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1月23日の百物語
(1月23日的日本鬼故事)
雨の夜の泣き声

雨の夜の泣き声
雨夜哭聲

日本語 ・日本語&中国語

むかしむかし、飛騨の国(ひだのくに→岐阜県)の小坂村という所に、金右衛門という人が住んでいました。
到好久以前、飛騨國(現岐阜県)有一條小坂村、住到這麼一條喊金右衛門的人。

金右衛門の家の前には細い谷川が流れていて、その上に板の橋がかけてあります。
右衛門屋門口有條溪、上面搭到有一座橋。

この橋の先にある坂を登って峠をこえると、隣の村へ行く事が出来ます。
橋過去幫坡一爬再過一條嶺、這就到鄰村了。

だから日中は、金右衛門の家の前は人通りが絶えませんでした。
所以白天右衛門他屋門口過路的人就多、

でも夜は真っ暗なので、そこを通る人はいませんでした。
但一到晚上人也就少了。

ある晩の事、金右衛門の一家が夜なべ仕事をしていると、ふいに、
有這麼條晚上、右衛門事做到好晚還米困。

♪カラカラ、コトコト
聲音

と、橋を渡る大勢の足音が聞こえてきたのです。
這就聽到有一群人到過橋。

(はて? こんな夜ふけに、誰が通るのだろう?)
這大半夜是那個哦。

家の者は手を止めて、その音に耳を傾けました。
屋裡人這就一起停落來、好甚豎到耳朵聽這條聲音、

「・・・・・・」
しかしそれっきり、何も聞こえません。
但是根本甚麼都聽不到。

「おかしいな? 確かに、大勢の足音がしたのに」
明明之前就有好大的腳步聲啊。

不思議に思った金右衛門が戸のそばに行くと、今度は何やら、ひそひそと話す声が聞こえてきます。
右衛門這就走到門口、聽到有哪個到港話。

「何か急用があって、誰かが隣村へ行くのかな?」
這麼晚到鄰村去、是那個有甚麼急事啊

金右衛門は思い切って、表の戸を開けてみました。
右衛門幫門一開。

「おーい、誰かいるのか?」
以為有哪個到

ところが外には、誰もいません。
問題是外面那個都沒得。

「そんな、馬鹿な?」
這就有點邪了。

金右衛門の声を聞いて、家の者も出てきました。
屋裡人聽到聲音也是不放心出來看一哈。

「ねえ、もしかすると、お化けの仕業かもしれないよ」
為(難道)是碰到鬼了啊。

おかみさんに何気ない一言に、みんなは急に怖くなって、家に入ると戸締まりをして布団にもぐり込みました。
這就隨隨便便港一句、幫所有人都慌了個卵卯翻天。進屋就幫門打反鎖、窩到鋪蓋裡頭。

そして次の夜も、
這第二天晚上

♪カラカラ、コトコト
聲音

と、大勢の人が橋を渡る音がして、しばらくすると、ひそひそ話が聞こえてきたのです。
又是一噗人過橋的腳步聲、然後又開始慢慢港話了。

そこで金右衛門が表の戸を開けようとすると、家の者がみんな怖がって言いました。
右衛門這就又準備開門去了、幫屋裡人骸了個卵卯翻天。

「やめてよ。お化けが入ってきたら、どうするの」
「・・・それもそうだな」
你這幫門一開、鬼進來了是要怎麼搞?
右衛門一想也是啊。


それからも毎晩、あやしげな足音と話し声が続きました。
那之後每天的晚上、都是這條腳步和港話的聲音。

「一体、何者が通るのだろう?」
這到底是條甚麼卵?

ある晩、金右衛門は、わざと戸を少し開けて、外の様子をうかがってみました。
有條晚上、右衛門就故意幫門留一個小小縫、偷偷的守到外面看。

ところが不思議な事に、足音や、ひそひそ話は確かに聞こえるのに、人の姿が全く見えないのです。
這發現、腳步港話聲都確實是有、就是看不到人。

しかし足音や、ひそひそ話だけで、別に悪い事をするわけではありません。
反正也就只是不曉得甚麼聲音、也米得其他甚麼大的影響。

そのうちに金右衛門も家の者も慣れてしまい、足音やひそひそ話を気にしなくなりました。
這後面習慣了、也就沒人去注意這條東西了。

でも、それからしばらくした、ある雨の降る晩。
過了有那麼久、這是條雨夜。

いつもの足音や話し声に続いて、しくしくと泣く様な声が聞こえて来たのです。
平時的腳步聲走過去之後、這次又傳過來一陣陣哭聲。

それはとても気味の悪い泣き声で、いつもの様に聞き流す事が出来ません。
這就到外面一直嬉、聽到就好不舒服。

しかもその泣き声は、朝まで続いたのです。
這聲音就一直叫到天亮。

その後も雨の降る晩は、この気味の悪い泣き声が聞こえて来るようになりました。
這後面只要一下雨、這聲音就都得出來。

こうなると、金右衛門も放ってはおけません。
右衛門覺得這麼落去也不好。

金右衛門は町へ行くと、占い師に事情を話してみました。
就到街上邏條風水師傅幫這條事港哈子。

すると占い師が、こう言いました。
師傅就這麼港了

「お前さんの家の前は、峠へ行く人が必ず通るところ。
要經過那條嶺、就必須從你屋門口過路。

その峠を越えて隣村へ入り、その道をそのまま越中の国(えっちゅうのくに→富山県)まで行くと、やがて立山(たてやま)に行きつく。
嶺一過就到鄰村、這沿到這條路一直進到越中國(現富山縣)最後就是立山。

立山には恐ろしい地獄があって、生きている時に悪い事をした人間は亡者となってそこへ送られる。
立山就是地獄、活到的時候不做好事、死了就要往這裡送。

その亡者が、毎晩お前さんの家の前を通るのだよ。
你屋門口每天走的就是這些死人骨頭。

雨の日に聞こえる泣き声は、これから地獄へ行く亡者の悲しみの声じゃ」
雨天的那條哭聲就是下地獄的悲鳴。

「それでは、どうすればいいのですか?」
那你港我是要怎麼搞啊

「亡者が迷わずに地獄へ行けるよう、追善(ついぜん)の供養をしてあげることだ」
你要搞的就是讓他們安心幫地獄下了、幫他們做一條減輕以及消除他們罪業的法事。

「わかりました。ではさっそくにも、供養をすることにします」
那我這就回去開始搞啦。

金右衛門は家に戻ると橋のそばにお経を書いた柱を立てて、お坊さんに亡者の為のお経をあげてもらいました。
右衛門這一回去、就幫橋旁邊插了根寫起了經文的柱子、
再請條和尚到自己屋門口幫忙唸經。


するとその晩から、怪しい足音も、ひそひそ話も聞こえなくなり、雨が降る晩にも、あの不気味な泣き声は聞こえなくなったという事です。
這麼到、再到晚上、腳步啊港話聲音這也都聽不到了、晚上下雨也米得人開始哭了。

おしまい
结束

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