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8月26日の日本民話
(8月26日的日本民間故事)
イラスト たつよ 提供 らくがきの日常
一休さんとキジ (健全普通話版)
小和尚一休與野雞
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、一休さん(いっきゅうさん)と言う、とんちで評判の小僧さんがいました。
在很久很久以前、就有這麼一個叫做一休為人所津津樂道的聰明小和尚。
その一休さんが、大人になってからのお話です。
但以下的這個故事述說的卻是那位聰明的小和尚一休成為了大人之後。
一休さんが近江の国(おうみのくに→滋賀県)のあるお寺にいた時の事、左目が悪い老人が夢の中に現れて言いました。
這事是在一休當時處於進江國某個寺廟裡所發生的、事情的起因先就是一休在睡夢之中夢見了一位左眼瞎掉的老頭。
「わたしは、三年前に死んだ喜介(きすけ)と申します。
我叫做喜介、是與三年之前就已經離開了這個人世。
隣村に住む角助(かくすけ)の父親で、今はキジに生まれ変わっています。
自己本是為附近村子裡角助的爹、但現如今我已經是轉世成為了一隻野雞啦。
何日かすると、この地で役人がタカ狩りをします。
再快活不了幾天、就會被當地官差所馴養的那些老鷹給逮住。
タカに追われたわたしは、このお寺へ逃げ込んできます。
屆時我一旦被老鷹追趕就會瘋狂的跑向寺廟來避難。
そしたらどうか、わたしをかくまってください。
到了那個時候、就請千萬還要高抬貴手、把我給藏好了、助我逃過這一劫呀。
わたしは人間だった時に、左目をけがで失いました。
我為人時左眼因受過傷不幸失明了去。
キジに生まれ変わった今でも、左目は見えません」
也許就是這樣的原因、導致我轉世成為了這野雞之後、左眼也仍是無法看見。
老人は泣きながら、そう語りました。
老人是一邊痛哭著的在述說。
何日かたつと、お寺のある山里で役人たちがタカ狩りを始めました。
但還別說呢、真就是沒等過了幾天之後、小山村裡面官差們組織了一場上山打獵的活動、一個個都是帶著自己的老鷹上山了。
するとタカに追われたキジが、お寺の庭に逃げ込んできました。
這就山上的小動物們是給追的到處亂跑呀、然後就一休廟裡的前院、一隻被老鷹追趕著的野雞是給逃難進來了。
そのキジの左目を見ると、病気なのか真っ白です。
此時就能夠看到這隻野雞它的左眼還就真是像是難道生了病一樣嗎、是一片空白呢。
それを見た一休さんは、夢の話を思い出しました。
發現了這隻野雞的一休、很快的就是想到了夢裡面那名老人所說過的話。
「これは、夢に出て来た喜介」
天啦、這是夢裡的那位喜介。
一休さんはそのキジをかかえると、お寺の土間(どま)のお釜(かま)に入れて隠しました。
一休這就當下是連忙的抱起了野雞、跑到廟裡做飯的地方給野雞是藏大鍋爐裡頭了。
そしてタカ狩りが終わると一休さんはキジを連れて、隣村の角助の家をたずねていきました。
也就是說等避完了這一陣子風頭吧、等到了官差們的打獵活動結束、一休也就帶上了這隻野雞去到了鄰村的角助家裡。
そして夢の話を、くわしく聞かせました。
然後了、跟人又是一陣促膝長談、把夢裡面發生的一切全都是給人述說了去。
話を聞いた角助は、目に涙を浮かべると、
就是這一些話聽完呀、角助的眼角已經是開始泛出了淚花。
「そう言えば親父は、生まれ変わるならキジに生まれ変わって空を飛びたいと申していました」
沒錯呀、話說就我家的那位老爺子、身前也是有說過若是轉世之後自己就想變成野雞的這種話、他說自己特別的就想飛翔在天空之中呢。
と、言って、一休さんから父親の生まれ変わりのキジをもらい受けると、一生大切にしたという事です。
這一番交談結束、兒子是自一休的手中接過來了自己的這位已經變成了野雞的老父親、將其一生都是好好的照顧了。
おしまい
结束
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
一休さんとキジ
一休跟野雞
むかしむかし、一休さん(いっきゅうさん)と言う、とんちで評判の小僧さんがいました。
到好久以前有條鬼頭日腦的小和尚一休。
その一休さんが、大人になってからのお話です。
這就講他的童年往事。
一休さんが近江の国(おうみのくに→滋賀県)のあるお寺にいた時の事、左目が悪い老人が夢の中に現れて言いました。
當時的一休到進江國的一座廟中、這晚上睡覺就作夢、碰到一條瞎了左眼的老杆子。
「わたしは、三年前に死んだ喜介(きすけ)と申します。
講自己是三年前死了的喜介。
隣村に住む角助(かくすけ)の父親で、今はキジに生まれ変わっています。
我兒還到隔壁村跟別個打雜、我過先走一踋、現在轉世變成野雞了。
何日かすると、この地で役人がタカ狩りをします。
差不多這幾天就要好多人上山打獵了。
タカに追われたわたしは、このお寺へ逃げ込んできます。
我到時被狗踵了個卵脬翻天、會好不容易躲到廟裡面來。
そしたらどうか、わたしをかくまってください。
我想讓你一定要幫我保下子。
わたしは人間だった時に、左目をけがで失いました。
我是人的時候瞎了左眼。
キジに生まれ変わった今でも、左目は見えません」
現在變成野雞這眼睛還是條瞎傢伙。
老人は泣きながら、そう語りました。
你看到這條野雞記到就是我啦、老人家不曉得為甚麼這過邊講邊哭。
何日かたつと、お寺のある山里で役人たちがタカ狩りを始めました。
這就真過了幾日、還真一隊傢伙狗索子牽到、鷹肩上停到、上山來了。
するとタカに追われたキジが、お寺の庭に逃げ込んできました。
這野雞就被老鷹踵、㫘幾下就躲廟裡面來了。
そのキジの左目を見ると、病気なのか真っ白です。
一休見狀、發現是條瞎了左眼的野雞。
それを見た一休さんは、夢の話を思い出しました。
這過就突然想起夢裡面的傳達。
「これは、夢に出て来た喜介」
我日、是真的!這是那條老杆子。
一休さんはそのキジをかかえると、お寺の土間(どま)のお釜(かま)に入れて隠しました。
一休跟到就幫野雞翅膀一提、收鍋子裡面去了。
そしてタカ狩りが終わると一休さんはキジを連れて、隣村の角助の家をたずねていきました。
等到上山的人收工、一休又是提到野雞去老杆子講的隔壁村逽(一聲)他屋兒。
そして夢の話を、くわしく聞かせました。
話を聞いた角助は、目に涙を浮かべると、
到屋、這就開始鬼話連篇了、幫這人成雞、雞逽兒的事情過全講了、兒聽的是眼睛水雙⻗古缶、真信了。
「そう言えば親父は、生まれ変わるならキジに生まれ変わって空を飛びたいと申していました」
兒又突然想起父親講過的話、若是有來世、自己想變成一隻可以到天上飛翔的小小鳥。
と、言って、一休さんから父親の生まれ変わりのキジをもらい受けると、一生大切にしたという事です。
這就一休送了別個屋兒一條野爹、讓別個一屋子又行團圓、可喜可賀、可喜可賀。
おしまい
结束
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