福娘童話集 きょうの世界の名作・昔話 童話・昔話・おとぎ話の福娘童話集
     5月26日の豆知識

366日への旅
きょうの記念日
東名高速道路開通記念日
きょうの誕生花
山葵(わさび)
きょうの誕生日・出来事
1959年 健 (トミーズ)
  5月26日の童話・昔話

福娘童話集
きょうの日本昔話
白いおうぎと黒いおうぎ
きょうの世界昔話
月の見ていた話二十六夜
きょうの日本民話
お姫さまと松の木
きょうのイソップ童話
歌手
きょうの江戸小話
死んだのは病人
きょうの百物語
百物語の代金
 


福娘童話集 > きょうの世界昔話 > 5月の世界昔話 >月の見ていた話二十六夜

5月26日の世界の昔話

月の見ていた話二十六夜

月の見ていた話二十六夜
アンデルセン童話 → アンデルセン童話の詳細

♪音声配信
まちゃりんの読んだり〜の♪

 こんばんわ。
 わたしは、高い空の上にいる月です。
 タ方から朝になるまで、いろんな国のいろんなところをながめます。
 では、ゆうべ見た事を、話してあげましょう。

 夜明けの事です。
 大きな町のどの煙突(えんとつ)も、まだ煙(けむり)をはいていません。
 だってまだ、みんな眠っている時間ですもの。
 でもわたしはただ一つ、おきている煙突を見つけました。
 ただし煙突から出てきたのは煙ではなく、とびきり元気のいい男の子の口笛(くちぶえ)でした。
 煙突からピョコンと男の子が顔を出した時、わたしは思わずふき出してしまいましたよ。
 だって、おでこと鼻の頭と右のほっぺが、すすでまっ黒なんですもの。
 でもそんな事は気にしない様子で、男の子は煙突のふちに両手をかけると、いきなり大きな声で叫びました。
「ばんざーい!」
 この子は、煙突掃除屋(えんとつそうじや)さんだったのです。
 男の子は生まれて初めて、煙突の中をてっぺんまで登ってきたのです。
 その時ちょうど、太陽が東の空に姿を現わしました。
 男の子は、明るくなった町を見わたして言いました。
「町が、おいらを見てる!」
 そして、わたしを見あげて言いました。
「お月さんも、おいらを見てる!」
 それから、
「お日さまも、おいらを見てる! ばんざーい!」
 ほうきをクルクルふりまわしながら、とってもうれしそうでしたよ。

おしまい

前のページへ戻る


きょうの世界昔話
ミニカレンダー
<<  5月  >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
福娘のサイト
366日への旅
毎日の記念日・誕生花 ・有名人の誕生日と性格判断
福娘童話集
世界と日本の童話と昔話
子どもの病気相談所
病気検索と対応方法、症状から検索するWEB問診
世界60秒巡り
国旗国歌や世界遺産など、世界の国々の豆知識