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福娘童話集 > イソップ童話(伊索童话) > 七月
おじいさんと死神
老爷爷与死神
にほんご(日语) ・ちゅうごくご(中文) ・日语&中文
ある日、一人のおじいさんが山でたきぎをたくさん集めて、よいこらさと背中に背負いました。
有一天,老爷爷一人在山上收集了大量的柴火,嘿的一声背在了背上。
家が遠いので、長い長い道をそうやって、歩いて行かなければなりませんでした。
因为家很远,只能像这样步行的将漫长的道路走完。
おじいさんはすっかりくたびれて、途中でいったん荷物を下ろしました。
老爷爷十分劳累,中途将货物暂且放下。
「やれやれ、いっそ、死に神が迎えに来てくれないかなあ。・・・おーい、死神やーい」
呀勒呀勒,索性,让死神来迎接好了,喂哎,死神啊。
おじいさんがこう呼びますと、たちまち死神が現れて、
老爷爷像这样呼喊,立刻死神出现了。
「わたしを呼んだのは、何の為かな?」
呼唤我,是为了什么事?
と、尋ねました。
如是,探问。
死神の怖い顔を見た途端に、おじいさんは気弱になって、
看见死神可怕的面孔的当下,老爷爷胆怯了起来。
「いえいえ、なに、この荷物をしょいなおすのに、ちょっと手を貸して下さればいいんで」
不不,那里的话,我想重新把柴火背起来,能稍微帮我搭把手就好了。
このお話しは、人間はたとえどんなに貧乏で辛い暮らしをしていても、死ぬよりは生きている方がましだと教えています。
这个故事,人就算不管多么贫穷,艰苦的活着,比起死还是活着好,如是教导了。
おしまい
结束
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