福娘童話集 > 日本民間故事 > 九月
9月26日の日本民話
(9月26日的日本民間故事)
イラスト たつよ 提供 らくがきの日常
一休さんの、サルの恩返し (健全普通話版)
小和尚一休、猴子的報恩
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、一休さん(いっきゅうさん)と言う、とんちで評判の小僧さんがいました。
在很久很久以前、就有著這麼一個叫做一休的為人所津津樂道的聰明小和尚。
その一休さんが、大人になってからのお話です。
可現在就說說人家長大之後是又發生了哪些故事吧。
ある年の春、ある村人が、捕まえた一匹のサルを殴りつけていました。
於某年春、先就是有一名村民抓住了一隻猴子、然後開始對其是大刑伺候了起來。
「これこれ、どうしてサルを殴るのだ?」
哎呀哎呀、你這是在幹甚麼、為甚麼要如此的欺負一隻小猴子呀?
一休さんがたずねると、村の男はなおもサルを殴りながら、
一休和尚於一旁路過連忙也是關心、可村民對於眼前的這位和尚勸阻並不上心、還是繼續的欺負著自己手中的猴子呢。
「このサルが、うちの畑を荒らしたのです」
因為這隻猴子它糟蹋掉了我的菜園子、我現在就是在出手教訓它。
と、言います。
村民是這樣說道。
「なるほど。
しかしサルも、じゅうぶんに反省したはず。
荒らされた畑の作物はわたしが買い取るから、そのサルを許してはもらえないだろうか」
這樣呀。
但從我來後猴子先生都被你是教訓了這麼老大一陣了、我想它自然也肯定就是已經開始反省自己了吧。
被它抓爛偷吃掉的農作物、我現在就把這一部分全買下來了、以補充你的損失、所以說請你就也高抬貴手放過了這隻猴子先生一次吧。
「はあ。お坊さんが、そう言うのなら」
好啊、那既然是和尚你都開了這個口、我自然是放。
一休さんは男にお金を渡すと、サルを逃がしてもらいました。
就這樣呀、一休是給了村民一點錢、猴子呢也就給人家是從手上放走開溜了。
サルにも助けられた事がわかるのか、サルは山へ逃げる前、一休さんに何度も頭を下げました。
也許這猴兒它有靈性、人家竟然是會在跑之前、多次的向一休行叩拜之禮呢。
「うむ。元気でな」
誒誒誒、看來被打的並無大礙。
それから何日かしたある日の夕方、一休さんがお寺の縁側(えんがわ)から夕焼けにそまる山々の景色(けしき)をながめていると一匹のサルがやって来て、葉っぱに包んだ物を差し出しました。
就說說自猴子那事過了幾天後的一個傍晚時分、此時的一休正坐在寺廟的緣側上遙望著群山黃昏時分的美景、可就是突然、一休看見了、這不自己廟裡是跑進來了一隻猴子嗎、不僅如此人家的手上是還有用荷葉包著個甚麼東西、就跟個啥禮物樣的要把它送給你呢。
そのサルは、この前に一休さんが助けたサルです。
當然、就今天的這隻猴子呀、它可就是之前一休有幫助過得那一隻呢。
「おや、これをわしにくれるというのか? ありがとう」
誒呀呀、這是給我的禮物嗎?真是謝謝你了呀、小猴子先生。
サルの手から葉っぱの包みを受け取った一休さんが包みを開けてみると、中にはまっ赤にうれた野イチゴが入っていました。
就這樣、一休是伸手接過去了猴子給與自己的荷葉包裹、慢慢的打開一瞧、發現裡面這就全包的是紅紅的野草莓呢。
「ああ、これはおいしそうだ。・・・ちょっと、お待ちなさい」
恩、還不錯、是很美味的草莓呢……………對了、猴子先生你也稍微等等。
一休さんは布袋にいり豆を入れてやると、サルはそれを受け取ってお寺の裏山へと消えていきました。
一休此去其實是去到了內堂給猴子先生也拿來了一個裝滿了炒豆子的小袋、待猴子先生接過了一休的這個回禮也就跳著跳著往寺廟的後山方向消失不見了。
次の日、サルは昨日の布袋を一休さんのところへ返しに来ました。
可就是第二天、猴子先生它就又來了、而這次回來就是為了退還給一休的那個吃完了煎豆子後的小布袋呢。
「わざわざ持って来るとは、かしこいサルじゃ」
竟然還特地的幫我把小口袋也還了回來、真正一隻十分聰明的猴子呀。
一休さんがサルから布袋を受け取ると、布袋の中に何かが入っていました。
一休接過了猴子的口袋、但這時發現了口袋內中似乎是有裝了東西進去呢。
一休さんが取り出してみると、中にはおいしそうなクリの実が入っています。
把它取了出來一瞧之後、這不就是山裡面的好吃板栗嗎。
再び裏山へ帰って行くサルに、一休さんは満面の笑みを浮かべました。
對面著又是給與了自己一小袋板栗然後離去的猴子先生背影、一休是浮出了滿面的笑意。
「恩と言う物を、よく知ったサルじゃ。
人間には恩知らずな者もいるが、その様な人間はサルにもおとるといえるなあ」
知恩圖報、如此簡單的道理就連是猴子先生都明白的很呢。
可就是對於這樣簡單的道理、卻還是有無法明瞭的人、這種人呀、真是連一隻猴子先生都不如呢。
それからのち、一休さんは若いお坊さんたちにこのサルの話しを通じて、恩という物の大切さを語ったという事です。
就這樣呀、在一休經歷了這樣子的一個事之後、時不時的也就是會把如此的一個逸談去講給其他的小和尚們去聽、就是希望他們能以此也孕育出一顆懂得感恩的心。
おしまい
结束
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
一休さんの、サルの恩返し
猴恩
むかしむかし、一休さん(いっきゅうさん)と言う、とんちで評判の小僧さんがいました。
到好久以前、有條鬼頭日腦的小和尚一休、人小鬼大好機靈。
その一休さんが、大人になってからのお話です。
這次不講他小時候、而是已經成人後的事。
ある年の春、ある村人が、捕まえた一匹のサルを殴りつけていました。
有年子的春天、果園的農夫捉到一條猴子到打。
「これこれ、どうしてサルを殴るのだ?」
一休過來就問為甚麼要打這條猴子啦?
