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8月28日の日本民話
(8月28日的日本民間故事)
とうふとおみそのけんか (健全普通話版)
豆腐豆醬吵架
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、とうふとおみそは、けんかばかりしていました。
在很久很久以前、就這豆腐和豆醬兩位呀、它兩可就是經常的吵架吵個不停呢。
ある時、とうふがおみそに言いました。
就說說這天、豆腐它就又是和豆醬給吵上了。
「あなたはいつも黒い色をしていて、しかもベタベタで変な匂い。おかげでわたしの白い体まで汚れて、臭くなるではありませんか」
你快瞧瞧自己這身上黑不溜秋的髒模樣、不光就如此你那味兒還老沖呢、你瞧我是多白多純潔呀、可就因為是給你纏上了後、把我這輩子給糟蹋的。
すると、おみそが怒って言い返しました。
可就是豆醬讓豆腐是這樣的一頓埋怨之後、自己立馬也就怒了呀。
「何だと! おれのどこが臭いものか。それに人間はこの匂いが好きで、毎日みそ汁にして飲むじゃないか! だいたい、お前はいくら色が白くても、全然味がないじゃないか!」
甚麼叫我身上味道重呀!那是你根本就沒有懂、人家就是專門的最喜歡我身上的這個味了、你像是湯裡面沒了我那就跟水一樣能喝嗎!對、我說的就是你、在哪裡跟我白個甚麼勁呀、一點味道都沒有!
「味がないですって! とんでもない。わたしは一緒に煮る物によって、いくらでもおいしい味になれるのですよ。それに比べて、あなたいつだって臭いし、おまけに辛いじゃありませんか」
我才不是甚麼的沒有一點味道呢!盡胡說、燉在鍋裡的那可不都是我白豆腐呀、那一鍋出來後多香呀、現在就又說回你、你就自己聞聞然後再嘗嘗你自己、就知道多臭多死鹹了。
「何だと。人に臭いや辛いや偉そうな事を言っても、お前は包丁(ほうちょう)で切られたり、おはしで崩されたら、バラバラになってお終いじゃないか」
你就可別一副了不起的樣子給我雞蛋裡挑骨頭了、就你那玩意兒還下鍋燉、沒看菜刀給你切的、大卸八塊了都、知道了嗎?這就是你的末路。
「ふん! わたしは体が崩れたって、おみそみたいに溶けたりはしませんからね。どんなに小さくなっても、とうふはとうふですよ」
哼!還大卸八塊、真敢說呀你、你怕是不知道自己都給溶的連渣都不剩了吧?我再怎麼八塊我還有八塊呀、你屍骨無存了都。
「もう、かんべん出来ない!」
好呀你!我已經生氣了!
おみそはくやしくなって、とうふに飛びかかろうとしました。
就在這豆醬已經下一秒鐘準備都要撲向了豆腐的時候。
するとその時、
這個時候。
「ちょっと、待った!」
快、停停停停停!
と、二人の間にコンニャクが飛び込んで来ました。
是魔芋它來了、用身子擋在了兩人的中間。
「こらこら、二人とも、つまらん事でけんかをするんじゃない。このわしを見てみろ。色は黒いし、体は切られるし、おまけに味もない。それでもジッと我慢しているんだぞ」
喂喂喂、好啦好啦、你們二位、有甚麼問題難道就非要打一架才能解決嗎?明明都是一些雞毛蒜皮的小小事、來、現在都瞧瞧我、瞧見了吧、我多黑呀、然後是不是也要給人大卸八塊了去?還有我吃起來有味道嗎?但就這樣、我還不是都全忍著、因為沒必要值得怨嘛。
「・・・なるほど」
…………那你還真厲害呀。
「・・・確かにに、その通りね」
…………確實老兄你心臟大、說在在理。
とうふとおみそは、つくづくとこんにゃくの体を見ました。
就這樣、豆腐和豆醬現在都是一個勁的盯著人家那魔芋的身材與素性和自己比較起來了。
「それに良く考えてみろ。お前たちは元々、大豆(だいず)から出来ていて、いわば親戚(しんせき)同士じゃないか。親戚同士でけんかをするなんて、とんでもない。わしなんか、誰も親戚がいなくていつも一人ぼっちだ」
想通了沒有呀、對呀、就是要跟我一樣的放寬心、你們首先就想想、這既然都是大豆裡面出來東西、那說白了就都你兩還是親戚呀、出了這檔子事那說難聽一點都是手足相殘呀、何苦呀、何苦呀、我呢、是真不希望你們最後會變成和我一樣、變成這孤零零的一個人、舉目無親、無依無靠啊。
そう言ってコンニャクは、プルプルと体を震わせました。
魔芋說完了這番話後、身子就還搖搖晃晃的在那震了起來呢。
するとおみそが、とうふに言いました。
就這下、連忙是讓豆醬對著豆腐說了。
「そうだ。こんにゃくの言う通りだ。おれたちは親戚同士、仲良くしなくちゃいかん」
沒錯呀、魔芋它說的對、我兩本是手足、那就也要該情同手足呀。
とうふも、言いました。
豆腐這下子也就說起了話。
「本当にね。変な事を言ってごめんなさいね。これからはコンニャクさんも一緒に、みんな仲良くしましょう」
