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12月11日のイソップ童話
月の女神と母親
※本作品は、読者からの投稿作品です。 投稿希望は、メールをお送りください。→連絡先
投稿者 : 神栖星花研究所 「神栖星花研究所」
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投稿者 「フー」 ハーリ・クィン朗読館
ある時、月の女神が母親に頼んで、体にぴったり合う着物を作って欲しいと言いました。
すると、母親は言いました。
「どうして、ぴったりする着物なんか作れると思うの?
お前は、今はまん丸だと思っても、今度は半分になるし、その次にはまた三日月になるもの」
この様に、気まぐれな人には、その人に合う物がありません。
どんなに素晴らしい物を与えても、すぐに気に入らなくなってしまうからです。
おしまい
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