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12月11日の日本民話
(12月11日的日本民間故事)
カッパの贈り物 (健全普通話版)
河童的贈禮
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、一頭のウマが川辺で草を食べていると、川の中からカッパが現れました。
在很久很久以前、一隻馬兒正就在河邊吃著青草、突然從水裡這就是蹦上來了一隻河童。
カッパはウマのたずなを自分の体に結びつけると、ウマを川に引きずり込もうとしました。
這隻河童它可就是一隻壞河童呢、人家直接就是上岸後扯起了馬兒的韁繩系在了自己身上後把馬兒一個勁的是朝起水裡面拉了。
「ヒヒーン!」
哼哼!
びっくりしたウマは、近くのお百姓(ひゃくしょう)の家に飛び込みました。
馬兒就給這陌生人一套是嚇沒了半條命、連忙拔腿開跑、朝著附近的主人屋裡頭是呼救去了。
「なんだ! なんだ!」
怎麼啦!怎麼啦!
ウマが急に飛び込んで来たので、おどろいた家の人がウマを調べると、たずなの先に目を回したカッパがぶらさがっていました。
因為這馬兒像是發了瘋直接就是衝到裡屋來了、主人這就立馬也是上去查看情況呀、那知道這一瞧先是把一隻被拖的暈頭轉向的河童給看見了、人家直接就是在馬繩的另一頭被打了結呢。
「はは~ん。カッパが、また悪さをしようとしたな。もう二度と悪さが出来んように、頭の皿を割ってやる!」
啥玩意呀這都是、還是河童、好傢伙、又給我是開始幹壞事了呀、看我這下不得好好的收拾收拾你、首先就是給你把頭上的這個破盤子給你砸咯。
お百姓がカッパの頭の皿をなぐりつけようとすると、目を覚ましたカッパが手を合わせて命ごいをしました。
農民呢這就準備是要出手打爛河童頭頂上的那個盤子的時候、剛好也是立馬醒過來的河童開始是跪地求饒的央求起人家是放過自己了。
「頭の皿を割られては、死んでしまいます。もう二度と悪さはいたしませんから、どうか助けてください」
我頭上的這個盤子可不能壞、若是破掉的話我可是會死掉的、我敢保證以後這種事再也沒有第二次啦、我不會在作惡、求求你了是把我給放過吧。
お百姓はカッパの頭の皿を割るのはやめましたが、こらしめるために縁側(えんがわ)の柱にしばりつけておきました。
農民呢這就聽河童這麼一說也就暫時是不去碰人家的這個盤子了、轉倒是換了一個方案、給人綁在了自家走廊下的大柱上面了。
その日のタ方、お百姓の娘がウマに水をやろうと、水を入れたおけを持ってやって来ました。
等時間又是來到了當天的傍晚、農民家的女兒小姑娘這就是去給馬兒喂水喝、提著水桶就走了過去。
そして足をつまずいて、おけの水をカッパの頭にかけてしまったのです。
可一個不小心呀、就沒注意腳下是給石子絆倒了一下呢、結果就是那一桶水全倒在了河童的頭上咯。
カッパにとって水は、元気のみなもとです。
河童呢、也是被澆到了這桶救命之水、一下子呢、是雄力開始遍佈了全身。
頭のお皿に水がたまったカッパは元気を取り戻すと、しばられていたつなを引きちぎって逃げてしまいました。
因為妖力恢復的緣故、有了這力量、那現在綁著自己的身上的繩索還不是小菜一碟、被河童發力一掙脫之後、別人是拔腿就跑了。
さて、それからしばらくして、お百姓の娘がお嫁に行く事が決まりました。
這事過去了一小段時間、現在就說說農民家裡的這位小姑娘、眼看這談婚論嫁的年齡一到、婚事也就直接是給定下了。
家の人がふと見ると、縁側にお酒の入ったたるが置いてありました。
可就是婚事一定吧、就這幾天家裡的人無意間看到了走廊上是誰把喜酒給送來了。
「あら、祝いの酒だわ。誰からかしら?」
誒呀誒呀、是結婚的喜酒、這是誰給我備的呀?
