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6月3日の日本民話
(6月3日的日本民間故事)
貧乏になりたいお金持ち (健全普通話版)
大老爺想要變成窮光蛋
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投稿者 「てるみー&えいみー」 みんなで元気に!
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むかしむかし、あるところに、とてもお金持ちの家がありました。
在很久很久以前、就有著這麼一個地、在這裡是居住了有一位超級有錢的大老爺。
「もう、お金なんかいらない」
天啦、錢甚麼的我已經夠多不再需要啦。
と、いつも言っているのに、どうしたことか、お金はどんどんたまるばかりです。
人家反正時常就是會把這句話給放在嘴邊、可咋說呢、話越是這麼說、錢就越是滾滾的噼裡啪啦來。
そこで貧しい人たちに、お金を貸してあげることにしました。
於是乎呀、大老爺想到了一個好主意、那就是打算把錢都去借給那些窮鬼們。
そのとたん、お金持ちの家に大勢の人が押しかけてきて、ご飯を食べるひまもありません。
這個消息一出、大老爺家裡就是立馬給圍的人山人海、這下可好、就連個吃飯的空閒功夫這人都跑你這來問你借錢來了。
しばらくたつと、今度は借りたお金を返しにくる人も増えてきて、もう大変な忙しさです。
又是一陣時日忙碌過去吧、這回來家裡的人可就又變的多了起來、為甚麼呀、那是因為又有一群人他跑來還錢了呀、那這下每天不就更加忙碌了嗎。
(弱ったなあ。このままじゃ、ゆっくり眠る事も出来ん。どうしたものか?)
(天啦天啦、再這樣下去我就連睡覺時都會被人給叫醒呀、這叫我到底可該是如何辦呀)
お金持ちは、色々と考えて、
大老爺的腦子裡此時又是許多的主意一想。
(そうか、お金がたまりすぎるから、こんな事になってしまったのだ。のんびり暮らすには、貧乏(びんぼう)になればいいんだ)
(對呀、就是因為我擁有的財富數量是過於的龐大、所以才會導致了今天這種無法處理的情況、我若是想要獲得清閒、那只要首先變成一個窮光蛋那就好了呀)
と、気がつきました。
老大爺看來已經是找到了問題的癥結。
さっそくお金持ちは家の表に大きな張り紙をして、次のように書きました。
於是乎、立馬的、大老爺取來了一張大紙當做是張告示這就門口一貼、隨後就又是刷刷幾筆。
《おかげさまで、お金はほとんどなくなりました。だから今日限りでお金を貸すのをやめることにします。お金を借りた人は、もう返さなくてもけっこうです》
《感謝這近日來各位好漢幫忙、拜其所賜、家中的錢財已經是給借的所差不多、所以說呀、從今天的開始這錢也就不再借出了、然後、之前所借出去的帳現在也都一筆勾銷、無須再還。》
張り紙のおかげで家へ来る人もいなくなり、やっと静かになりました。
就是這張告示老大爺的家門口一張貼呀、好傢伙、這下總算是家裡不來人開始安靜了。
(さあ、これで貧乏になれるぞ)
(好呀好、這下總算是讓我窮起來了)
ところが元々お金持ちの家だったので、立派(りっぱ)な道具やこっとう品がたくさんあり、売ればたちまちお金がたまってしまいます。
可這怎麼說就這個家原先也算是個豪華的大宅院、這不即便是窮了下來、但家中那些名貴的擺設傢具不也是數不勝數嗎、就光是把這些東西給拿去全換成錢、那也又是一筆不菲的財產了呀。
そこでこれも近所の人にただでやり、屋敷の庭に生えている見事な植木も全部切り倒して、たき木にしてしまいました。
大老爺已經決定好了、那就是把它們全部都給免費送給住在附近的人、然後再就是砍起了庭院裡頭名貴的植物來了、砍完之後剛好就拿來當柴火燒。
ついでに庭のあちこちにある、大きな石まで取り除く事にしました。
就這樣、現在的庭院裡面只有剩下了坐落在各處的零零散散的數塊大石了。
「なにも、そこまでしなくても」
天啦、至於用得著把事情給做的那麼極端嗎。
近所の人が言いましたが、お金持ちは、
這就有鄰居都看不下去了過來給大老爺說了兩句呀、可人家。
「いや、何としても貧乏になり、これからはのんびり暮らすのだ」
你不懂呀、我這可都是為了變窮而做出的努力、今後我就能清閒的過起這悠哉日子啦。
と、言って、大勢の人を呼んで石を運び出しました。
就是這麼一句話說完、現在是石頭也不打算給你留下了、直接又是呼了一大群人過來、現在是開始搬石了。
すると取り除いた石のあとから、大きなつぼがいくつも出てきました。
可是呀、這就巨石被移開的瞬間、這不底下咋就又突然多出了幾個壺呀。
「おや? なんだろう?」
啊?這又是些個啥玩意兒呀?
