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2月6日の日本の昔話
(2月6日的日本故事)
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けんかがうつる
怨氣傳播
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※本作品は、読者からの投稿作品です。 投稿希望は、メールをお送りください。→連絡先
投稿者 「カボスひろし」 大分県産カボスひろしTV
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むかしむかし、吉四六さんと言う、とてもゆかいな人がいました。
到好久以前有一個喊吉四六的異想天開的人
その吉四六さんの隣の家の夫婦は、いつもけんかばかりしています。
他屋旁邊住到的兩口子是天天吵架
「大体、お前がだな!」
「何よ! あたしのせいにするの!」
我日、這關我甚麼事
不是你、那這條事是怎麼得這條樣子了啦
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こんな風に大声を出して怒鳴り合うし、二人して物を投げつけるわで、それは大変な騒ぎです。
每天是嘈了個卵卯翻天、天天到屋裡面拆房子。
そこである日の事、吉四六さんは隣との間に、垣根をこしらえ始めたのです。
吉六四要癲人了、就開始到屋門口修圍牆
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それを、たまたまやって来た庄屋さんが見て言いました。
這個時候村長來就看到了。
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「よう、吉四六さん。一体何をしてるのかね?」
すると吉四六さんは、
「何って、見れば分かるでしょう。垣根を作っているんですよ」
「それは分かるが、なぜ?」
我看你到修圍牆啊
是啊
你修這條搞甚麼
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「それはもちろん、隣の夫婦げんかが、こっちにうつらん様にですよ」
我旁邊那兩條腦殼有屎、我怕自己也遭傳染了。
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「ああ、この夫婦な。しかし、けんかという物は、うつる物じゃない。だから垣根など作っても無駄じゃ」
他們吵架關你甚麼事、這怎麼得傳染?
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「いいや、うつりますよ」
我港得傳染就是得傳染
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「うつらんて」
吉四六さんも庄屋さんも、だんだん声が大きくなってきました。
「だから、うつらんといっているだろう!」
那我看是不得、
意見有分歧
這兩條就開始拆皮了。
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「うつりますとも!」
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「うつるもんか!」
「うつるとも!」
「うつらん!」
「うつる!」
一條港得
一條港不得
就一直港來港去扯好久
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そこで、吉四六さんが言いました。
這時候吉四六就港
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「ほら、けんかがうつったでしょう」
你看我們現在是不是就(著)遭傳染了?
おしまい
结束
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投稿者 「ちょこもち」 ちょこもち
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