次の朝は、大きくて立派なタイが三匹も置いてありました。
又是這第二天一早、同樣的地方又是三尾鯛魚給你呈上了。
「今度は、祝いのタイだわ。本当に、誰からかしら?」
天啦、這回又是大紅鯛、這些玩意兒到底都是誰給送過來的呀。
その晩、不思議に思った家の人が、物かげにかくれて縁側を見張りました。
一到了晚上、家裡人也是坐不住了、於是乎呢、這就躲到了一個暗處、開始是偷偷觀察起來啦。
するとこの間のカッパが現れて、今度は水神さまのお札(ふだ)を置いていったのです。
接下來可就是給大家看到了呀、原來那就是一隻河童呀、而它這回呢、又是給家裡送來了一張水神符咒呢。
娘に助けられたと思ったカッパが、娘の嫁入りの祝いを持って来ていたのです。
原來是這樣呀、是河童它為感激姑娘的一個潑水之恩、這不就是想要報答人家前來送禮了嗎。
それからもカッパは色々な祝いを持ってきましたが、うわさを聞いた大勢の村人がカッパを見に来るようになったので、それに気づいたカッパは二度と現れなくなったそうです。
在那之後還不止呢、這隻河童它就隔三差五的天天來給你送禮、最後呢、搞著這事是全村沸沸揚揚、為了看這個熱鬧、都來了好多的樂子人、這也就是這麼一個狀況出現、直接吧、人家河童看情況不對了、以後呀、也就是再也沒有繼續出現過咯。
おしまい
结束
↓ ※オタク構文版 (翻訳者の改変意訳バージョンです) ↓
カッパの贈り物
水鬼獻禮
むかしむかし、一頭のウマが川辺で草を食べていると、川の中からカッパが現れました。
到好久以前、這一頭牛就到河邊吃草、水裡面這就鑽出條水鬼。
カッパはウマのたずなを自分の体に結びつけると、ウマを川に引きずり込もうとしました。
水鬼這就幫牛索子一牽、準備搞事了。
「ヒヒーン!」
びっくりしたウマは、近くのお百姓(ひゃくしょう)の家に飛び込みました。
但牛一受驚是突然發了癲、失去了控制飛速狂奔。
「なんだ! なんだ!」
這一下是水鬼著牛反到扯走了。
ウマが急に飛び込んで来たので、おどろいた家の人がウマを調べると、たずなの先に目を回したカッパがぶらさがっていました。
這就講牛直接奔進了附近主人的屋、幫別個一屋人搞得也是動靜好大、這就看這牛是條甚麼經啦?走到牛邊上一看、索子那頭繞到一條已經暈車的水鬼。
「はは~ん。カッパが、また悪さをしようとしたな。もう二度と悪さが出来んように、頭の皿を割ってやる!」
這農民看到是這條樣子就跟到曉得是水鬼作的好事了、對到別個就是一餐劈頭蓋臉的罵、直接放話了講這讓我看到你以後繼續搞這條案子就直接幫你腦鬠上面到盤子刷稀爛起來、算了、爹現在就幫你盤子爛了。
お百姓がカッパの頭の皿をなぐりつけようとすると、目を覚ましたカッパが手を合わせて命ごいをしました。
農民這就手對到盤子一攡、剛好這時水鬼也是緩過來人醒了、看到這情況不對了。
「頭の皿を割られては、死んでしまいます。もう二度と悪さはいたしませんから、どうか助けてください」
停!莫動我盤子!只要我這狗盤盤一爛我也就狗命休了!這就千呼萬喚搖尾乞憐求別個幫自己一條狗命饒了。
お百姓はカッパの頭の皿を割るのはやめましたが、こらしめるために縁側(えんがわ)の柱にしばりつけておきました。
別個這人也樸質、也就㫘去犯水鬼的這個大忌、但這還是要讓水鬼長記性起來、就取根索子一綯、幫水鬼綁屋裡簷下的大柱上了。
その日のタ方、お百姓の娘がウマに水をやろうと、水を入れたおけを持ってやって来ました。
等到天要暗了落來這水鬼還著綁到的、不見要放、這時這屋裡的女也是講去幫牛喂點水、往這邊提條桶過來了。
そして足をつまずいて、おけの水をカッパの頭にかけてしまったのです。
但是不小心這踋上一瀌過⻊反了一跤、桶裡的水這過直接澆了水鬼一臉。
カッパにとって水は、元気のみなもとです。
這水鬼一下得了水全身上下是遍佈力量。
頭のお皿に水がたまったカッパは元気を取り戻すと、しばられていたつなを引きちぎって逃げてしまいました。
好傢伙、直接奧特曼變身開飛機跑路了。
さて、それからしばらくして、お百姓の娘がお嫁に行く事が決まりました。
這事過去也有那麼久了、等到這屋女都要嫁人的時候。
家の人がふと見ると、縁側にお酒の入ったたるが置いてありました。
不曉得甚麼時候窗戶外的地板上面哪個送了桶酒過來、剛好就放到當初綁水鬼那地方的。
「あら、祝いの酒だわ。誰からかしら?」
這是那個送的喜酒哦?
次の朝は、大きくて立派なタイが三匹も置いてありました。
這事還㫘完、等到第二天就有三條鯛跟你送過來了。
「今度は、祝いのタイだわ。本当に、誰からかしら?」
這一下是魚也來了、到底是哪個啦?
その晩、不思議に思った家の人が、物かげにかくれて縁側を見張りました。
不曉得等第三天這人還得來吧、這天這一晚大家就都㫘睡、幫這偷偷送東西的人看是哪個要曉得起來。
するとこの間のカッパが現れて、今度は水神さまのお札(ふだ)を置いていったのです。
這時就看到一尾水鬼幫自己屋進了、這次是甩了一張避水靈符。
娘に助けられたと思ったカッパが、娘の嫁入りの祝いを持って来ていたのです。
這過來獻禮的竟然是條水鬼。
それからもカッパは色々な祝いを持ってきましたが、うわさを聞いた大勢の村人がカッパを見に来るようになったので、それに気づいたカッパは二度と現れなくなったそうです。
水鬼這就持續張羅了有個好幾天吧、就是希望這屋女甚麼東西都跟你備齊起來、但是等到這事一傳開大家都潽過來看水鬼、水鬼一看這過來的人多也是講躲了再㫘出現過了。
おしまい
结束
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