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9月7日の日本民話
(9月7日的日本民間故事)
虫歯の治療 (健全普通話版)
撬蛀牙
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むかしむかし、あるところに、虫歯を抜く名人がいました。
在很久很久以前、有一個地方、就住著了這麼的一位撬牙專家。
その頃は歯医者がなかったので、みんなは虫歯になると名人のところへ行って、クギを抜くクギ抜きで虫歯を抜いてもらったのです。
當時的那個時候還沒有甚麼修復牙齒的牙醫、於是乎呀、所以當時是患上了蛀牙後痛得不得了、想要拔掉的人們紛紛都是跑到了撬牙專家這、請他來把牙齒就像是撬釘子一樣的給從嘴巴撬出來。
虫歯をクギ抜きで抜くのはとても痛いのですが、でもこの名人に抜いてもらうと少しも痛くないので、大変な評判でした。
但這玩意兒一撬不得給你整個大出血痛死個人呀、可人家是專家、大街小巷都說好、就因為他那門獨特的撬牙手藝、讓人完全是感受不到一點疼痛。
さて、名人の家の近くに、もらう物は何でももらうのに、出す物は自分の舌(した)を出すのももったいないというぐらいのひどいけちん坊がいました。
行啦、現在就說說專家的一位街坊鄰居、這人可是一個小氣鬼、要說他有多小氣、人家是精打細算的很、十分的擅長薅羊毛、蚊子腿在人家眼裡那都是肉、可這傢伙它只進不出呀、不光是錢、就連是多說上幾句話他都會為自己家中的那一點涼水而感到可惜呢。
このけちん坊も虫歯になりましたが、治療のお金を出すのが嫌なので、虫歯をずっとがまんしていました。
就是這麼的一個鐵公雞呀、人家也是倒了黴運患上這蛀牙咯、想治吧、可是撬牙要收錢呀、就這樣一尋思後、疼就疼吧、畢竟省錢呀。
でもとうとうがまん出来ずに、けちん坊は名人のところへやって来たのです。
但最後的鐵公雞發現了呀、就這蛀牙是越忍越疼、等有一天自己是實在受不了了、終究還就是跑撬牙專家這來了。
「虫歯を抜いてほしいが、一本いくらで抜いてくれる?」
我想讓你撬掉我的蛀牙、請問這一顆是收費多少呀?
「はい。一本抜くのは、二文(→60円ほど)です」
收費呀、我這裡撬一顆收二文(一塊二毛五×2)
「何? ただ抜くだけで、二文も取るのか?」
甚麼?單單就只是撬掉一顆蛀牙、竟然就要收我兩個一塊二毛五?
「そうですよ。二本なら四文、三本なら六文」
對、沒錯、你若是要撬二顆那就是四文、三顆那就是六文錢了。
「そりゃ、高すぎる。一本一文にまけろ」
喂喂喂、就你這價格也實在是太離譜了吧、貴過頭了都、我這裡就一塊二毛五、你愛撬不撬吧。
この名人はとても優しい人だったので、お金がなくて困っている人の虫歯はただで抜いてやります。
這位撬牙專家呀、他待人真誠、也會多多的替他人著想、比如說很多時候他都是會為了窮人們無償的去提供自己的這項撬牙服務、也就是不收錢免費撬。
でも、このけちん坊は、大変な大金持ちです。
可現在站自己面前的這位鐵公雞、這傢伙哪裡窮呀、人家都是富的流油了。
「まける事は出来ません。嫌なら、帰って下さい」
這虧本的買賣我不做、你若是覺得貴了不合適那就還請回吧。
「うむ、そう言われてもな・・・」
等等、話也不是這麼個說法呀…………
けちん坊はしばらく考えていましたが、さすがに虫歯の痛みには勝てません。
鐵公雞看殺不下來價、又是仔細琢磨了好大一陣子呀、就因這蛀牙它現在實在是太疼。
「よし、それならこの虫歯と一緒に、二文でもう一本抜いてくれ」
行行、那我就給你兩個一塊二毛五、可我有一項附加的條件、那就是我要你買一送一、除去了我嘴巴裡面的這顆蛀牙後呀、還要給我再撬上一顆才算數呢。
二本で二文なら、一本で一文という事になります。
若是就按這鐵公雞的說法、買一送一、那不就是兩顆牙兩文、又給他佔了便宜、變成了一文錢一顆牙嗎。
(やれやれ、あきれたけちん坊だ)
(天啦天啦、真是一位無可救藥的鐵公雞呀)
名人はバカらしくなり、すぐに虫歯を抜いてやりました。
專家算是被人家給整沒了脾氣、直接快點就把牙齒給撬了完事吧。
「さあ、虫歯は抜きましたよ。二文を置いて、もう帰って下さい」
行啦行啦、我已經是把你的蛀牙給撬了、把你的兩文錢給我付了然後就走吧。
「待て待て、二文で二本の歯を抜く約束だ。もう一本抜いてくれ」
停停停、不對呀、我的那個要求呢、說好了不是兩文錢兩顆牙嗎、你這還就少我一顆牙呢。
「でも、もう虫歯はありませんよ」
行、但我可要提前告訴你、你的嘴巴裡面現在已經是沒有蛀牙的喔。
「いいから早くしろ、もう一本抜いてもらわないと損(そん)をする」
快點開撬吧、別跟我說那些沒有用的廢話、若是現在不撬這一顆牙、那我可不就是白白的把一塊二毛五扔水裡了嗎?
