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7月2日の日本民話
(7月2日的日本民間故事)
西郷隆盛と馬 (健全普通話版)
西鄉隆盛與馬
・日本語 ・日本語&中国語
近代日本を作った偉人の一人に、誰でも名前を知っている西郷隆盛がいます。
促成日本加速步入了近代化的偉人之一、首先就要說說這無人不曉的西鄉隆盛。
この西郷隆盛は、ちょっと変わった行動をする事でも有名だったそうです。
而要說起這西鄉隆盛、他那不走尋常路數的辦事風格就可謂是相當的有名。
このお話しはその西郷隆盛の、ちょっと変わった笑い話です。
而接下來的這個故事、差不多也就是有點讓人啼笑皆非的那種感覺了。
ある日の事、西郷さんはお百姓の家で、ふかしたてのサツマイモをごちそうになりました。
有一天、西鄉正在一名農民家做客、而桌上此時正是人家招待給西鄉蒸好的香噴噴紅薯。
「おおっ、うまかサツマイモだ」
不錯呀、這紅薯還真好吃。
そのサツマイモを気に入った西郷さんは、ざるに盛り上げたサツマイモを一人で全部たいらげた上に、お土産として一俵もサツマイモをもらったのです。
對著這些個紅薯是十分中意的西鄉呀、桌上的那一笊子可就全給他是霍霍完了、你說這麼喜歡吧、那人家就又再送你個搬手禮、臨走時這又是讓人提走了一大麻袋、裡面可就全是紅薯呢。
ですがいくら力持ちの西郷さんでも、一俵(→約50㎏)のサツマイモをかついで帰るのは大変です。
可西鄉也不是說力弱、而是人家農民實在是太熱情、所以現在想想這一百斤的大麻袋真要把它怎麼的給弄回去、實屬是成了一個大問題。
そこで西郷さんはお百姓に馬を貸してもらうと、ポックリポックリと上機嫌で帰って行きました。
於是乎呀、就又是商量了一下把人家的馬給借了、那現在不就能輕輕鬆鬆的樂呵呵回家了嗎。
ところが途中の坂で馬がよろけて、背中のイモ俵を落としてしまったのです。
可是這就一走到途中的一處坡道上時、馬它一個顛簸、這下可好、一下把那一大袋紅薯是給不小心抖下坡了呀。
落ちたイモ俵からサツマイモが飛び出して、坂道をコロコロコロコロと転がって行きました。
更加不幸的是、滾著滾著現在有一些紅薯也是從麻袋裡面滾出來了、只見坡道上現在就是四射的紅薯在一齊朝下坡狂飆呢。
「しもうた。イモが、逃げおるわい」
完了、完了、全完了、我的紅薯們全跑路了。
ところが西郷さんは、転がって行くサツマイモを拾おうとはしません。
可這時的西鄉竟然就是一點想要挽救的意思都可沒有、甚至他都是沒有立馬的下坡去撿起那些個紅薯。
それどころか馬に向かって、こう文句を言ったのです。
對應的、他是做了一個這樣的舉動、首先就是面朝向馬兒、然後對著人家就是一頓劈頭蓋臉的教訓了起來。
「イモが逃げたのは、お前の不注意だ。待ってやるから、お前が始末せい」
我的紅薯會跑路、都是你的責任、這些可都是因為你的疏忽所造成、我現在給你一個彌補自己過錯的機會、你就趁著現在快點把這個爛攤子給我自己收拾了吧。
そして西郷さんは、のんびりとタバコをふかし始めました。
就這樣呀、西鄉現在自己則是放寬了心、將一根煙點著之後是悠閒的吸了起來。
しかしいくら西郷さんに文句を言われても、馬がイモを拾うはずがありません。
可即便就是馬兒挨了西鄉的這麼一頓罵、但也沒看人家真的有生出了甚麼自己要去撿起這些個紅薯的悔意呀。
馬は気持ちよさそうにタバコをふかす西郷さんの隣で、じっと立っていました。
馬就一直站在那兒是一動不動、而旁邊呢、則是悠然自得的西鄉一口口吞雲吐霧的吸著煙。
そこへ通りかかったお百姓が、道いっぱいに散らばったサツマイモを見て西郷さんに尋ねました。
突然就是這時、坡下來了一位過路的農民、只見人家看到了這散落的一地紅薯之後、說話了、對著西鄉。
「こりゃあ、どうしたんですか?」
發生了甚麼事了呀、這是在幹啥呀?
