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5月4日の日本民話
(5月4日的日本民間故事)
藺牟田池(いむたいけ) (健全普通話版)
藺牟田池
・日本語 ・日本語&中国語
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朗読者 : エクゼムプラーロ |
鹿児島には火山の跡に水がたまって出来た、藺牟田池(いむたいけ)という池があります。
因火山爆發形成的陷沒地形而變的可以蓄水的鹿兒島的火山遺蹟、藺牟田池。
静かな湖面には、たくさん浮島があって、たくさんのカモがやって来るそうです。
無波的湖面上可以看到是有很多凸起的浮島、除此之外還有一大群前來遊玩的鴨子們。
このお話しは、この藺牟田池がまだ出来ていない頃のお話です。
而現在下面所要說到的這個故事、還是藺牟田池這個火山湖尚未形成之前的往事呢。
むかしむかしの大むかし、ここには夫婦の神さまが暮らしていました。
在遠古以前的太古、相傳當時的此地是有住過了一對天神的夫妻。
二人はとても仲良しですが、二人には子どもがいないので、いつも寂しい思いをしていました。
兩位天神的感情是十分的要好、可他兩之間雖說是結為了夫婦但是也並沒有孕育出一個小孩這樣、長久的時間過去這也這導致了兩人之間有時不免會覺得有些蕭索。
そこで二人はこの辺に飛んで来るカモを飼ってみようと相談して、男の神さまがさっそく一羽のカモを手に入れました。
於是乎呀、這不附近時不時的飛來很多鴨嗎、乾脆兩人合計著就養一隻小鴨鴨來當自己的孩子算了吧、商量之後男人馬上就是將一隻鴨子抓入了懷中。
それから二人はカモを小さなかごに入れて、カモを自分たちの子どものように可愛がったのです。
就是從這天起呀、兩人還給小鴨鴨又準備了一個小籃子、總之就是兩人真的就把這隻小鴨鴨當做是自己的乖寶寶在養起來了。
最初はかごの中でびくびくしていたカモも、やがて二人になついて、かごから出しても必ず戻ってくるようになりました。
起初的鴨子被按在了小籃子中後可謂是害怕的一個不行、可最終還是被兩人給養熟了去、卸下了心防、等到了最後就算是出去玩時、回來時都會懂得自己進入小籃子之中了。
そんなある日の事、男の神さまが畑へ出かけて、女の神さまが家の仕事をしていると、カゴに入れていたカモがただならぬ声で鳴いたのです。
可突然到了某一天、這日的男子前去了耕地裡面打理、而妻子此時則是留守在家中做家務、就是這時、小籃子裡面小鴨鴨開始瘋狂的叫喚了、一直不帶停的這種。
女の神さまがあわててカモの所へ行ってみると、どこからか現れた一人の神さまが、可愛いカモを奪って逃げて行ったのです。
妻子慌張了個不行、馬上的跑到了放小鴨鴨小籃子的所在、這可讓妻子瞧見了、不知是打哪兒來的另一位陌生天人呀、這可不抱著自己的小鴨鴨是拔腿就跑了嗎。
「あなたー! わたしたちの大切なカモが連れて行かれたの! はやく戻ってきてー!」
喂!你誰呀、抱走咱家的小鴨鴨是要幹啥呀!快點把鴨子給我退回來呀!