「・・・はいはい」
…………好好好。
名人はもう一本、虫歯ではない丈夫な歯を抜いてやりました。
專家這就又是手起牙落、把一顆明明不是蛀牙的健康好牙也是給它就那麼的撬下了。
「いててて!」
疼疼疼疼疼!
丈夫な歯を抜いたので、とても痛かったですが、それでもけちん坊は口を押さえながらも、
畢竟這可是一顆好牙、那要撬起來當然就很疼呢、可人家鐵公雞此時就是疼在嘴上笑在心裡呢。
(よしよし。これで一文もうけたぞ)
(哈哈哈哈哈、又給我白白節約了一塊二毛五)
と、喜んで帰って行ったという事です。
樂呵呵的回去了。
おしまい
结束
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
虫歯の治療
買一送一
むかしむかし、あるところに、虫歯を抜く名人がいました。
到好久以前、這就一條牙科專家、專門扯別個的蛀牙。
その頃は歯医者がなかったので、みんなは虫歯になると名人のところへ行って、クギを抜くクギ抜きで虫歯を抜いてもらったのです。
當時的牙齒壞了不興修的、都是直接扯丟起來。
虫歯をクギ抜きで抜くのはとても痛いのですが、でもこの名人に抜いてもらうと少しも痛くないので、大変な評判でした。
這直接扯丟就痛、當時又㫘得麻藥、所以這要判斷一個牙醫技術高不高、主要是看他扯的痛不痛。
さて、名人の家の近くに、もらう物は何でももらうのに、出す物は自分の舌(した)を出すのももったいないというぐらいのひどいけちん坊がいました。
這就講這牙科專家隔壁住的有一鄰居、又是條愛錢愛的要命、又只進不出的鐵公雞。
このけちん坊も虫歯になりましたが、治療のお金を出すのが嫌なので、虫歯をずっとがまんしていました。
這傢伙自己牙齒也爛了、但是就是捨不得花錢去扯、一直到嘴巴裡面忍到的。
でもとうとうがまん出来ずに、けちん坊は名人のところへやって来たのです。
後面實在是痛得忍不到了、還是扯了算他、逽牙醫去了。
「虫歯を抜いてほしいが、一本いくらで抜いてくれる?」
這就開始質詢價格了、我想扯個蛀牙、怎麼收費啊。
「はい。一本抜くのは、二文(→60円ほど)です」
一顆二文。
「何? ただ抜くだけで、二文も取るのか?」
甚麼!一顆牙齒扯丟就要二文這麼貴啊?
「そうですよ。二本なら四文、三本なら六文」
對、二顆四文、三顆六文、不講價。
「そりゃ、高すぎる。一本一文にまけろ」
你這太貴了、便宜點算我一文嘛。
この名人はとても優しい人だったので、お金がなくて困っている人の虫歯はただで抜いてやります。
一文錢過別個牙醫其實都看不起、這牙醫其實平時也有不收錢幫人免費扯、不過都是些確實㫘甚麼錢的人。
でも、このけちん坊は、大変な大金持ちです。
但面前這傢伙就單單只是小氣、明明有錢了個卵脬翻天。
「まける事は出来ません。嫌なら、帰って下さい」
「うむ、そう言われてもな・・・」
不講價的、你逽別家去吧。
這就別個一聽一下犯難了。
けちん坊はしばらく考えていましたが、さすがに虫歯の痛みには勝てません。
實在是痛的不行、忍不到了、作了好長時間的心裡鬥爭。
「よし、それならこの虫歯と一緒に、二文でもう一本抜いてくれ」
好、那我就出二文錢讓你扯、不過要扯二顆才算數。
二本で二文なら、一本で一文という事になります。
這麼到不就又變成一顆一文拉。
(やれやれ、あきれたけちん坊だ)
醫生真是服了這傢伙的孤。
名人はバカらしくなり、すぐに虫歯を抜いてやりました。
唉、難陪他籌(音逃)神、快點扯丟去、送走他算了。
「さあ、虫歯は抜きましたよ。二文を置いて、もう帰って下さい」
好好好、可以了、甩二個銅板板、你可以走了。
「待て待て、二文で二本の歯を抜く約束だ。もう一本抜いてくれ」
不對啊、你才這扯一顆啦、講好是兩個板板兩顆啊。
「でも、もう虫歯はありませんよ」
我㫘逽到你還有蟲牙。
「いいから早くしろ、もう一本抜いてもらわないと損(そん)をする」
沒得你也幫我逽顆差點的扯了、我都跟你過二個銅板了啦。
「・・・はいはい」
好。。
名人はもう一本、虫歯ではない丈夫な歯を抜いてやりました。
「いててて!」
醫生這就又按要求又下了顆牙落來、這顆牙是本來是好好的、也過扯了。
幫別個是扯的直呼痛。
丈夫な歯を抜いたので、とても痛かったですが、それでもけちん坊は口を押さえながらも、
但是這人痛到嘴裡、笑到臉上。
(よしよし。これで一文もうけたぞ)
と、喜んで帰って行ったという事です。
心想終於是讓自己的計謀得逞了、到頭來還是一文錢扯了一顆牙齒、賺了賺了。
おしまい
结束
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