|
|
福娘童話集 > イソップ童話(伊索童话) > 八月
神さまの像を運ぶロバ
运送神像的驴马
にほんご(日语) ・ちゅうごくご(中文) ・日语&中文
ある人が、ロバの背中に神さまの像を乗せて町に連れて行きました。
某个人,把神像驮在驴马背上,带着去镇子里。
通りを歩いている人たちは、みんな神さまの像を拝みました。
路过的行人们,大家都拜受神像。
するとロバは、みんなが自分を拝むのだと思って大得意になり、大きな声でいなないて、先に進もうとしなくなりました。
于是驴马,以为大家都在拜自己而得意了起来,发出大声的鸣叫,不打算往前走了。
ロバ引きはロバが何を考えているのかを見抜いたので、こん棒で殴りつけながら言いました。
牵驴马的人看穿了驴马的想法,于是拿起棒子边打边说。
「何ておめでたい奴だ。人間さまがロバを拝むなんて事があってたまるか」
真的搞笑的家伙,伟大的人类去跪拜驴马,存在这种事,人忍受的了吗。
自分は少しも偉くないのに、偉い人の名前を借りていばり散らす人は、正体を知っている人たちから笑い者にされるという事を、このお話しは教えています。
明明自己一点也不了不起,借用伟人的头衔作威作福的人,会被知道实情的人们贻笑大方,这个故事如是教导了。
おしまい
结束
(回到上一页)
|
|
|