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福娘童話集 > イソップ童話(伊索童话) > 七月
キツネと王さまに選ばれたサル
狐狸与被选为王的猴子
にほんご(日语) ・ちゅうごくご(中文) ・日语&中文
サルが動物たちの集まりで踊りを踊って大かっさいを受け、王さまに選ばれました。
猴子在动物们的集会上,跳舞受到了大喝彩,被选为王了。
キツネは、それをねたみました。
狐狸,对此嫉妒。
そして王さまに選ばれてから、いばり放題のサルをこらしめてやろうと思い、ワナに肉が仕掛けてある場所を見つけておいてから、サルの所へ行って、
然后,想给被选为王之后,任意嚣张的猴子一点教训,找到一个陷阱里放肉的地方,再去猴子哪里。
「わたくしは宝物を見つけました。しかし、これはわたくしの物にしてはいけない、王さまのお役に立てなくてはと思い、そのまま大切にしまっておきました。どうか、王さまご自身で取りにおいで下さいませ」
下臣发现了宝物,但是,将那个当成是自己的东西可不行,我想得为皇上效劳,就那样的高度重视。如何,还请皇上驾身亲取。
と、うやうやしく言って、サルをワナの所へ連れて行きました。
如是,毕恭毕敬的说,把猴子带到了陷阱的所在。
サルはうかうかとワナに近づいて、たちまちワナにはまってしまいました。
猴子漫不经心的靠近陷阱,立即就栽在陷阱里了。
「キツネめ! よくもわしを騙したな!」
贱狐狸,竟敢欺骗孤。
「おいおい、バカなおサルさん。お前はそんなにマヌケなくせに、それで動物の王さまになれると思っているのかい?」
喂喂,笨蛋猴子兄,你这般不带脑子,还想当动物的王?
これは、実力のない人が何かの幸運でリーダーに選ばれても、仕事を失敗するだけでなく、実力のある人にねたまれて、とんでもない目に合わされるというお話しです。
这就是,没有实力的人,即便因不知从哪里来的幸运当上了领导,不仅工作上失败,还会被有实力的人嫉妒,蒙受惨烈的遭遇,如是讲述了。
おしまい
结束
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