對對對、是我一開始就不應該跟你說起那些甚麼奇怪的話、抱歉抱歉呀、對了對了、那麼大家既然已是朋友了、那麼不妨這就還把魔芋也一同拉攏結拜起來、日後我們三呀、情比金堅。
そこで、とうふとおみそとコンニャクは一緒になって、おみそ汁という、おいしい料理になったという事です。
就這樣、結果成了啥呢、結果就是豆腐豆醬加魔芋三兄弟是給一起滾進了鍋裡、然後燉出了一鍋香噴噴又美味的豆腐煲。
おしまい
结束
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
とうふとおみそのけんか
豆腐打架
むかしむかし、とうふとおみそは、けんかばかりしていました。
到好久以前、這豆腐和豆醬就關係不好、天天扯皮。
ある時、とうふがおみそに言いました。
今天的皮是這麼扯的、豆腐跟豆醬講。
「あなたはいつも黒い色をしていて、しかもベタベタで変な匂い。おかげでわたしの白い体まで汚れて、臭くなるではありませんか」
你看你蛆卵黑的、又膖臭膖臭的、我這麼清清白白的一個人、卻要被你玷污。
すると、おみそが怒って言い返しました。
醬油這就講了。
「何だと! おれのどこが臭いものか。それに人間はこの匂いが好きで、毎日みそ汁にして飲むじゃないか! だいたい、お前はいくら色が白くても、全然味がないじゃないか!」
你條甚麼卵清清白白的啦、老子香了個卵脬翻天、人巴不得天天有我放、你看你這條狗麻尸囟日(U+21CAE)、有哪個願意乾吃你?不是加糖就是加鹽、說明你本身味道就不行、你是到以恥為榮!
「味がないですって! とんでもない。わたしは一緒に煮る物によって、いくらでもおいしい味になれるのですよ。それに比べて、あなたいつだって臭いし、おまけに辛いじゃありませんか」
雞巴!我燉甚麼甚麼香!這就說明我味道好、但只要你加你進來這味道就全他媽變了、一股不曉得甚麼騷。
「何だと。人に臭いや辛いや偉そうな事を言っても、お前は包丁(ほうちょう)で切られたり、おはしで崩されたら、バラバラになってお終いじゃないか」
好好好、我臭你香、那你還不是被兩刀一砍、稀巴卵爛、香有甚麼用啦、能保全你一條狗命?
「ふん! わたしは体が崩れたって、おみそみたいに溶けたりはしませんからね。どんなに小さくなっても、とうふはとうふですよ」
甚麼稀巴卵爛、我只是被切成塊塊、不像你是著水一溶甚麼都不留。
「もう、かんべん出来ない!」
好嘛、老子現在就要幫你弄了!看是我們哪個溶!
おみそはくやしくなって、とうふに飛びかかろうとしました。
豆醬這就開始要弄豆腐人了。
するとその時、
「ちょっと、待った!」
停!
と、二人の間にコンニャクが飛び込んで来ました。
講這話的人是魔芋豆腐。
「こらこら、二人とも、つまらん事でけんかをするんじゃない。このわしを見てみろ。色は黒いし、体は切られるし、おまけに味もない。それでもジッと我慢しているんだぞ」
這就開始喬事了、講自己蛆卵黑的、也不香、也不是一樣被切、但這又有甚麼緊啦、都是些無關的小事、不值得發火。
「・・・なるほど」
「・・・確かにに、その通りね」
這就怎麼講啦、美國的白人和黑人吵架、來了個非洲的黑人喬、差不多是這個情況。
とうふとおみそは、つくづくとこんにゃくの体を見ました。
豆腐和豆醬這就都對到魔芋看。
「それに良く考えてみろ。お前たちは元々、大豆(だいず)から出来ていて、いわば親戚(しんせき)同士じゃないか。親戚同士でけんかをするなんて、とんでもない。わしなんか、誰も親戚がいなくていつも一人ぼっちだ」
魔芋這就又講了、況且你們想啊、你們還是親戚啦、怎麼講、全是豆子產出來的、這手足相殘又何必啦、講這世上孤兒最可悲。
そう言ってコンニャクは、プルプルと体を震わせました。
魔芋邊講人就到邊晃、這傢伙一席話硬是幫豆腐和豆漿講進去的、真信的。
するとおみそが、とうふに言いました。
好、這就豆醬對豆腐講了。
「そうだ。こんにゃくの言う通りだ。おれたちは親戚同士、仲良くしなくちゃいかん」
我就聽魔芋的話、認你當兄弟了、這事算了、你以後這就不要惹我了、我們一起攜手共創未來。
とうふも、言いました。
「本当にね。変な事を言ってごめんなさいね。これからはコンニャクさんも一緒に、みんな仲良くしましょう」
豆腐就也講了、還要幫這魔芋也加進來、我們三兄弟一起。
そこで、とうふとおみそとコンニャクは一緒になって、おみそ汁という、おいしい料理になったという事です。
好好好、這就豆腐拌豆醬加魔芋、三兄弟一起下鍋了、燉出一鍋好的、可喜可賀、可喜可賀。
おしまい
结束
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