&中文
ライオンが眠っていました。
狮子在睡觉。
その体の上を、一匹のネズミが走り抜けて行きました。
一只老鼠从那个身体上窜过去了。
ライオンは目を覚まして、
狮子睁开眼,
「けしからぬ事をした奴は、誰か?」
无礼的家伙是谁?
と、辺りを見回しました。
如是,望了一圈。
それを見ていたキツネが、
狐狸看见了那个,
「なんです。ライオンのくせに、ネズミを怖がるなんて。ああ、みっともない」
怎么搞得,明明是狮子,害怕老鼠什么的,啊啊,看不下去。
と、たしなめると、ライオンは、
如是,进谏,狮子,
「いや、ネズミが怖かったのではない。眠っているライオンの上を走り抜ける様な、大胆な奴がいるのに驚いたのだよ」
不是,并不是怕老鼠,而是惊讶有谁这么大胆敢在狮子的身上走。
このお話しは、賢い人は、どんなに小さい事もおろそかにしないという事をしめしています。
这个故事,昭示了聪明的人,任何的小事也不会疏忽。
おしまい
结束
(回到上一页)
|
|
|