一休さんがたずねると、村の男はなおもサルを殴りながら、
農民看別個和尚連這點常識都不曉得也就講了。
「このサルが、うちの畑を荒らしたのです」
と、言います。
這猴子就是害蟲、你留到他、你的日子就不得好過、農民看到都是有就殺、懂?
「なるほど。
しかしサルも、じゅうぶんに反省したはず。
荒らされた畑の作物はわたしが買い取るから、そのサルを許してはもらえないだろうか」
一休就講這樣子啊、但是這就搞死了也太著孽了吧、你都幫他搞成這個樣子了我看他下次也不敢再來了、這猴子鬧你的田搞去的幾個損失我賠起你就是、放生了你也積點德。
「はあ。お坊さんが、そう言うのなら」
農民一看這和尚還願意花錢買條猴子的狗命、也是賣了別個個面子。
一休さんは男にお金を渡すと、サルを逃がしてもらいました。
這就一錢一命、農民得了錢、一休也放走了猴子。
サルにも助けられた事がわかるのか、サルは山へ逃げる前、一休さんに何度も頭を下げました。
「うむ。元気でな」
這猴子不曉得是不是有靈、走之前還看了一休幾眼、好像到那裡感謝樣的。
一休也就跟猴子招了個手。
それから何日かしたある日の夕方、一休さんがお寺の縁側(えんがわ)から夕焼けにそまる山々の景色(けしき)をながめていると一匹のサルがやって来て、葉っぱに包んだ物を差し出しました。
這就過了幾日、黃昏、一休人到廟裡面坐、對到山上看到的時候、一條猴子下山對到這邊過來、手裡還捏到個荷包、好傢伙、這是報恩來了。
そのサルは、この前に一休さんが助けたサルです。
剛好這隻就正是一休當初幫得那條。
「おや、これをわしにくれるというのか? ありがとう」
唉?還曉得回來報恩啊、這讓看下這荷葉裡面包的是條甚麼傢伙。
サルの手から葉っぱの包みを受け取った一休さんが包みを開けてみると、中にはまっ赤にうれた野イチゴが入っていました。
一休解開了葉子、看到裡面裹到的是一顆顆草莓到。
「ああ、これはおいしそうだ。・・・ちょっと、お待ちなさい」
一休吃了一顆、覺得這味道是也還好、自己也起身往堂裡面走。
一休さんは布袋にいり豆を入れてやると、サルはそれを受け取ってお寺の裏山へと消えていきました。
回來時提到了個麻布袋子、裡面裝到的是炒好的豆子、幫這條過起了猴子、別個一抓也是過跳山上去了。
次の日、サルは昨日の布袋を一休さんのところへ返しに来ました。
又過了一日、這猴子過又捏到昨天的袋子回來了。
「わざわざ持って来るとは、かしこいサルじゃ」
這猴子這次又是搞甚麼玩意哦?專門回來退我布袋啊。
一休さんがサルから布袋を受け取ると、布袋の中に何かが入っていました。
一休收了袋、發現裡面的東西裝得還是有。
一休さんが取り出してみると、中にはおいしそうなクリの実が入っています。
取出來一看、是猴子幫板栗塞了進去
再び裏山へ帰って行くサルに、一休さんは満面の笑みを浮かべました。
「恩と言う物を、よく知ったサルじゃ。
人間には恩知らずな者もいるが、その様な人間はサルにもおとるといえるなあ」
一休就講這猴子知恩圖報、真是條好猴、而有些人卻只得問你借錢、等他能想到你的時候、絕對是他再次㫘錢的時候。
それからのち、一休さんは若いお坊さんたちにこのサルの話しを通じて、恩という物の大切さを語ったという事です。
也不曉得是不是騙小兒、變成大和尚的一休天天跟小和尚們講這條故事、勸阻他們行善。
おしまい
结束
イラストおまけ イラストをクリックすると、大イラスト(2560×1440)を表示
(回到上一页)
|