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3月7日の日本民話
(3月7日的日本民間故事)
イラスト 柴田伸子 サイト 昔話で販促!
わらびの恩 (健全普通話版)
蕨菜的恩情
・日本語 ・日本語&中国語
アニメかみしばい版
岩手県の民話→ 岩手県の情報
むかしむかし、大きなヘビが昼寝をしていると、不運な事に土の中から茅(かや)が芽を出して、鋭くとがった先でヘビの身体を貫き通してしまったのです。
在很久很久以前、有一隻大巨蛇正睡著自己的午覺、可不幸的是這個時候突然就從土地裡給冒出了一根嫩芽、尖銳的芽尖一下就是直接給把大蛇的身體竟然貫穿了。
やがて目を覚ましたヘビは、
沒一會兒、大蛇睜開了眼。
「あぁーーっ、よく寝たな。さて、お昼ご飯にカエルでも食べに行くか」
啊哈ーー、這一覺可真給我睡的舒服呀、正好也到了時間、就去找來一隻青蛙先生當做我的午飯吧。
と、前に進もうとしたのですが、茅に体を貫かれているので、身体が前に進みません。
此時的蛇開始試圖緩緩向前、可自己不是已經給芒草給死死釘住了嗎、這也就導致了大蛇完全寸步難行。
「あれ? おかしいなあ?」
哎呀?這可是咋回事呀?
そこで自分の身体を見て、ようやく自分の身体が茅に貫き通されている事を知ったのです。
就在此時大蛇也是扭頭看了一下自己的身子、這下終於也是讓自己給弄明白了、自己的身體啥時候是給茅草貫通了呀。
「わあぁぁ! これは大変だ!」
哎喲我的媽!這可太糟糕了呀!
ヘビは尻尾をバタバタさせたり、身体をクネクネしたりしましたが、どう頑張っても、茅から身体が抜けません。
大蛇馬上就是嘗試尾巴噼裡啪啦的甩、身體一晃一晃的搖、可即便是怎麼的費力去掙扎終究還是無法從這顆茅草手裡脫困。
「どうしよう? このまま動けないと、飢え死にしてしまうよ」
這到底是要讓我給咋整呀、一直這樣原地不動的話、我不就直接得要給活活的給餓死啊。
ヘビがほとほと困っていると、ちょうどヘビのお腹の下あたりから、可愛いワラビが出てきました。
現在的大蛇一整個人是焦慮極了、可就是這時、從大蛇的下腹部這裡露頭出了一朵可愛的小蕨菜。
ワラビは、ヘビが困っているのを見ると、
當蕨菜看到了大蛇先生十分焦慮的表情之後。
「ヘビさん、ヘビさん、ぼくが身体を持ち上げてあげるから、もう少しの我慢だよ」
大蛇先生、大蛇先生、我這就馬上長大將你給抬起來、稍微再忍耐一下吧。
と、言って、ヘビの身体をどんどん持ち上げていきました。 就這樣、大蛇先生的身體還真就開始的一點點兒的被小蕨菜了抬了起來。
こうしてヘビの身体は、突き刺さっていた茅からスポンと抜けたのです。
到了最後總算是給大蛇脫了困、將人家的身體在茅草的尖刺中給頂了出來。
身体が自由になったヘビは、大喜びです。
就這樣重新得到了自由之後的大蛇是十分的高興。
「ありがとう、ワラビさん。本当にありがとう」
太謝謝你了、小蕨菜、真的十分感激。
それからヘビはワラビを大切にするようになりました。
所以說嘛也是自這以後大蛇只要看見了小蕨菜就也都對它照顧了起來
そして、ヘビが人間を襲うときに、人間が、
而這件事也讓即將要被蛇攻擊時的人類。
♪ヘビよ、ヘビ
蛇先生、蛇先生。
♪茅畑(かやばたけ)に昼寝して
茅草地裡愛午睡。
♪ワラビに助けてもらった恩を忘れたか?
