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10月1日のイソップ童話
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カラスとキツネ
にほんご(日语) ・ちゅうごくご(中文) ・日语&中文
※本作品は、読者からの投稿作品です。 投稿希望は、メールをお送りください。→連絡先
投稿者 : 神栖星花研究所 「神栖星花研究所」
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投稿者 「眠りのねこカフェ」
お腹の空いたカラスが、イチジクの木に止まりました。
実を食べようとしましたが、よく見るとまだ青いので、カラスはイチジクが熟すまで待つ事にしました。
じっと待っているカラスを見たキツネが、
「きみは、どうしてそこにいつまでも止まっているの?」
と、聞きました。
カラスが訳を話すと、
「だめだめ。
待てば良い事があると思って。
待つ事は夢を与えるけど、エサは与えてくれないよ。
ちょっと別の所へ行けば、熟した実の木があるのに」
このお話しは、行動力のない、じゃまくさがり屋の人をたとえています。
おしまい
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