すると西郷さんは、大きくタバコをふかしながら言いました。
被人家問起之後西鄉這就又是將煙長吸一口呀、如此的說道了。
「なあに、馬がイモをこぼしたで、『自分がした事は、自分で始末せい』と、教えとるところです」
幹嘛、那可當然就是在教育著自己的馬兒呀、我現在就在告訴它甚麼是『一人做事一人當』你看這些紅薯可就都是它灑的呢。
「・・・はあ。馬にですか」
…………天啦、它只是一匹馬呀。
お百姓は、あきれてしまいました。
農民伯伯這下是給人整的玩不明白了。
(この西郷さんは偉いお人だそうだが、何とも変わったお人だ)
(雖然是聽說了這位就是西鄉、而且本事還蠻不小的、是個厲害角、但沒想到其實也是一位怪人呀)
お百姓はサツマイモを拾い集めると、元の様に馬の背中に乗せて、そのまま行ってしまいました。
農民接下來就啥也不說了、幫了一個人家的幫、撿起了地上的這些紅薯放入麻袋後捆好、完事之後就是上了坡馬背上再一綁、接著聲也不吭的就是走了去。
さて、それからしばらくしてようやくタバコを吸い終えた西郷さんは、大きなあくびをすると馬の方に向き直りました。
後來是發生了甚麼呢?那就是西鄉一根煙點完後、又是一聲大大的哈欠一打、完事後這就則是轉了轉頭看向了自己的馬兒。
「おおっ、ちゃんと自分で始末できたな。やれば出来るじゃないか」
哎呀、這不是還挺行的嗎、知道自己犯的錯誤要自己承擔、幹得不賴呀。
西郷さんは馬の手綱を取ると、何事もなかったかのようにポックリポックリと帰って行ったそうです。
就這樣呀、西鄉是又牽起了馬繩、而後就當像是甚麼都沒發生過一樣、若無其事的繼續踏上了回家的歸途。
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
西郷隆盛と馬
抽菸等馬來
近代日本を作った偉人の一人に、誰でも名前を知っている西郷隆盛がいます。
志士、西郷隆盛。
この西郷隆盛は、ちょっと変わった行動をする事でも有名だったそうです。
這就講他生前的奇聞。
このお話しはその西郷隆盛の、ちょっと変わった笑い話です。
這事可以當個笑話來聽。
ある日の事、西郷さんはお百姓の家で、ふかしたてのサツマイモをごちそうになりました。
這天西鄉到別個屋裡一起吃紅薯。
「おおっ、うまかサツマイモだ」
這紅薯聞起來香。
そのサツマイモを気に入った西郷さんは、ざるに盛り上げたサツマイモを一人で全部たいらげた上に、お土産として一俵もサツマイモをもらったのです。
西鄉就對這紅薯上了癮、放笊裡面的紅薯過全被他一個人整完了、走了時候別個看他這麼喜歡、還再送一擔、讓他回去慢慢烤。
ですがいくら力持ちの西郷さんでも、一俵(→約50㎏)のサツマイモをかついで帰るのは大変です。
別個這就怕他不夠、作死作死還往裡面加、這就快有半條多洗衣機那麼重了、西鄉都不曉得要怎麼幫這擔紅薯搞回去了。
そこで西郷さんはお百姓に馬を貸してもらうと、ポックリポックリと上機嫌で帰って行きました。
這就靠到自己面子又借來條馬、用馬駝到、這下可以了。
ところが途中の坂で馬がよろけて、背中のイモ俵を落としてしまったのです。
但走到半路爬坡、馬一下㫘穩到、一麻袋紅薯落地上去了。
落ちたイモ俵からサツマイモが飛び出して、坂道をコロコロコロコロと転がって行きました。
袋子又破了、一麻袋東漏西漏全一個個滾到坡底下去了。
「しもうた。イモが、逃げおるわい」
好啦、紅薯過都滾不見完啦。
ところが西郷さんは、転がって行くサツマイモを拾おうとはしません。
但是西鄉卻不準備撿。
それどころか馬に向かって、こう文句を言ったのです。
對到馬發脾氣了。
「イモが逃げたのは、お前の不注意だ。待ってやるから、お前が始末せい」
你看你搞的這條狗雞巴案子、快去、我等到你幫紅薯都撿回來啦。
そして西郷さんは、のんびりとタバコをふかし始めました。
西鄉這就先到邊上歇到抽根煙冷靜下子。
しかしいくら西郷さんに文句を言われても、馬がイモを拾うはずがありません。
但是馬被西鄉一訓、也不曉得面前這條人是對自己講的甚麼卵、反正是那麼一直獃那裡的、想讓馬跟你撿紅薯去那是不可能的。
馬は気持ちよさそうにタバコをふかす西郷さんの隣で、じっと立っていました。
這就西鄉抽菸、馬邊上獃站。
そこへ通りかかったお百姓が、道いっぱいに散らばったサツマイモを見て西郷さんに尋ねました。
又來條農民、看坡地下怎麼滾這麼多紅薯、上面又是一人一馬。
「こりゃあ、どうしたんですか?」
甚麼案?你撒的啊?
すると西郷さんは、大きくタバコをふかしながら言いました。
西鄉這就嘴巴裡面叼到跟煙。
「なあに、馬がイモをこぼしたで、『自分がした事は、自分で始末せい』と、教えとるところです」
講我現在到教育馬、自己作的錯事就要自己承擔、不能拖到別個腦鬠上面去、就等他幫紅薯撿回來了。
「・・・はあ。馬にですか」
你等條馬幫你撿紅薯啊?
お百姓は、あきれてしまいました。
過路的農民人是過聽到這話獃了。
(この西郷さんは偉いお人だそうだが、何とも変わったお人だ)
心想這傢伙莫不是其實比馬還要蠢哦、不過雖講認不到別個但也曉得別個是條大人物。
お百姓はサツマイモを拾い集めると、元の様に馬の背中に乗せて、そのまま行ってしまいました。
這就過路幫了個忙、撿到紅薯重新裝好捆好起來馬背上面一抬、完事走了。
さて、それからしばらくしてようやくタバコを吸い終えた西郷さんは、大きなあくびをすると馬の方に向き直りました。
這就等西鄉一根煙點完、回頭轉向馬、看到馬背上重新又是紅薯上去了。
「おおっ、ちゃんと自分で始末できたな。やれば出来るじゃないか」
可以啊、還是聽話、曉得自己事不能喊別個去搞。
西郷さんは馬の手綱を取ると、何事もなかったかのようにポックリポックリと帰って行ったそうです。
這就幫馬索子一牽、繼續趕路了。
おしまい
结束
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