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10月3日の日本民話
(10月3日的日本民間故事)
ハチとクモとアリ
我在馬路邊
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むかしむかし、ハチがクモのところへやってきて、
到好久以前、蜂子到蜘蛛他屋去串門。
「クモさん、二人でお伊勢(いせ)さまに、お参りしないか?」
蜘蛛、我兩跑伊勢耍去啊?去不去?參拜討個好彩頭。
と、言いました。
相邀了。
「それはいい、毎日たいくつしていたところだ。さっそく出かけよう」
那去嘛、每天就守到這網子上面卵㫘味的、我們這就出發。
そこで二人は旅支度をして、お伊勢参りに出かけました。
這就一切準備好、蜂子帶到蜘蛛坐飛機、騎自己身上開始出發了。
すると途中で、財布(さいふ)が落ちていました。
「あっ、財布だ!」
但這飛天上、過就半路上、我日!有哪個錢包落地上的!快去撿。
クモがあわててひろおうとすると、ハチが言いました。
蜘蛛這就好著急、要下飛機、但是蜂子不慌不忙。
「だめだめ。わしが先に見つけたんだから」
「うそつけ、わしが先だ」
你慌條甚麼、這包是我先看到的。
甚麼意思?你想要謀我錢啊!
二人は財布をはさんで、けんかをはじめました。
兩條傢伙這就分贓不均開始吵起來了。
「やいやい、お伊勢さまに行こうと言ったのは、このわしだ。わしがさそわなかったら、この財布は見つからなかったぞ! だから財布は、わしの物だ!」
我帶到你免費坐飛機、要不是我你連來都不得來、現在我看到錢了、你講這條是你的、哪有這條道理哦!
ハチが言うと、クモも言い返しました。
蜘蛛這就也開始辯了。
「なにを言うか。わしが地面をはっていたから、財布が見つかったんだ。お前は、空ばかり飛んでいたくせに!」
你坐你條狗雞巴飛機、一點不安全、我怕墜機了、你㫘看到我一直都到地上爬啊?甚麼時候靠過你了?這錢不是我到地上一聲䛥、你根本就不曉得。
「なにをー!」
「やるかー!」
甚麼!
幹一架啊?
二人はとうとう、とっくみ合いのけんかをはじめました。
這就要開始打死人架的時候。
するとそこヘアリがやってきて、二人の間にわって入りました。
突然就爬來一條螞蟻。
「やめろ、やめろ。こんなところで、けんかをしてはじゃまだ」
莫打擾老子半路爬、要打架到其他地方去。
二人がやっとけんかをやめると、アリが聞きました。
兩條傢伙這就認到螞蟻、看這傢伙是要搞條甚麼卵。
「いったい、どうしたというのだ?」
但反而是螞蟻先開的口、問你們兩條是到搞甚麼卵。
「クモさんが悪いんだ。わしの見つけた財布を、先にひろおうとしたからだ」
蜘蛛他想陰老子錢、我看到的錢包他過想幫我謀走起來。
「うそつけ、先に財布を見つけたのは、このおれだ」
謀你媽!這是老子先看到的、不是我講你曉得條狗雞巴!
「なにおーっ」
「なんだとーっ」
你再講一遍啦?
老子講了又甚麼樣?
二人はまた、にらみ合いました。
這過就又開始了。
「わかった、わかった。おれにまかせろ。おれがけんかしないように、ちゃんとわけてやる」
算了、爹來幫你們兩均勻好嘛。
アリはその財布を見て、ニヤリと笑いました。
螞蟻這就幫包手裡面一開、幫幾個銅板一倒。
「うむ。だいぶ、お金が入っているようだ。これは、百文はあるな。でも、人の落とした財布を自分の物にするのはよくないな。ちゃんと、お役所に届けなくちゃ」
錢就零零落落的撒地上碰撞出聲音、數了個一陣、剛好百文、笑上一陣陰笑、好好好、是一百文啊、這錢也大、交到衙門去算了。
「ええっ」
「そんなーっ」
啊!
交衙門去?你癲了啊?
クモとハチは、ガッカリして顔を見合わせました。
蜂子和蜘蛛不愧是一路、這點還是有共識的。
「心配するな。ひろったお金を届けたら、お礼がもらえる。だから先に、わしがお礼はわけてやる」
癲甚麼癲、你們還想分這包裡面的錢啊?我是講逽到原主人、別個到時候肯定有謝禮、我幫你們勻的是這條傢伙。
アリは財布からお金を出して、
我這就先幫這錢過起你們分了、這包就留我這裡了。
「クモさんには九文、ハチさんには八文、残りはお役所に届けよう」
這就蜘蛛分得九文、蜂子得八文、其他的螞蟻講自己去上交。
と、二人に九文と八文を渡すと、アリは残りのあり金を全部持っていってしまいました。
這就過了兩條傢伙錢、螞蟻擓起條包過走了。
どうしてクモが九文で、ハチが八文かと言うと、
クモはク(9)モ。
ハチはハチ(8)。
そしてアリは、アリ(あり)金を全部という事です。
這就怎麼這麼像蜘蛛和蜂子被螞蟻盤了啦、莫是所有錢都進了螞蟻口袋哦?
蜘蛛=く(九)も
蜂子=はち=八
螞蟻=あり=全部
おしまい
结束
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