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3月13日の日本民話
(3月13日的日本民間故事)

竜宮の酒
送行酒
・日本語 ・日本語&中国語
むかしむかし、ある男が友だちと山を歩いていると、揺動ヶ淵というところでナタを落としてしまいました。
到好久以前、二男的爬山、這就到了個喊揺動淵的地方、幫身上佩到的刀子落⻗各去了。
「しまった! 大事な仕事道具を!」
這稀爛啦、我鉈刀落底下去的。
男はナタを追って、あわてて淵に飛び込みました。
男的就可惜自己刀、下池子救了。
するといきなり冷たい水に飛び込んでしまったために手足が動かなくなり、男はそのまま沈んでしまいました。
那曉得這水是冰了個卵脬翻天、一下受不了過人麻了、四肢動彈不得、跟自己的刀一起去了。
(このままでは、死んでしまう)
男的就慢慢下沈、曉得自己馬上就要死了。
男がそう思った瞬間、目の前がパッと明るくなり、水の底に立派なご殿が現れたのです。
這就突來的轉機、眼前一亮、好傢伙、前面一條竜宮城。
「こんな所に、なぜこんな物が?」
唉、這池子底下還有這麼條東西啊。
男がびっくりしていると、ご殿の中から女の人が現れて言いました。
裡面一條女的也出來了。
「ここは、竜宮です。せっかく来られたのですから、ゆっくり遊んでお行きなさい」
講男的有幸來這裡、那就過玩幾天算了。
そして女の人は、とてもおいしいお酒やごちそうをたくさん出してくれました。
這就好酒好肉幫人招待到的。
こうして男は竜宮で三時間ほど楽しく過ごし、大切なナタを返してもらうと元の淵のほとりに戻ってきました。
差不多三個鐘頭、男的還是感覺自己的刀更重要些、過又摸出竜宮到原先的地方邏刀去了。
しかし一緒にいたはずの友だちがいなかったので、先に帰ったと思って村へ戻ってみると、何と自分の家で誰かのお葬式をしているのです。
但上岸、和自己一起的人早就不見了、回了屋看到自家屋裡面到跟那個辦喪事。
「まさか、おっかあが!」
男的還以為是自己媽死了。
男があわてて家に飛び込むと母親は無事で、お葬式は自分のお葬式だったのです。
趕快跑回去看情況、才曉得死的人是自己。
男は竜宮で三時間過ごしただけなのに、地上ではすでに三日もたっており、てっきりおぼれ死んだと思った村人たちが男のお葬式をあげていたのでした。
原來是男的到竜宮的三個鐘頭、外面早就過了三日、都以為人是死了去、這就過開始哭喪了。
それから男は元気に暮らし、八十歳まで長生きをしましたが、そろそろ寿命が尽きる頃になると、若い頃に竜宮で飲んだお酒の事をふと思い出しました。
這就活了八十年、男的人也老啦、就快要死的時候、想到了年輕時候到竜宮城裡面吃酒的事。
「ああ、もう一度、最後にもう一度、竜宮の酒が飲みてえなあ」
自己人也要死了、就要最後再滿足下子。
「竜宮の酒を?」
邊上人看到男的念、也不曉得到底是到講甚麼。
「そうだ。もう一度、竜宮の酒が飲めれば、もう思い残す事はない」
男的想全自己遺憾、幫最後酒飲一口再走。
そこで孫たちが泉龍寺の和尚さんに相談すると、和尚さんは空のひょうたんを淵に浮かべて言いました。
男的也有孫了、小卵日們就幫這事跟廟裡面的和尚講、和尚就去了男的當初的池、甩了個空酒葫蘆浮到水上面。
「竜宮の者よ。
以前、そこへ行った男が、この世の最後に竜宮の酒を飲みたがっておる。
どうか男の願いを、かなえてやってくれ」
到池子一面祈禱、口裡面又念了前因後果、也是想跟男的討口酒吃。
すると水に浮いていたひょうたんが沈んでいき、しばらくすると浮かび上がったのです。
眼看到葫蘆這就一沈、過一陣、又一浮。
和尚さんがひょうたんをひろい上げると、中にはお酒が入っていました。
和尚幫葫蘆一撈、裡面有酒了。
こうして竜宮のお酒を手に入れた孫たちが、男に竜宮のお酒を手渡すと、男は満足そうにそれを飲み干して、
小卵日就幫酒跟自己爺提過去、男的一呋、滿意了。
「ああっ、確かに竜宮の酒だ。これでもう、思い残す事はない」
一口幹完、人也過就不帶遺憾了。
と、安らかに死んでいったそうです。
笑到走了。
おしまい
结束
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