往了當初蕨菜恩?
♪もしも噛んだりしたならば、ワラビを全部取ってしまうぞ
若是給我咬我一口的話呀、我就可得將所有的蕨菜都給它拔乾淨呢。
と、唱えると、ヘビはワラビの恩を思い出して、道を開けてくれるのだそうです。
而每當只要人類這樣唱到時、大蛇也就會想起過往小蕨菜的恩情、這也便識趣的離開讓了道。
おしまい
结束
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わらびの恩
蕨菜救命
むかしむかし、大きなヘビが昼寝をしていると、不運な事に土の中から茅(かや)が芽を出して、鋭くとがった先でヘビの身体を貫き通してしまったのです。
到好久以前、一條好大的蛇就睏到覺的、哪曉得身體伏到的草葉子上面、底下過發芽了、這芽苗尖尖像根粗針樣的幫大蛇的身體據過去了。
やがて目を覚ましたヘビは、
等蛇一覺睏醒。
「あぁーーっ、よく寝たな。さて、お昼ご飯にカエルでも食べに行くか」
睡的好舒服、一覺起來肚子也餓了、這就準備邏蝦蟆去當中飯幹了。
と、前に進もうとしたのですが、茅に体を貫かれているので、身体が前に進みません。
這就想往前面爫奴(爬)兩踋、因為身體著茅草鎖到的、就跟條泥鰍釘釘子、動不得了。
「あれ? おかしいなあ?」
甚麼鬼?
そこで自分の身体を見て、ようやく自分の身体が茅に貫き通されている事を知ったのです。
蛇這就回頭看了一下自己的身體、好傢伙、懂了。
「わあぁぁ! これは大変だ!」
我日!這下稀爛啦。
ヘビは尻尾をバタバタさせたり、身体をクネクネしたりしましたが、どう頑張っても、茅から身体が抜けません。
蛇尾巴就刷啊刷、身體就扭啊扭、搞了個卵脬翻天、㫘看搞出甚麼碌頭。
「どうしよう? このまま動けないと、飢え死にしてしまうよ」
爛啦、我過要餓死到這裡的、唉。
ヘビがほとほと困っていると、ちょうどヘビのお腹の下あたりから、可愛いワラビが出てきました。
蛇這一下就感覺自己不行的時候、肚子底下一條小蕨菜冒頭了。
ワラビは、ヘビが困っているのを見ると、
蕨菜還才出來、就看到這蛇樣子不對啊。
「ヘビさん、ヘビさん、ぼくが身体を持ち上げてあげるから、もう少しの我慢だよ」
就跟蛇講、蛇蛇蛇、我這就長大幫你撐起來、你不要慌。
と、言って、ヘビの身体をどんどん持ち上げていきました。
講到講到、蛇的身體看到看到就被托起來了。
こうしてヘビの身体は、突き刺さっていた茅からスポンと抜けたのです。
就這麼到、卡到蛇身體裡面的芒草頭頭也過托出來了。
身体が自由になったヘビは、大喜びです。
蛇一下可以動了、笑了個卵脬翻天。
「ありがとう、ワラビさん。本当にありがとう」
馬上對到蕨菜講感謝。
それからヘビはワラビを大切にするようになりました。
之那以後蛇就好愛護蕨菜了。
そして、ヘビが人間を襲うときに、人間が、
♪ヘビよ、ヘビ
再如果看到蛇要瑇人了、人就會唱歌。
♪茅畑(かやばたけ)に昼寝して
♪ワラビに助けてもらった恩を忘れたか?
♪もしも噛んだりしたならば、ワラビを全部取ってしまうぞ
威脅蛇講你若是幫我瑇一口、我就幫你恩人蕨菜全部扯完起來。
と、唱えると、ヘビはワラビの恩を思い出して、道を開けてくれるのだそうです。
蛇就顧忌恩情、過讓路了。
おしまい
结束
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