卯年特集 2023年 童話・昔話・おとぎ話の福娘童話集
福娘童話集メニュー

福娘童話集 ホーム


えとのおはなし

えとのおはなしメニュー
イラストをクリック
ネズミ年
ねずみ
ウシ年
うし
トラ年
とら
ウサギ年
うさぎ
タツ・リュウ年
たつ
ヘビ年
へび
ウマ年
うま
ヒツジ年
ひつじ
サル年
さる
トリ年
とり
イヌ年
いぬ
イノシシ年
いのしし
 


福娘童話集 >えとのおはなし >うさぎのお話し >因幡の白ウサギ

うさぎのお話し 第 1 話

いなばの白ウサギ

因幡(いなば)の白ウサギ
鳥取県の民話 → 鳥取県の情報

おりがみをつくろう ( おりがみくらぶ より)
ワニの折り紙わに   ウサギの顔の折り紙うさぎのかお

♪音声配信(html5)
音声 スタヂオせんむ

 むかしむかし、隠岐(おき→島根県)の島という小さな島に、一匹の白ウサギが住んでいました。
 ウサギは毎日浜辺に出ては、海の向こうに見える大きな陸地に行きたいと思っていました。

 ある日の事、良い事を思いついた白ウサギは、海のサメに言いました。
「サメくん、ぼくの仲間と君の仲間と、どちらが多いか比べっこをしよう。君たちは向こう岸まで海の上を並んでくれ。ぼくはその上を数えながら飛んで行くから」
「いいよ」
 お人好しのサメは、白ウサギの言う通りに向こう岸まで並びました。
「じゃあ、始めるよ。ひとつ、ふたつ、みっつ・・・」
 白ウサギはサメの上をジャンプしながら、向こう岸まで渡りました。
「やーい、だまされたな。比べっこなんてうそだよ。お人好しのサメくん。ぼくはこっちに渡りたかっただけなのさ」
 それを聞いたサメは怒ってウサギを捕まえると、ウサギの皮をはいでしまいました。
「うぇーん、痛いよ!」
 皮をはがされたウサギが泣いていると、若い神さまたちがそこを通りかかり、
「海水を浴びて、太陽と風に当たるといいよ」
と、言いました。
 ウサギが教えられた通り海水を浴びると、ますます痛くなりました。
 そして太陽と風に当てると、さらにもっと痛くなりました。
 そこへ、大荷物を持った神さまがやって来ました。
 その神さまは意地悪な兄さんたちに荷物を全部持たされていたので、遅れてやって来たのです。
「かわいそうに、まず池に入って、体の塩気を良く洗うんだ。それから、がまの穂(ほ)をほぐしてその上に寝転がればいいよ」
 ウサギがその通りにすると、やがて痛みも消えて、全身に元通りの毛が生えてきました。
 この心やさしい神さまは、のちにオオクニヌシノミコトと呼ばれ、人々にうやまわれたそうです。

おしまい

前のページへ戻る

うさぎのお話し 12話
いなばの白ウサギ
ウサギとカメ
お月さまに行ったウサギ
月の中のウサギ
カチカチ山
小ウサギの商売
ウサギの尻尾
ウサギとキツネ
お月さまのお使い
ウサギたちとライオン
ウサギとカメ その後
ウサギとカエル
福娘のサイト
366日への旅
毎日の記念日・誕生花 ・有名人の誕生日と性格判断
福娘童話集
世界と日本の童話と昔話
子どもの病気相談所
病気検索と対応方法、症状から検索するWEB問診
世界60秒巡り
国旗国歌や世界遺産など、世界の国々の豆知識