おどろいてふたを取ると、どのつぼにも金ぴかの小判がつまっています。
大老爺這就試著開了一下壺蓋、結果發現了、這不每一個壺裡都是裝滿了滿滿的金銀財寶嗎。
どうやらこの家の先祖(せんぞ)が埋めておいた物らしく、つぼのふたの裏には、
看來這些應該就是那位先人所遺留偷埋到這裡的寶貝呀、而現在就在壺後又給大老爺是發現了一張紙條。
《これを子孫(しそん)に残す。大切に使ってくれ》
《給我未來的子孫後代們、這筆財富一定要妥善的使用呀》
と、書いてありました。
這不就上面還把這麼一句話給寫了上去嗎。
これには、さすがのお金持ちもまいりました。
就這樣一下、大老爺可算是徹底的認輸了呀。
「なんて事だ。ご先祖さまが大切に使ってくれと書いてあるので、人にやるわけにもいかないし、
怎竟還能又給讓我遇上這事呀、既然是前人有託、那麼我這錢也就不能是隨意揮霍了呀。
・・・まったく、貧乏したいと思っているのにこんな大金が出てくるなんて、わしはよっぽど運の悪い人間だ」
唉唉唉、…………天啦、我明明只是想要成為一個窮光蛋罷了、為何老天又讓我是突然發了這麼一筆橫財、我咋能運氣就這麼背呢。
と、何度もためいきをついたという事です。
就這樣大老爺此時是由衷了發出了一口哀嘆
おしまい
结束
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
貧乏になりたいお金持ち
羨人有疾
むかしむかし、あるところに、とてもお金持ちの家がありました。
到好久以前、有屋地主這就好有錢。
「もう、お金なんかいらない」
但是地主錢一多反而就不再愛錢。
と、いつも言っているのに、どうしたことか、お金はどんどんたまるばかりです。
但是錢曉得了自己被地主嫌棄、就更是要討地主歡心、這過就來的更加猛烈、甩都甩不丟。
そこで貧しい人たちに、お金を貸してあげることにしました。
窮鬼缺錢、又喜歡錢、雖講這錢不喜歡窮鬼、但地主還是邀窮鬼都來自己屋、要窮鬼幫這糾纏自己的錢接手了去、為自己解決煩惱。
そのとたん、お金持ちの家に大勢の人が押しかけてきて、ご飯を食べるひまもありません。
一聽免費有錢領、地主屋裡人是過潽滿了、這過圍了個水泄不通、半刻不得閒、連吃飯的空隙都㫘得了。
しばらくたつと、今度は借りたお金を返しにくる人も増えてきて、もう大変な忙しさです。
這錢過借、送出去一波、等到還回來又是一波、幫地主是過忙死過去的。
(弱ったなあ。このままじゃ、ゆっくり眠る事も出来ん。どうしたものか?)
