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福娘童話集 > 百物語 > 三月
3月26日の百物語
(3月26日的日本鬼故事)
山の化物
山妖
・日本語 ・日本語&中国語
※本作品は、読者からの投稿作品です。 投稿希望は、メールをお送りください。→連絡先
投稿者 「櫻井園子」 櫻井園子エス代表 《櫻井園子キャンドルWEB販売》
むかしむかし、あるところに、腕の良い猟師(りょうし)がいました。
到好久以前、一個地方、有條獵人本事高
猟師が山へ猟に行った帰り道、向こうの木の上に、ぼんやりとあんどんの明かりがともっているのに気づきました。
山上打完獵回去、對到的樹高頭、有個不是怎麼亮的小燈籠點到的、注意到了。
「おや? どうして、あんどんが?」
為甚麼樹上掛燈籠?
猟師が目をこらすと、あんどんの明かりのわきに白髪のおばあさんが座っていて、カラカラカラと糸車を回しています。
獵人再一看、燈籠旁邊還坐到一條白髮老婆婆、到打絲線。
「あんなところに、人がいるはずがない。さては、あのばあさまは山姥(やまんば)だな。よし、おれがしとめてやる」
樹上不可能有人紡線、那肯定是山妖、我正好幫他弄了。
猟師は鉄砲に玉を込めると、おばあさんに狙いを定めて、
獵人幫火槍上子彈、瞄準
ズドーン!
聲音
と、撃ちました。
一槍。
しかしおばあさんは平気で、あいかわらずカラカラカラと糸車を回しています。
問題是山妖一點反應都覓(沒)得、還到樹上當織女。
「よし、今度こそ」
又準備搞一槍
猟師は二発目を撃ちましたが、なぜかおばあさんは平気です。
第二槍還是覓得卵用
「どういう事だ? 確かに玉は、当たっているはず」
我明明看到子彈打到了啊
猟師が首をひねっていると、おばあさんは猟師の方を向いて、
獵人還到想是甚麼情況、山妖過來獵人這邊了。
「ひひひひひ・・・」
陰笑
と、不気味に笑いました。
笑的好駭人
怖くなった猟師は、あわてて逃げ帰りました。
獵人跟到跑路了。
次の日、猟師がこの事を隣に住む物知りなおじいさんに話すと、おじいさんは、
後面獵人問老人家、這是條甚麼情況。
「ああ、そりゃあ、山の化け物の仕業だろう。そいつを仕留めたいのなら、ばあさまのそばにある、あんどんを撃たねば」
那就是條山妖的把戲、你要弄他、不是旁邊的老婆婆、而是燈籠。
と、教えてくれました。
交待了
そこで猟師は昨日の所へやって来ると、再び現れたおばあさんのそばにあるあんどんめがけて鉄砲の引き金を引きました。
獵人又到現地方去、這次對到燈籠摳扳機。
ズドーン!
槍響
するとあんどんの明かりがパッと消えて、
燈籠黑啦。
「ギャーッ!」
叫聲
と、言う悲鳴と共に、おばあさんが木の上から落ちてきました。
老婆婆一嬉、樹上面落落來了。
「よし、しとめたぞ!」
好傢伙。
猟師がさっそく正体を調べてみると、なんとそれは何十年も年を取った大ミミズクだったそうです。
獵人提起來一看、原來是條近幾十年的老貓頭鷹精。
おしまい
结束
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