女の神さまの叫びに畑へ出かけていた男の神さまはすぐに戻ってきましたが、その後いくら探してもカモを見つける事は出来ませんでした。
就是妻子的這聲在家中的大聲呼喊、下地的男子聽到後則是火速的趕回了家、這就瞭解了情況後、把小鴨鴨是找呀找呀找了又找、但結果就是哪兒也沒找著。
可愛がっていたカモがいなくなったさみしさから、女の神さまは病気になって死んでしまいました。
因為自己親愛的小鴨鴨就這麼的離了自己而去、女主人是憂鬱得了心病、最後竟就是因了此事亡故了。
大切な妻とカモを失った男の神さまは、毎日滝の様な涙をあふれさせて泣きました。
那此時的男子現在就不光只是小鴨鴨、就連妻子不也給搭了進去嗎、此時的男子也是徹底的繃不住了、開始放聲的嚎啕大哭、那每天的眼淚可就跟流水的瀑布一樣多。
その二人の流した悲しみの涙がどんどん集まって、今の藺牟田池(いむたいけ)になったそうです。
所以說現今的藺牟田池呀、相傳其實就是當年的兩人眼淚匯聚合流所成。
また、カモを盗んだ神さまは自分のした事を反省して、藺牟田池の方に向ってカモを放してやりました。
現在場景一變、來到了這偷走了小鴨鴨的那位神仙那兒、人家看見了事情被自己整成了這樣、連忙的想要彌補過錯、放走了小鴨鴨讓它一隻鴨回到了家。
それでカモは今でも二人の神さまを探しに、この藺牟田池に飛んでくるそうです。
可就是小鴨鴨這一去回來後咋就可找不到了自己以前的主人了呀、但總之人家還是不放棄、就今天還天天飛這藺牟田池來、看主人是否回了家呢。
おしまい
结束
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
藺牟田池(いむたいけ)
藺牟田池
鹿児島には火山の跡に水がたまって出来た、藺牟田池(いむたいけ)という池があります。
鹿兒島的火山湖、藺牟田池。
静かな湖面には、たくさん浮島があって、たくさんのカモがやって来るそうです。
靜靜的湖面上多是浮島、還有來這裡玩的好多鴨子。
このお話しは、この藺牟田池がまだ出来ていない頃のお話です。
今天要講是這藺牟田池尚為成為火山湖之前。
むかしむかしの大むかし、ここには夫婦の神さまが暮らしていました。
到以前又以前的好久以前、邊上一對神仙的夫妻住到的。
二人はとても仲良しですが、二人には子どもがいないので、いつも寂しい思いをしていました。
二條感情好、但就是㫘得小兒、難免就不想要一個。
そこで二人はこの辺に飛んで来るカモを飼ってみようと相談して、男の神さまがさっそく一羽のカモを手に入れました。
二人就商量我們這就飼鴨子啊、男的四處一望、這就一匹鴨子上手了。
それから二人はカモを小さなかごに入れて、カモを自分たちの子どものように可愛がったのです。
幫鴨子邏了個小籃籃提到、對這鴨子就跟自己兒樣的。
最初はかごの中でびくびくしていたカモも、やがて二人になついて、かごから出しても必ず戻ってくるようになりました。
一開始這鴨子被捉進籃子、鴨還到裡面㥬、後面曉得這兩傢伙不得害自己、就幫籃子當屋了、走出去了還曉得回來。
そんなある日の事、男の神さまが畑へ出かけて、女の神さまが家の仕事をしていると、カゴに入れていたカモがただならぬ声で鳴いたのです。
這就日子照常、男的下地、女的留屋、突然這鴨子就開始到籃子裡面作死的嘎嘎嘎。
女の神さまがあわててカモの所へ行ってみると、どこからか現れた一人の神さまが、可愛いカモを奪って逃げて行ったのです。
聽到嘎嘎噶、女主人就好急忙的去看鴨、這過就一條陌生人看到了、別個也是神仙、這就幫這屋的鴨子幹走了。
「あなたー! わたしたちの大切なカモが連れて行かれたの! はやく戻ってきてー!」
女主人就作死的䛥、要別個還自己鴨子。
女の神さまの叫びに畑へ出かけていた男の神さまはすぐに戻ってきましたが、その後いくら探してもカモを見つける事は出来ませんでした。
這一唏、下地的男子就跟到幫屋回了、但鴨子都過不見啦、邏㤒了都看不到。
可愛がっていたカモがいなくなったさみしさから、女の神さまは病気になって死んでしまいました。
這屋裡一下就丟了心疼的小鴨子、女主人是得了心鬱、活活幫自己慪死了。
大切な妻とカモを失った男の神さまは、毎日滝の様な涙をあふれさせて泣きました。
這就男人是連堂客和鴨子都不見了、但是承受住壓力、不見死去、但眼睛水還是一天到晚的流。
その二人の流した悲しみの涙がどんどん集まって、今の藺牟田池(いむたいけ)になったそうです。
哭死的女主人加上男人、攏共的眼睛水就匯成藺牟田池這條湖泊。
また、カモを盗んだ神さまは自分のした事を反省して、藺牟田池の方に向ってカモを放してやりました。
幫鴨子搞走的神㫘想到得幫別個害了這麼慘、無非就是一只鴨、手上的鴨子這就也過覺得無了價值、放回去了藺牟田池。
それでカモは今でも二人の神さまを探しに、この藺牟田池に飛んでくるそうです。
鴨子回到原來就邏原來的主人啊、哪裡都是㫘看到、到現在為止藺牟田池有那麼多鴨、都是還到等原先的人能否回來。
おしまい
结束
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