還有人來還我錢、我還講這賬要全部稀爛的、這好傢伙、我連睡覺都要著人喊起來了、這是要怎麼搞哦。
お金持ちは、色々と考えて、
地主就想辦法。
(そうか、お金がたまりすぎるから、こんな事になってしまったのだ。のんびり暮らすには、貧乏(びんぼう)になればいいんだ)
對頭、我現在變成這樣子全是錢害的、那我只要變成窮鬼這事就一下全不見了、清常。
と、気がつきました。
準備一次性和錢的關係一刀兩斷了。
さっそくお金持ちは家の表に大きな張り紙をして、次のように書きました。
這就屋門口巴布告了、上面這麼寫到的。
《おかげさまで、お金はほとんどなくなりました。だから今日限りでお金を貸すのをやめることにします。お金を借りた人は、もう返さなくてもけっこうです》
今天、借錢不要還、限此一天、要就取、幫我借窮了算你本事。
張り紙のおかげで家へ来る人もいなくなり、やっと静かになりました。
這就紙條條一巴、地主過就真變成一條光屁股了、不過一㫘得了錢、這屋裡也是不吵不鬧、一下清淨了。
(さあ、これで貧乏になれるぞ)
好、舒服了、我現在是窮鬼了。
ところが元々お金持ちの家だったので、立派(りっぱ)な道具やこっとう品がたくさんあり、売ればたちまちお金がたまってしまいます。
但是窮鬼窮歸窮、也算是沒落的貴族、這屋裡古董甚麼豪華的傢具還是放了一些、這賣丟一個又是好多錢。
そこでこれも近所の人にただでやり、屋敷の庭に生えている見事な植木も全部切り倒して、たき木にしてしまいました。
這些又都是禍亂的根源、不能留、院子裡面的草木也雅貴、要砍了當柴燒
ついでに庭のあちこちにある、大きな石まで取り除く事にしました。
連院裡面的隨便一條嵒頭都有來歷、這些也要想辦法辦它掗丟起來。
「なにも、そこまでしなくても」
住邊上的人就講這人是癲了。
近所の人が言いましたが、お金持ちは、
但是地主講。
「いや、何としても貧乏になり、これからはのんびり暮らすのだ」
自己窮就要窮的徹底、不然不得一日清閒。
と、言って、大勢の人を呼んで石を運び出しました。
硬是喊來一潽人幫院裡的嵒頭是搬空了去。
すると取り除いた石のあとから、大きなつぼがいくつも出てきました。
這就看到原來嵒頭的下面是壓起來掩到條甚麼東西的、一條坑洞、裡面一排壺是收滿了。
「おや? なんだろう?」
甚麼卵?
おどろいてふたを取ると、どのつぼにも金ぴかの小判がつまっています。
這就打開壺蓋蓋、好傢伙、是祖宗留落來的家產、裡面金貝是滿了。
どうやらこの家の先祖(せんぞ)が埋めておいた物らしく、つぼのふたの裏には、
看來這著錢喜歡硬是世代遺傳。
《これを子孫(しそん)に残す。大切に使ってくれ》
と、書いてありました。
壺上還一張條子巴到的、後人啊、這都是留起你的、要好生莫揮霍了啦。
これには、さすがのお金持ちもまいりました。
這好不容易想辦法送出去的傢伙又邏自己來了、而且還比之前更要猛烈、地主人也是過不好了。
「なんて事だ。ご先祖さまが大切に使ってくれと書いてあるので、人にやるわけにもいかないし、・・・まったく、
這稀爛啦、這錢又是祖宗託付、又交待我好生用、我幫他浪費了也不好啊、這浪費不得、唉。
貧乏したいと思っているのにこんな大金が出てくるなんて、わしはよっぽど運の悪い人間だ」
這想一窮二白怎麼過就怎麼難啦、反正就是缺甚麼不來甚麼、要甚麼㫘得甚麼、我這運勢還真不比哪個要來的好啊。
と、何度もためいきをついたという事です。
這就嘆息、以後又還是繼續㫘得好覺睡了。
おしまい
结束
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