|
|
福娘童話集 > イソップ童話(伊索童话) > 九月
鈴をつけたイヌ
系铃铛的狗
にほんご(日语) ・ちゅうごくご(中文) ・日语&中文
あるイヌが、いきなり人に噛み付く癖があったので、飼い主は人々が注意する様に、そのイヌの首に鈴(すず)を付けました。
有一条狗,就喜欢冷不防的咬人一口,狗主人为了使人注意,把狗头上挂了个铃铛。
ところがそのイヌは、鈴を付けて得意になり、鈴を鳴らしながら広場を飛び回りました。
可是那只狗,挂了铃铛反而得意起来,一边响着铃铛一边在广场窜来窜去。
それを見て、一匹の年取ったイヌが言いました。
看见了那个的,一匹老狗说。
「なんでそんなに得意になっているのだ?
你那么得意是为什么。
鈴を付けているのは、あんたが偉いからじゃあなくて、あんたが悪い奴だって事を、みんなに知らせる為なのに」
给你系上铃铛,不是说你很厉害,而是让大家知道,你是个坏家伙。
乱暴な人が着飾っても、心の汚さをひけらかす様なものです。
残暴者即便去粉饰自己,也只是为了向世人夸耀其内心的丑陋。
おしまい
结束
(回到上一页)
|
|
|